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羽田圭介「年を重ねても自分が没入できる何かを見つけるべき」

ACTION

TBSラジオ「ACTION」。1月30日(木)のパーソナリティは、作家の羽田圭介さん。オープニングトークでは、ジムでトレーニングをしているときに羽田さんが見たある光景から話が膨らんで・・・。

羽田:色々トレーニングしてたら、近くで女性と男性トレーナーのしゃべり声が聞こえたんですよ。で、その女性がトレーナーに「私のこと何歳に見えますか~?」って言ってたんです。

幸坂:すごい質問ですね(笑)。

羽田:トレーナーさんが、「えっと・・・29歳くらいですかね?」って言ったら、「そんなに若くないわよ~!」って。トレーナーさんがまた「でも、MAXで32歳くらいですよ!」って言ったら、「やだ!そんなに若くないって~!」っていう。僕はその時、そんな質問する人はそんなに若くないだろうなと思ったんです。

幸坂:たしかにそうですよね。

羽田:その会話の終盤で「私、38歳なんですよ~!」って言ったんです。トレーナ-さんも「そんな見えないです!」って言うしかないじゃないですか。実際に見たら、まあ38歳だろうなっていう見た目だったんです。

幸坂:じゃあトレーナーさんは10歳くらい若く言って・・・。

羽田:トレーナーさんに気を遣わせちゃってるんですよね。だから、見た目は38歳だけどその質問をする内面は40~50代だなって思ったんです。

幸坂:なるほど・・・。

羽田:人間って若いか老いてるかって写真だけで判断するわけじゃないじゃないですか。実際に対面して、仕草とか声とか話してる内容で判断するわけです。見た目だけ若くしても、一つの仕草で見た目と年齢の不自然さが際立つなら、見た目と中身が@@@ってるほうがマシじゃないかな(00:05:10)と思うんです。だから、人間って若く見える必要あるのかなってすごく思いました。

幸坂:若作りしても心が伴ってないとですよね。

羽田:その質問も、笑えるレベルなら良いと思うんですよ。図々しい態度っていうのはそうした方が生きやすいからですよね。その人にとっては生きやすくするための進化かもしれない。

幸坂:そうですね!

羽田:でも、良い老いと悪い老いってあるんじゃないかなと思って。たとえば、若いうちって経験が少なくて無知だから、やることなすこと夢中になれるじゃないですか。恋愛したり、自分が主人公で当事者になって夢中になれる。

幸坂:キラキラしてますよね。

羽田:でも、年重ねると経験した分そういうの減ってきて、自分が当事者になって没入できることって減ると思うんです。

幸坂:うんうん。

羽田:今ってスマホさえあれば広く浅く楽しめる世間になったと思うんですが、年取って経験重ねても何かに没入できる人って少ないんじゃないかと思って。たとえば、なんでみんなこんなに芸能人のニュース気にしてるんだろう?って思うんです。

幸坂:ありますよね・・・。

羽田:感染症とか政治の話だったら、自分たちの生活に関わることだから目を光らせるのも分かるんですよ。でも芸能人の話ってどうでもよくないですか?それってたぶん、自分に没入できるものがないから、他人がやってることを気にしちゃうんだと思うんですね。関係ない他人の人生に口出ししてるうちに、自分の人生終わっちゃうことって虚しくないですか?って僕は思って…

オープニングトーク。全編はradikoのタイムフリーで!

1月30日(木)のオープニングトークを聴くhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200130153000

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)