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誰でも日本代表のチャンス?!「ベースボール5」とは

森本毅郎 スタンバイ!

今日は誰でも日本代表になれるチャンス!「ベースボール5」というスポーツ競技について、2日17日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で、レポーター田中ひとみが取材報告しました。


今年は東京オリンピック・パラリンピックが行われ現在も各競技で日本代表争いが続いていますが、きょう取り上げるのは、「ベースボール5」と言うスポーツです。まずはどんなスポーツ競技なのか?全日本野球協会・専務理事の長久保由治さんに聞きました。

★5対5のミニチュア野球「ベースボール5」

全日本野球協会・専務理事 長久保由治さん
ボールが1つあればできる競技で、ピッチャーもキャッチャーもいらず、5対5で争う野球です。バッターは自分で軽くトスをして、手で打っ、一塁・二塁・三塁と駆け抜けて得点になる。ライナーやフライを取ればアウト。ホースアウトもあって野球のルールと変わらない。このゲームで必要なのは、5人の人間とボール一つだけ。

1チーム5人で戦うから「ベースボール5」。バットもグラブも無く、ボールさえあればできる競技です。試合で使うボールのサイズは大体テニスボール位の大きさ。ゴムでできていて、柔らか目。よく弾みます。

森本毅郎スタンバイ!

ボール

森本毅郎スタンバイ!

柔らか目とはいえ、これを素手でキャッチすると考えると、ちょっと痛そうです。。

そして、競技を行うフィールドもコンパクト。塁間が13メートルで、野球の半分ぐらいの敷地でプレイできます(屋内でも可能)。守備は5人全員で守る形になり、野球で言う1塁、2塁、3塁、ショート、それにセンターがいるイメージです。さらにキャッチャーがいないので、点が入りそうな時は誰かがホームまで走っていって守らなければなりません。

一方で攻撃側のバッターは、グラウンドに向かって“グー”か“パー”でノックのように打ちます。

もともとは、ベースボール5はキューバの路地裏が発祥ということですが、2017年に「世界 野球・ソフトボール連盟」の総会で正式競技として発表され、今年初めてアジア大会や世界大会も開催される新しいスポーツとなりました。

★懐かしの“手打ち野球”

そんな中、街で皆さんにお話を伺うと、日本人には馴染み深いスポーツと言えそうなんです。

●「やってました小学生とか。ボールしかないからやる、バットとかないから。(競技になったの知ってます?)全然知らない。
●「手打ちやったよね。バット無くて手で打つやつ。バッドがあるときはバットを使ったけど、無い時は手打ち。
●「子供の時だよね。最近なんか流行ってんでしょ。
●「小さい頃に近所の子を集めて三角ベースで。グラブもいらないしベースも石ころで。

ベースボール5とは若干ルールの違いはありますが、多くの人が子供の頃に一度は手打ち野球(手で打つ野球)を経験していました。さらに、「手打ち野球」「ハンドベース」「バウンドベース」など呼び名も様々。また、ピッチャーの投球はノーバンだったりワンバンだったり、1塁と3塁しかない“三角ベース”など、地域や年代によって色々なローカルルールで楽しんでいました。

★映像を送って日本代表になろう

このように、ベースボール5も日本人にとっても少なからず馴染みがあると言えそうですが、実は先週土曜(2月15日)から、ユニークな形で日本代表に向けた選考がスタートしていました。再び長久保さんのお話。

全日本野球協会・専務理事 長久保由治さん
「デジタルチャレンジ」と言って、こちらの決めたテーマの映像をサイト上にアップしてエントリーして頂く。それがトライアウト(適性検査)の第1弾になる。その中から優れている人をピックアップして、実際に3月に来て頂いてプレーをしてもらい、代表を決める。まず今年は4月にマレーシアでアジアのチャンピオンを決める大会がある。この上位3チームが12月にメキシコと行われるW杯の出場権を獲得できるという流れ。
森本毅郎スタンバイ!

動画応募による日本代表選手の審査・選考「デジタルチャレンジ」

デジカメやスマホで撮影した動画を専用サイトから送ると、それが一次選考になるそうです。この「デジタルチャレンジ」は、8名1チームの応募。アジア大会は男女混合のミックスチームで行う事もあって、基本的に男性4人、女性4人のチームでの応募となります。

また、1次選考に応募するには他にも若干の規定があるようですが(※)、基準さえ満たせば誰でもチャレンジすることが可能。つまり、多くの人に門戸が開かれた選考会であり、アジア大会で勝ち上がれば世界大会出場も夢ではありません!(1次選考の締め切りは3月9日)

※「応募者の半数以上が、これまで全日本野球協会の加盟団体もしくは日本ソフトボール協会に属する団体に選手登録している、もしくはしていた者とする」など。

★オリンピックに野球を!

さらにベースボール5は、2022年の夏の「ユースオリンピック・ダカール大会」でも正式競技として採用が決まるなど、世界的にも広がりを見せているんですが、世界各国の動きには大きな目標があると、最後に長久保さんは教えてくれました。

全日本野球協会・専務理事 長久保由治さん
国際連盟もそうだが、ご存じのように野球とソフトは北京五輪から競技から外れて、東京五輪で復活したものの、次回のパリでは外れて非常に残念で悔しい思いがある。毎回、野球とソフトが五輪のコア競技に出来るような下地を作るために、多くの人達に野球っぽいこの競技を知ってもらって、体験してもらって、「本格的な野球も面白そう!」というお子さんが増えればと考えてこれからやっていきたい。
森本毅郎スタンバイ!

長久保さん

なんとかオリンピックで野球を根付かせたい…。その入り口がベースボール5ということです。まずはこれを身近に感じてもらう為に、ベースボール5の体験会なども企画していきたいということでした。

田中ひとみ

田中ひとみが「現場にアタック」でリポートしました!