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  • コラム

【若狭湾の日】日本で唯一の研磨炭職人がスタジオに登場!

若狭湾の日

TBSラジオ「爆笑問題日曜サンデー」(日曜午後1時~)で毎月放送されている「若狭湾の日」は、福井県・若狭地域の話題が盛りだくさんの内容です。2月23日(日)の放送には、いつもとはちょっと違った若狭の特産品が登場。若狭が誇る「研磨炭」の実力に、スタジオには歓声が沸きあがりました。

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消臭剤や調湿剤としても使われている木炭。ご家庭でも市販品を利用している方は多いと思います。木炭は昔から、日本人には身近なもの。全国に、木材を焼いて炭にする炭焼き小屋があり、炭焼き職人が活躍していました。ちなみに、スタジオジブリ制作のアニメ「平成狸合戦ぽんぽこ」にも、炭焼き小屋が登場するシーンがあります。

大飯郡おおい町の名田庄(なたしょう)地区は、かつて炭焼きが盛んに行われていた場所。ここで生産される木炭は品質もよく、「若狭炭」として関西方面に出荷されていました。

ところが、燃料の主役が木炭から石油に代わったことで若狭炭の生産者は激減、さらに輸入の安価な炭が入ることで、衰退してしまったのです。

そんな、日本人の暮らしに欠かすことができなかった木炭の伝統を支え、普及に努めているのが、この日のゲスト、「名田庄総合木炭」の木戸口武夫さん。選木から製炭までを一貫して行う製炭師で、厚生労働大臣から卓越した技能者に与えられる「現代の名工」の一人でもあり、2019年の秋には、その道一筋に励んだ人を称える黄綬褒章も受賞されています。

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スタジオに木戸口さんが持ってきてくださったのは、家庭で使える「研磨炭(けんまずみ)」。
文字通り、モノの表面を磨くための木炭です。年輪幅を利用し、サンドペーパーや砥石では磨けない精密機器を優しく磨くことができることから、漆などの美術工芸品の磨きに重宝されてきました。

難しいウンチクは抜きにして、まずは実演! 実際に汚れたコンロを研磨炭で優しく磨くと……、「あー!」「何これ!?」「えーっ」と、スタジオ内にどよめきが。一瞬にして汚れが落ちていくのを目の当たりにし、爆笑問題のお二人もすっかり目が釘付けになってしまいました。

木戸口さん曰く、「お風呂の鏡のウロコやIH調理器の汚れも取れますよ。研磨炭はガラスよりも柔らかいので、鏡を磨いても傷まないし、研磨炭を砥石で削って繰り返し使うことができるんです」。軽くて小さいのに重宝するうえ、なんてエコなアイテム!

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その実力を目にし、太田さん、田中さんも、「どうやって研磨炭を作るんですか?」「普通に木材を焼いたら研磨炭になるの?」と、興味津々の様子。「この研磨炭は、原木である日本油桐を蒸し焼きにして作ります。でも、原木も減少し、研磨炭を作るのは、日本では私一人になってしまいました」と木戸口さん。

目下、木戸口さんは、その大切な文化を継承するべく、炭焼き体験活動にも力を入れています。みかんや松ぼっくり、栗などがそのまま炭になる工程を体験することはなかなかできるものではなく、参加者には大好評なのだそう。地球温暖化が問題となっている今、二酸化炭素を吸収する木を育てることや、その木を使って生活に便利な木炭を作る技術(木を蒸し焼きにするため、二酸化炭素を出しません)を知ることは、環境や未来を考えることにもつながりそうです。

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ちなみに、目下、「名田庄総合木炭」では木戸口さんの息子さんが製炭師として修業中。若狭炭や研磨炭の継承が期待されています。

今月のプレゼントは、番組でも実演した家庭用研磨炭に加え、バーベキュー用木炭(火付けがよく、長持ちします!)と、入浴剤(身体がぽかぽか温まります!)や家庭菜園(植物が健康に育ちます!)に使える木酢液がセットに。その威力を、ぜひご家庭で試してみては?

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