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農家を助けるAIロボット!!

檀れい 今日の1ページ

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女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。毎週金曜日は、「プロの仕事」と題してお送りしています。今朝は「AI搭載の自動野菜収穫ロボット」を作った企業の取り組みのお話。

近年、農業に携わる方の高齢化や人手不足が問題になっています。そんな中、自動野菜収穫ロボットでこの問題の解決にチャレンジしている企業があります。それが、鎌倉市にある「inaho株式会社」。代表取締役・菱木豊さんと、大山宗哉さんは、数年前まで農業ともAIとも無縁の生活を送っていました。しかし、地元で知り合った農家さんから、深刻な人手不足など、様々な問題を聞いているうちに、AIで農業を支援する事を思いついたそうです。

菱木さんが技術者を集めて、農家の方と一緒に開発したのが、野菜を自動で収穫するロボット。現在、佐賀県の農家で導入されているのが、アスパラガスの自動収穫です。アスパラガスは成長が早く、農家さんは毎日休まず、作業時間の多くを腰をかがめた作業に費やしているのですが、この大変な作業を何と、AIを搭載したロボットが担っています。

全長は小学校の低学年くらいの大きさで、125センチ。重さは65キロ。この機械には、AI人工知能が搭載されていて、設定したルートを自動で走行し、ビニールハウスの中を移動します。これだけでも凄いのですが、この機会は更に!収穫に適した大きさのアスパラガスだけをロボットアームで優しく収穫。カゴがいっぱいになると、利用者のスマートフォンに知らされるという仕組みになっています。

ちなみに、アスパラガス1本の収穫にかかる時間はわずか12秒。つまり、野菜の収穫作業に必要な一連の動作が、すべて自動で行われるのです。ロボットの精度も年々向上しているそうで、収穫成功率は前の年の6割から2割アップして、8割に向上しています。現在、自動収穫に対応している作物はアスパラガスのみだそうですが、今後はトマトやイチゴ、キュウリなど、人の目で見て収穫適期かどうかを判断しなければならない野菜に広く対応していくという事です。

なお、ロボットの生産台数は2020年に数百台、2022年にはおよそ1万台を目標とし、九州を中心に新たに拠点を開設していく方針だということ。また、農業の人手不足は日本だけではないそうで、今年はオランダに拠点を開いて、世界各地でAIを使った農業支援を目指すと、おっしゃっていました。世界で「inaho」の自動野菜収穫ロボットが活躍する日も近そうですね。AIが仕事を奪うのではなく、人間ができないところを補う。そんな素敵な関係が生まれつつあるのは素敵な事です。


TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。
ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。