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放送中

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赤川次郎さん ラジオ生放送に初登場!

久米宏 ラジオなんですけど

TBSラジオで毎週土曜日、午後1時から放送している「久米宏 ラジオなんですけど」。
6月18日(土)放送、スペシャルウィークのゲストコーナー「今週のスポットライト」では、作家の赤川次郎さんをお迎えしました。

赤川次郎さん

ラジオの生放送へは初出演! 名前もお顔も作品もこれだけ国民的に知られている赤川さんですが、そのお声を、しかも生放送でお聞きになるチャンスはそうめったにありません。完全な夜型人間で普段起きるのは午後3時か4時頃という赤川さんが、昼間の2時の生放送番組に出ること自体、ほとんど奇跡的。「もしニセモノが来て『赤川です』って言っても、誰も分からない。ホントに赤川さんですよね?」と久米さん。大丈夫です、まぎれもなくご本人でした!

久米宏さん

赤川さんは1948年、福岡県生まれ。お父様が元満洲映画協会、東映プロデューサー(赤川孝一さん)で、赤川さんは会社の試写室の上の2階で生まれました。それで小さい頃から東宝のチャンバラ映画を見て育ち、時代劇が大好きなんだそうです。ユーモラスで軽妙なミステリーをお書きになっている赤川さんが時代劇の大ファンというのは面白いですね。東宝の時代劇をずっと観て少年時代を過ごして来た久米さんと東宝時代劇スターの話で盛り上がりました。

赤川さんは日本機械学会の事務局に勤務していた1976年、『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、作家デビュー。1978年、『三毛猫ホームズの推理』が大ヒットし、作家専業となりました。作家生活40年を迎えた今も、驚異的なペースで作品を発表しています。これまでの著作はまもなく600冊、発行部数は3億3千万部以上! だいたい1年間に10数冊、多い時には1年間で24冊の新刊を出していたことも。原稿は1時間に10枚、5~6分で400字詰め原稿用紙を書き上げてしまうというのですから人間業を超えていますね。しかも驚くことに、筋書きをあらかじめじっくり練っているのではなく、「思いつくまま」書いているそうです。書きなきながらご自身も読者と同じように早く物語の先を知りたい、だからどんどん書けるんだとか。

スタジオ風景

赤川さんはこれまで社会に対して思うところをエンターテインメント作品に仕立てて発表してきましたが、東日本大震災以降は政治やメディアに対するダイレクトな批判を積極的にお書きになるようになりました。2015年に発表した社会派サスペンス『東京零年』では、あらゆる自由が国に管理された社会を描いています。近未来の日本を警告するつもりで書いていのに、現実がフィクションに追いついてしまったと赤川さん。言論統制の動きを見せる今の政権にはかなり批判的。また返す刀で、そうした政権を批判すべきなのにすっかり萎縮してしまっているメディアの姿勢も厳しく指摘しました。権力に統制されることが何よりも嫌いで、そういう力が働くことには徹底して戦う気持ちが強いという赤川さん。やわらかな物言いの中に、強い反骨精神が垣間見られました。

「三毛猫ホームズの遠眼鏡」「東京零年」


赤川次郎さんのご感想

赤川次郎さん

好き勝手なことを話してしまって申し訳ありません(笑)。久米さんが相手だと、何をしゃべってもいいような気がしたので。

久米さんとお話しするのは初めてでしたが、もしかしたら昔一度、お会いしたことがあったかもしれません。歌番組をのぞきに行った時に久米さんがそこにいらしたかも…。