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「復興と音楽」福島県富岡町出身・渡辺俊美×尾崎世界観

ACTION

2020年3月11日(水)で東日本大震災からちょうど9年。今週の「ACTION」ゲストコーナーは東日本大震災をテーマにお届けします。今回は、福島県富岡町出身のTOKYO NO.1 SOUL SET・渡辺俊美さんにお越しいただきました!猪苗代湖ズとしてバンドの形で震災と向き合い続けてきた渡辺さん。尾崎世界観さんと「復興と音楽」というテーマで今の思いを語っていただきました。

尾崎:震災があったときの活動を具体的にお聞きしたいんですけど、当時はどんなことを考えていましたか?

渡辺:家族との連絡が2~3日とれなかったのでそれが心配でしたね。あとちょうど震災の次の日に息子と住み始めたので、まずは息子を大事にすることでした。

尾崎:色々なタイミングだったんですね。

渡辺:それで猪苗代湖ズの箭内さんから連絡があったんです。まず必要なのはお金だろうということで、『I love you & I need you ふくしま』をチャリティーソングにして福島に届けようではないかということで活動しました。東京で電気使うのはいかがなものかということで、名古屋でレコーディングしましたね。

尾崎:今より自粛ムードでしたもんね。その時のレコーディングの雰囲気とかどうでした?

渡辺:不安…なんかこんな気持ちで録音したのは初めてだったから。

尾崎:そうですよね。普通レコーディングって新しいものが生まれる瞬間だからすごくワクワクしてポジティブな感じですよね。

渡辺:そう。だから不思議な、モヤモヤした感じでレコーディングしました。届け!っていう気持ちもありましたね。結局、この歌を歌って喜ぶ人と、思い出すから聴きたくないっていう人がいて。

尾崎:そういう意見もあるんですね。

渡辺:あります。売名行為と言われたり…そういう意味では葛藤はありました。でも当時は、「やらないよりは!」という気持ちでしたね。

尾崎:歌で勇気づけていってお金が集まったり状況が変わったりしたけど、そういうなかで「もう聴きたくない」と言われても消すこともできないから、複雑ですけどそういう意見も分かるし…。

渡辺:でもここまで歌うと、実際には応援の歌からラブソングになって最終的に2~3年後くらいには演歌になりましたね。

尾崎:受け入れられ方が変わってきたんですね。

渡辺:戦争の時もそうだけど、歌っちゃいけないというのから生まれたのが演歌だったりするので、そういうふうになればいいなと思ってました。

尾崎:俊美さんのなかでも手応えはありましたか?

渡辺:ありました。最初は歌いたい気持ちがあったんですけど、途中から「歌っていいですか?」って聞くようになりました。

尾崎:そんなこと想像できなかったですよね。求められてたミュージシャンが歌っていいのか聞くって異様な世界ですよ。でもそれくらいあの当時は、当たり前のことにためらいましたよね。

「復興と音楽」福島県富岡町出身・渡辺俊美×尾崎世界観。まだまだ続きます!GUEST ACTION全編はradikoのタイムフリーで!

3月10日(火)のGUEST ACTIONを聴くhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200310163250

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)