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役を通して映す作者の想い【青鬼の褌を洗う女】

ラジオシアター~文学の扉

毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】

先週に引き続き、ゲストに俳優の鈴之助さんをお迎えして、今週は、坂口安吾の【青鬼の褌を洗う女】をお届けしました。

さて、2度目ともなると更に息ぴったりなお二人。
「サチ子」と「専務」の、のっぴきならない微妙な距離感も、スッと入ってくるお二人の会話運び、そして今週は何と言っても、「墨田川」という”愛されキャラ“にはスタッフ含めて現場は大盛り上がり。
「専務」も「墨田川」も、共に「サチ子」を愛する2役ながら、アプローチの仕方は全く違うので、それを声だけで演じ分ける鈴之助さん。
一方朋子さんは、同じ「サチ子」役ながら、相手が変わればガラッと「サチ子」の纏う雰囲気が変わる。妙技です。
個人的には、先週まで遡り、「女」役との演じ分けも一緒に聴き比べると、更に感動するのでお勧めです!

2週に渡って触れた「坂口安吾」の世界。
こうして聴いていると、「坂口安吾」は、女性を通してその時代背景や俗世的なものを表現しようとしたのか、一捻りも二捻りもある登場人物たちに、そんな気がしてしまいます。
その対面にいる男性の登場人物たちも又、魅力的なキャラクターたちばかりです。
是非、この機会に原作もお手にとってみて下さい。

さて、ここからは、鈴之助さんの読書についてのお話です。
教科書にも載っている「スイミー」が、自分にとっては特別な1冊だとお話しされる一方で、ホラーやオカルト系の本もお好きでそうで、夜寝る前に怖い話を読むとよく眠れると…、残念ながら現場では同意は得られませんでしたが(笑)、愛好家ならではのちょっぴり変わった読み方も。

ラジオドラマはひと作品で何役もやれるから楽しいと、それぞれの役にこだわり抜いてマイクの前に立たれ、そして、ユーモアで現場を素敵な雰囲気にもされる鈴之助さん。
有難うございました!

p.s  収録には靴を脱いで裸足で臨まれていました!

それでは、また文学の世界でお会いしましょう!

By 北村健人

 

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