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免疫力低下の考え方と漢方

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

今週の「再春館製薬所 健康一直線」は、仙頭クリニック・院長の仙頭正四郎先生に、『免疫力低下の考え方と漢方』と題して伺いました。

■新型コロナウイルスについて■
*治す薬がないということが怖さを煽っているようですが、もともとウイルス感染症は薬とウイルスの闘いではなく、身体の力がウイルスと闘って解決する病気なので、薬だけでは命を救えないと思います。身体の力を応援する東洋医学の考え方が自己免疫力を高め、感染や発症を防ぐことに役立つと考えています。

■免疫をどうとらえるか?■
*東洋医学では、免疫を「体表でのはたらき」と「身体内部でのはたらき」に分けて考えます。
*まず「体表」では、侵入されたらなるだけ浅いところで外に向かって押し返して排除するという力が働きます。くしゃみ、はなみず、涙、咳、痰という道具で、細菌や異物を追い払う免疫力です。
*東洋医学ではこれを「肺」が担うと考えますが、これには外に向かう「陽」の力が効いていて、「内側から外に向かう力」がウイルス対策のひとつの鍵になります。
*外に向かう「陽」の反対が「陰」の力。「陰」は英語のinと同じで、内側に向かう力です。細菌やウイルスは陰の流れに乗って侵入します。くよくよ心配する、不安・悩み、暗い気分、緊張が続くことは、陰の状態を強めて、ウイルスを容易に内側に呼び込むことになります。これに対抗するのが陽の力ですから、うきうき気分、嬉しい楽しいワクワク気分、幸せ気分が体表の免疫力を高めます。
*マスク手洗いは侵入を減らせますが、完全に寄せ付けないのは無理ですよね。しかもウイルスは、体表免疫の排除の手段をかいくぐって細胞に侵入します。
*そこで、次は、奥深くに侵入されても、増殖して発症させないように、今度は身体の内側で、東洋医学でいう「腎」の免疫力が作動します。癌に対する免疫力と同じで、外敵を身体の中で封じ込めてやっつけます。
*腎の免疫力を強めるにはには、昼間に身体をよく動かすことと、その分夜に身体を充分休める睡眠が力になります。この腎の力から外に向かう陽の力も提供されています。言い方を変えると、運動や睡眠で強めた腎の免疫力を、ワクワク気分が引き出して、身体に潜んだウイルスをやっつけて、表では追い返すといった格好です。
*同じ環境で生活して同じ程度の細菌やウイルスに接しても、病気になる人とならない人がいるのは、こうした腎や肺の強さが違うからです。結局ウイルスに打ち勝つのは、薬ではなく身体の力なんです。