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常温保存食材で、災害に備える「防災食」を知っていますか?

ジェーン・スー 生活は踊る

東日本大震災から今日で9年が経ちます。
改めて、備蓄や避難時の家族との決め事など、確認している方達も多いかと思います。
しかし、災害などで外に出られない、買い物できない、そんな状態になったときに、「家族全員が3日以上対応できる量を備えていない」と答えたのは、8割超。備えていている人も、75%は賞味期限切れの経験があるそうです。そこで、3月11日(水)の生活情報コーナーでは、

「食の備え」

についてお送りしました。「防災食」を提唱している「デイリーストックアクション実行委員会」事務局、岩手県大槌町でボランティア活動を行っている梅沢義明さんにお話しを伺いました。

「非常食」と「防災食」の違い

非常食となると、「非常の時のためにしまっておくもの」というイメージが強いですが、「日常使いできる非常食」を作りたかった。具体的に言うと、スーパーで購入できる「保存期間が数週間~数か月の常温食品」を備蓄食品にする。例えば、レトルト製品や、缶詰。「サバの水煮缶」「水煮野菜」ほかにも「高野豆腐」「真空パックの加熱済み貝類」「だし付きのお揚げ」「乾燥野菜」「魚肉ソーセージ」などなど。このストック食材で料理をし、自分たちが「美味しく食べられるもの」を把握することを「防災食」と呼んでいます。(火や電気を使うものもあれば、使わずに作れるものも、もちろんあります。)

デイリーストックアクションのHPより。こんなに常温保存の食材があります。

なぜ、ボランティアを始めたのか?「防災食」を始めたきっかけ。

もともと飲食店をやっており、仙台エリアにもお店を出していました。名取市の津波の状況をみて、まさにそこに住んでいる従業員の子たちがいて「何かしなければいけない」と思った。東日本大震災で被害を受けた、岩手県の大槌町でコミュニティの支援のために、ボランティアに入りました。また、現地を見て、肥満傾向の子が多いのに驚いたんです。(学校の校庭には仮設住宅がたち運動できない状況だった)菓子パンの配給が中心の生活。そして、アレルギーも気になるけど、言い出せない状況。そこで、加工しやすい「豆」が使えるのでは?と思い、「日常使いできる、普段から食べ慣れた防災食」を考えた。

飲食店をやっていた梅沢さんならではの考え。「豆」は、日本の多くで「郷土料理」として使われているので、身近という点もあり、豆を扱っている「ソイフードマイスター協会」に相談をして、「防災食」を考え始めたそうです。

大槌町の「今」と、被災地のためにできること。

9年前と今の大槌は・・・三陸鉄道の開通で「3.11」から「3.12」に進んだ。ハード面の整備が整った部分もありますが、何もしていない、住む予定のないところもある。新しい街づくりはできるのか、疑問もある。また、被災地のためにできることとして「現地に来て欲しい」ただ、3月11日だけは避けて。東京で三陸のイベントをやっていることもあるので、足を運んで欲しい。

「防災食」を作ってみた!

ここからは、実際に家で試した「防災食」を作ってきました。
デイリーストックアクション実行委員会のHPには、レシピも掲載されていて、気軽にチャンレンジできるようになっています。今回作ったのは「鮭クリームうどん」「高野豆腐でなんちゃってヘルシーキーマカレー」

鮭クリームうどん

高野豆腐でなんちゃってヘルシーキーマカレー

*うどんは、茹でうどん・豆乳・鮭フレーク・乾燥キャベツ・コンソメ・パルメザンチーズ・焼きのり
*カレーは、レトルトカレー・高野豆腐・玉ねぎ・ごはん
全て常温で保存可能のもの!

梅沢さんは、「大きな災い」「小さな災い」ともいっていたのですが、常温食材の備蓄〜調理という考え方は、震災という大きな災害はもちろん、急な体調不良やケガ、今回のようなコロナウイルスの影響で、買い出しにいけない。そんな「小さな災い」のときも役立つ考え方なので、ぜひ、日頃から試してみて欲しい。「子供はこの料理は食べられない」「わたしはどの料理が好き」と非常時に困らないように、少しでも快適に過ごせるように、把握しておきましょう!

▼ちなみに、小倉家では・・・
・サバ缶が不評。・娘2人の中でも好みが違った。
・小さいお子さんがいるので、子供用のレトルトカレーでキーマカレーを作った。意外と旦那さんが好みだった。
・おうちにある常温保存のものを入れて、いろいろとアレンジ。

▼今回の情報は、「デイリーストックアクション実行委員会」のHPに掲載されていますので、詳しく知りたい方は、ぜひ、ご覧ください!