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AIで人を騙してしまう「ディープフェイク」について

ACTION

3月12日(木)のACTIONのタネのテーマは「ディープフェイク」です。ディープフェイクとは、AIの技術であるディープラーニングとフェイクを組み合わせた言葉で、真実ではない映像や音声を作ることを指します。今日はディープフェイクについて拓殖大学非常勤講師の塚越健司さんから、「Lifeに出ている、あの塚越さんですか!?」とテンションの上がった羽田圭介さんがお話を伺います。

羽田:ディープフェイクとはどういうものなんですか?

塚越:ディープラーニングという人工知能技術の一つで、たくさんの画像をいろいろ見て、機械学習というんですけど、いろんなものを見てAIが勉強するという技術とフェイクを掛けた言葉ですね。実際には多くはポルノ動画ですね。昔はアイドルコラージュ、アイコラと呼ばれていましたが、芸能の人の顔とポルノ動画を組み合わせるというのもかなり多いです。あと、政治的なものも多いです。たとえば2018年にインドの政権に批判的な女性のジャーナリストがいたんですが、わざとその人のポルノのディープフェイクを作って、「これ以上やると酷いことになるぞ」という脅迫を誰かがネットでばらまきました。

塚越:また、音声でもフェイクを作ることができます。2019年のイギリスのある会社のCEOが電話で騙されました。人の違う声で。それで2600万円を振り込んでしまったという詐欺事件もありました。あと、これからたくさんあると思いますが、口の部分だけを変えて言ってもいない台詞を言わせるということがあります。実際にオバマ大統領に酷いことを言わせるディープフェイク動画がありました。大統領選もありますので、敵陣営を罵倒するディープフェイク動画はこれから作られることが危惧されています。

羽田:技術の進歩と人の倫理が問われることが多いですね。

塚越:これから技術はどんどん上がるので、ディープフェイクはまずい方向に進んでいるので対策は必要ですが、できちゃったものは楽しいことに使おうとする人も一定数いて。これはダイナマイトや包丁と同じ原理で、あるものはあると。そこに罪はなくて、どう運用するかをみんなで社会環境や技術環境を整えて、一部制限や伸ばしたりとかもして、みんなで議論しなきゃいけないですね。

技術が進むにつれ、人の心が問われます。ACTIONのタネ全編はradikoのタイムフリーで。

3月12日(木)のACTIONのタネを聴くhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200312160000

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)