お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • お知らせ
  • 放送ログ
  • 音声あり

【予告編・音声配信】「AI時代の死者との付き合い方」2020年2月23日(日)25時〜TBSラジオで生放送▽「デジタル技術で死者を”蘇らせる”ことについて、あなたはどう思いますか?」【文化系トークラジオLife】

文化系トークラジオ Life ニュース版

「AI時代の死者との付き合い方」予告編(33’10″)

2月23日(日)25時〜=2月24日(月)午前1時〜
「AI時代の死者との付き合い方」

出演予定:鈴木謙介(charlie)、速水健朗、吉川浩満、永田夏来、倉本さおり、海猫沢めろん、塚越健司、村山佳奈女、斎藤哲也、宮崎智之、花井優太ほか

予告編の出演:鈴木謙介(charlie)、速水健朗、倉本さおり、斎藤哲也、宮崎智之、長谷川裕P(黒幕)

ラジコではインターネットで放送同様、音楽も聴けます。

※ツイキャスでも中継します→ http://twitcasting.tv/life954

===

charlie(鈴木謙介)です

昨年末に放送された紅白歌合戦で話題になった「AI美空ひばり」。故人のデータを用いて、あたかも現代に蘇ったかのような表現が賛否両論を呼びました。2月に入って、韓国では幼くして亡くなった娘とAR(拡張現実)技術を用いて「再会」する動画がSNS上で話題になりました。(https://www.afpbb.com/articles/-/3268475

実は僕自身、講義で受講生同士にディスカッションしてもらうテーマとして、この問題を取り上げたことがあります。6年前ほどのことですが、その頃には「可能性」の話だったものが、現実のものになったわけですね。言い換えると、必ずしも社会的な議論が深まらないまま技術だけが進歩し、「ここまで可能になった」ということを目にする機会が増えているのだと思います。

欧米社会のように「生命の定義」とか「人間と人間以外の境界線」について考える宗教的な背景があると、必然的に議論も深まるわけですが、日本だと「望む人がいるならそれでいいんじゃないか」となりそうです。ただこれはもう少し大きい問題でもあります。臓器移植が可能になったことで「脳死状態になったときに臓器の提供を望むかどうか」について意思表示を迫られるようになったのと同じで、「自分が死んだときに、遺されたデータを活用して『蘇る』ことを認めるかどうか」「亡くなった人のデータを遺された人が活用していいかどうか」について意思決定を求められるようになると考えられるからです。

確かに最先端の技術を駆使して立体映像やARとして「蘇る」のは現実感がないかもしれません。けれど僕たちは既に、「亡くなった人のブログやSNSの投稿を見ていると、まだ生きているような気がする」という経験をしているはずです。死んでしまったらすぐにSNSのアカウントを消して欲しいと思う人がいる一方で、遺された周囲の人は「気持ちの整理がつくまでは残しておいて欲しい」と感じるかもしれない。生命体としての死ではなく、「社会的な死」のラインをどこに引くかという問題が、そこには見え隠れしています。

というわけで今回のLifeでは「AI時代の死者との付き合い方」をテーマに、いま考えなければいけないことが何なのかを整理していこうと思っています。技術の進歩に対して、まだまだ僕たちは「何が問題になるのか」ということすら突き詰められていない。なので、まずは大きな状況を見渡すところから始めていきたいところですね。

リスナーの皆さまからも、AI美空ひばりが議論となり、今後さらにテクノロジーの発展が見込まれる中、「デジタル技術で死者を”蘇らせる”ことについて、あなたはどう思いますか?」というテーマでメールを募集します。自分だったらデータを使われるのは嫌だとか、むしろデータになって不死の存在になりたいとか、ご自身のお考えをお聞かせください。

メールアドレスは life@tbs.co.jp

ぜひお早めに!

===

鈴木謙介
『誰もが時間を買っている「お金」と「価値」と「満足」の社会経済学』

※Lifeのスポンサー、VALUE BOOKSさん→「本を選び、詰めて、送る。選ばれた本を、しっかりと買い取るサービス。」買取申込の際、キャンペーンコード「LIFE954」を入力してください。Life×バリューブックスの特製ボールペンをプレゼント!
http://valuebooks.jp

Life×バリューブックス特製ボールペン