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ポイントは、こまめな手洗い・マスク・うがい・十分な睡眠・栄養のバランス!【新型コロナウイルス対策】

ジェーン・スー 生活は踊る

新型コロナウイルスの流行がニュースになっています。「どんなウイルスなの?」「対策はどうすればいいの?」「除菌グッズは何を選べばいいの?」そんな疑問を解決したい!ということで、2月5日(水)の生活情報は「ウイルス」について、改めてお勉強。 月1水曜レギュラーの賢者たち!医師で医療ジャーナリストの森田豊さんや、家事掃除アドバイザーの藤原千秋さんに「ウイルスの基本情報」「対策方法」「消毒方法」を伺いました。

あなたの知ってるウイルスの種類は?

有名なところで、インフルエンザ、ノロウイルス、風邪、ヘルペス、帯状疱疹、肝炎ウイルス、水ぼうそう、コロナウイルス、RSウイルスなど。ウイルスは、細菌の50分の1程度の大きさで、とても小さく、自分で細胞を持ちません。(細菌とウイルスは違います!!)ウイルスには細胞がないので、他の細胞に入り込んで生きていきます。ヒトの体にウイルスが侵入すると、ヒトの細胞の中に入って自分のコピーを作らせ、細胞が破裂してたくさんのウイルスが飛び出し、ほかの細胞に入りこみます。このようにして、ウイルスは増殖していくんです。
ちなみに、ウイルスは大きさや仕組みが細菌と異なるので抗菌薬(抗生剤、抗生物質)は効きません。抗ウイルス薬はまだ少数しか開発されていません。(開発されているのは、ヘルペス、インフルエンザなど。)

MERS、SARSもコロナウイルス

そもそも、これまで人に感染する6種類のコロナウイルスが分かっていました。
そのうち、4種類は軽い普通の風邪の原因。そのほかの2種類は、MERS(中東呼吸器症候群)、SARS(重症急性呼吸器症候群)で、終息しました。今、話題になっている新型コロナウイルスは、7種類目のコロナウイルス。感染しても無症状から、軽い風邪、肺炎まで様々な症状となります。症状だけで、他の風邪や肺炎と鑑別は困難です。海外(主に中国武漢)渡航歴、感染者との濃厚接触歴がないと、医師はこの病気を疑えません。

また、インフルエンザや風邪と同様、飛沫感染、接触感染で人から人にうつります。一般的には、2メートル以内の距離で、しばらくの時間一緒に過ごすことでうつると考えられていて、街ですれ違ったりしただけでは感染しないと考えられるそうです。

十分な睡眠と栄養のバランスがポイント!

対策のポイントは・・・こまめな手洗い、マスクはもちろん、うがい、十分な睡眠と栄養のバランス!
森田先生によると、特に、新型コロナウイルスにかかっても、無症状、軽症、重症な人など、様々な人がいるのは、それぞれの人の免疫力の違いと考えられています。高齢者や持病のある人が重症化しやすいことからも、十分な睡眠と栄養のバランス、持病の管理は大事。

インフルエンザ・RSウイルス・コロナウイルスは、咳のしぶきによる飛沫感染、もしくは手などについたウイルスが口、鼻、目などから入る接触感染の両者により感染します。飛沫感染には、マスクが有効で、接触感染には、手洗いが有効。そのほか、こまめにお茶を飲んだり、換気をするのもよいそうです。

ちなみに、「マスクはメリハリ」です。きちんとフィットした状態で長時間過ごすのはなかなか辛く、息がしにくく、圧迫感があります。人混みに行く時はキチンとつけ、人と人の距離が2メートル以上あるような公園などでは、多少隙間があったり、ラフにつけてもよいそうです。

ほかにも日常生活でできることは・・・
「大量の水で洗うこと」「石鹸やシャンプーを利用すること」でウイルスを取り除くことができます。インフルエンザ予防にこまめな歯磨きが有効ですが、ノロウイルス以外にも効果はあるそうです。

除菌は、消毒用アルコールでは不十分?

実は「人と物で消毒の仕方が異なること」をご存知でしょうか??
厚生労働省のHPによると、
手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、
物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。
とあります。

このことについて、家事掃除アドバイザーの藤原さんにお伺いすると・・・
・手などの皮膚には「消毒用アルコール」=「消毒用エタノール」(これを主成分とした皮膚用の消毒剤)
・「次亜塩素酸ナトリウム」は、カビキラーや、キッチン泡ハイターといった商品の主成分。これは、皮膚につくとその強アルカリ性のため皮膚の表面のタンパク質が溶けてしまい、危険。
→テーブルや机、スイッチプレートやドアノブなどといった、人の手が触れやすく、色々な素材でできている物に対しては、変色や脱色の可能性があることを了解して使用してください。

消毒用アルコール(70%)の「70%」って?

この、消毒用アルコール(70%)の「70%」は、エタノールが適切に希釈された目安。ジャスト70%でなくていいのですが、この濃度を目安にしてください。次亜塩素酸ナトリウムの方は濃すぎると毒性が強すぎるので、こちらも「0.1%」の適切な希釈で使うようにしてください。

ちなみに、藤原さんに商品のオススメや使い方を伺ったところ・・・
手に関しては、消毒ジェルなどを使うのもいいのですが、まずは「石鹸でしっかり手洗い」を1日に何度も行うこと!消毒ジェルやスプレーの成分である「消毒用エタノール」や「ベンザルコニウム塩化物」は、手の皮膚を荒らす側面があるので注意してください。あえて使うとしたら、できれば「消毒成分」に加えて「保湿成分」が入っている一般向けの商品がいいのではと思います。とのこと。

お二人の話をまとめると・・・ウイルスの対策は、
*マスクはもちろん、うがい、十分な睡眠と栄養のバランスを大事に!
*手は「石けんでの手洗い」を優先!
*ものは「手が触れるところを中心に、次亜塩素酸ナトリウムで拭くなどして消毒」
と考えましょう!

不安になることばかりだと思いますが、不安になりすぎず、適切に心配をして、備えていきましょう!