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新型コロナウイルス、受診の目安発表を受けて

森本毅郎 スタンバイ!

新型コロナウイルスの感染が広がってきたことを受けて、政府・厚生労働省が医療機関を受診する目安を発表しました。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!2月19日(水)は、『新型コロナウイルス、受診の目安発表を受けて』というテーマで近堂かおりが取材をしました。

★どのくらいの発熱で会社を休みますか?

厚生労働省が示した医療機関を受診する目安は、【風邪の症状がある場合は会社や学校を休んで外出を控える】【風邪の症状や37・5度以上の発熱が4日以上続くか、強いだるさ・息苦しさがある場合は、全国の都道府県にある『帰国者・接触者相談センター』に相談】ということになっています。そこで、実際にはみなさんは、普段なら何度ぐらいの発熱で仕事を休もうと思うのか。きのう東京・新橋で伺ってみました。

60代男性
「37度5分ぐらいじゃないですか、休もうと思ったら。熱っぽいのは何となく分かりますよね、喉が痛かったり。しんどいでしょう、きっと。そのぐらいだと休んじゃうかな。ほかに迷惑がかかっちゃうからね。」
40代男性
「37度5分。37度ちょっとはなんともないので。(37度5分だと?)体が動かない。」
20代女性
「38度。平熱が高めなので、37度台なら仕事に行きますね。(これはもう頑張れないというのは何度?)38・5度。」
30代男性
「ぼく個人で言うと39度。平熱が36度9分ぐらい。39度はさすがに休んで、38度前後なら行くかな。」
50代女性
「36度5分を超えるとだるい感じかも。平熱は36度くらい。たぶん、36度前半だと大丈夫。36度5分を超えるとだめかなって気がします。」

『普段なら37・5度の熱があっても休まない』とか、『37・5度くらいだと気がつかないかもしれない』という方が結構いました。(きのうの新橋では、我慢強い人が多かったのか?でも無理は禁物ですよ。)普通の風邪の発熱ならばまだしも、新型コロナウイルスとかインフルエンザに感染しているのに、同じように考えて行動するとなると・・・ちょっと心配です。周りの人にうつしてしまいますからね。

★風邪の症状がでたら、会社は休めそう?

では、普段なら頑張って出勤してしまう【ちょっと風邪かな…】という状態で、実際にみなさん、仕事は休めるのでしょうか?

●「うちはちょっと具合が悪かったら、最近コロナウイルスもありますし、なるべく無理はするなと言ってくれている会社なので、そのへんはすごくいいですね。」
●「多いです、割と。無理して出てないんじゃないですか。休みやすいかな。」
●「結構、休めないと思います。自分のところは休めますけど、休めない人は多いんじゃないかな。37・5度だと言いにくいかもしれないですね。」
●「休むなんてありえない。誰か代わりがいるの。だからコロナは怖い。」

比較的大きな会社や、ベンチャー系などは、無理せず休んでいいと会社のトップが指示をしていて、比較的休みやすそう。

一方、「ちょっとの風邪なら頑張って外回り!」という雰囲気の職場の方は、今回の新型コロナウイルスの件で会社が「休みなさい」と言っていても、なんとなく気が引ける・・・という声があった。(でも、感染のリスクを考えたら、休んだほうがいいですよ)

また、人手不足で困窮している会社の社長などは、「休まれると代わりがいないから困る」と嘆いていました。だから、どうか風邪ぎみの人が出ないでくれ!と祈りつつ仕事をしている、といった状況。だからコロナは怖い、というのは、とても実感のある言葉だな、と思いました。

★あなたの会社は何かお達しがありました?

会社で何か新型コロナウイルス対策が始まっているか、関連のお達しなどがあったか、ということも聞きました。

●「きょうまさに出ました。もし感染症があったらすぐ上司に連絡しなさいと。それから、大勢の飲み会とか人が集まる場所はなるべく行かない。お客さんから誘われていても断る。今年のうちの会社の新年会は中止になりました。」
●「会社としては、もし事務所に来なくてもいい人は自宅でやってもいいですよというのは出てます。テレワークといわれている。マスクはいま会社にストックがあるので一人、一日1枚使っていいよと。」

総務部などが以前からストックしておいたマスクを配り始めた会社がありました。また、大人数の会議を中止したり、海外出張をしばらく見合わせたり、外国人の上司の来日を中止したりという会社もありました。ただ、きのう新橋でお声を伺った限りでは、日常生活への不安はまだそこまで大きくなっていないという印象を受けました。

★仕事への影響が気がかり

しかし、一方で、仕事や経済への影響を心配する声が聞かれました。

●「ぼくは農業関係で地方から来てるんですけど、農業は冬の時期は農作物が作れない時期が多いんですよね。ですのでこういう時期に大きな会合というは入りやすい時期でして、今回も全国大会という規模でやったんですけど、大事を取ってという感覚で地方から来る方も警戒されていて、3分の1ぐらいは休まれてます。ぼくも30年ぐらいはいますけど初めてです、本当に。」
●「イベントや催事の中止の検討がされたり、知り合いの会社では実際に中止になったり、という話も聞くので、
そういった意味では経済活動の停滞のほうが気がかりになっています。」

新型コロナウイルスについては、政府の対策が後手に回っている印象を持つ人も少なくないので、そのあたりも、街のみなさんが不安を抱くことにつながっているのでは?と、きのう街でお声を伺って感じました。

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。