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「春を予感させる最新韓国インディーロック特集」(高橋芳朗の洋楽コラム)

ジェーン・スー 生活は踊る

音楽ジャーナリスト高橋芳朗さんによる洋楽コラム(2020/03/13)

「春を予感させる最新韓国インディーロック特集」

春を予感させる最新韓国インディーロック特集http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200313123618

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

高橋:本日はこんなテーマでお届けいたします! 「春を予感させる最新韓国インディーロック特集」。1月に台湾のインディーロック特集をしましたが、今日はその韓国バージョンですね。ここ半年ぐらいのリリースからわたくしのおすすめを4曲紹介したいと思います。

トップバッターはセソニョン(Se soneon)です。セソニョンはギターとボーカルを務めるファン・ソユンを中心とする3ピースバンド。2017年にデビューして昨年には日本の音楽フェス『SUMMER SONIC』にも出演しています。今回聴いてもらいたいのは、そんな彼らが2月18日にリリースしたセカンドEP『Nonadaptation』収録の「Midnight Train」。疾走感あふれる、そしてドラマティックかつドリーミーなめちゃくちゃかっこいいロックチューンです。

M1 Midnight Train / SE SO NEON

スー:かっこいい!

高橋:うん、90年代初頭のUKロック〜ギターバンドが好きな方にはたまらないサウンドだと思います。では次、この番組でも何度か紹介しているヒョゴ(HYUKOH)ですね。ヒョゴは2014年にデビューした4人組バンド。彼らも昨年に日本の音楽フェス『FUJI ROCK FESTIVAL』に出演しています。この2月にも来日を果たして、福岡を皮切りに大阪〜愛知〜東京を回る5公演を開催するなど、日本でもすっかり人気アーティストになりました。今回紹介するのは1月30日にリリースしたEP『through love』の収録曲で「Help」。ボサノバ調で始まるんですけど、これが徐々にファンキーなグルーヴを帯びてくる不思議な魅力を持った曲です。

M2 Help / HYUKOH

高橋:終盤のフルートが入ってくるところが気持ちいいんですよね。

スー:最初はボサノバっぽかったのにね。

高橋:ね。それが次第にファンキーなジャムセッション風に展開していくあたり、やはり一筋縄ではいかないバンドです。続いて3曲目はアオル(OurR)。アウォルはキーボード/シンセサイザー担当のイ・フェウォンをリーダーとする3人組。先ほどのセソニョンと同じ男女混成の3ピースです。2018年にデビュー後、昨年12月に初めてのまとまったかたちの作品、7曲入りのEP『I』をリリースしました。今日紹介するのは、その『I』の収録曲で「Floor」。幻想的なドリームポップ調の演奏に韓国的/アジア的情緒のメロディが乗ったセンチメンタルな曲になっています。女性ボーカルのホン・ダヘのかすれ気味の声がエモーショナルでいいんですよ。

M3 Floor / OurR

スー:これはたしかにアジアン情緒がありますね。

高橋:最後はソル(SURL)です。ソルはメンバー全員が1998年生まれの4人組バンド。

スー:みんな若いなー。

高橋:高校のときに友人たちと結成して2018年にデビュー、去年の11月には早くも来日公演を開催しています。韓国インディーでいま最も勢いのある若手バンドと言っていいでしょうね。今日聴いてもらいたいのは、昨年10月にリリースしたセカンドEP『I Know』収録の「People」。空間を活かしたギターの響きが心地よい、まさに春の到来を予感させるような爽やかな曲です。

M4 People / SURL

高橋:最後に今日取り上げたアーティストに関するリリース情報を。日本のレーベル「Bside」が昨年から韓国インディーの注目アーティストの楽曲をアナログ7インチでリリースするプロジェクトを立ち上げています。第一弾では先ほどのセソニョンや以前このコーナーで取り上げたアドイをリリースしているんですけど、3月25日発売の第二弾ではこれもさっきかけたアウォルとソル、あと今日は紹介できなかったブラック・スカーツなどをリリースするそうです。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア。最新1週間のリストは以下です。

3月9日(月)

(11:07) Beauty and the Beast / Bebel Gilberto(「美女と野獣」)
(11:26) Under The Sea / Jacob Collier(「リトル・マーメイド」)
(11:36) Give a Little Whistle / Stacey Kent(「ピノキオ」)
(12:11) Give Me the Simple Life / Beverly Kenney
(12:22) Ill Wind / Rita Reys
(12:51) Blow, Gabriel, Blow / Chris Connor

3月10日(火)

(11:06) Bibbidi Bobbidi Boo / Louis Armstrong(「シンデレラ」)
(11:26) Heigh-Ho / Louis Armstrong(「白雪姫」)
(11:37) Zip-A-Dee-Doo-Dah / Louis Armstrong(「南部の唄」)
(12:10) All That Jazz / Mel Torme
(12:23) What Now My Love / Frank Sinatra

3月11日(水)

(11:07) You’ve Got a Friend (Live) / Donny Hathaway
(11:37) Lean On Me / Bill Withers
(12:11) I’ll Be There / Jackson 5
(12:24) O-o-h Child / Five Stairsteps
(12:50) Brother, Brother / The Isley Brothers

3月12日(木)

(11:06) Swing Little Indians, Swing / Anita Kerr Quartet
(12:13) Can You Tell Me How to Get to Sesame Street / Free Design
(12:25) When the Saints Go Marching In-March / Conjunto 3D
(12:50) I’ve Got You Under My Skin / The G/9 Group

3月13日(金)

(11:06) When Will My Life Begin? / Manday Moore
(12:13) Try Everything / Angelique Kidjo
(12:25) Zip-a-Dee-Doo-Dah / Nellie McKay
(12:50) A Spoonful of Sugar / Kacey Musgraves