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迫力ある声量!独特な口調!魅力しか詰まっていない!ゲスト:近藤芳正さん

ラジオシアター~文学の扉

毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】

今週はゲストに俳優の近藤芳正さんをお迎えしてフランツ・カフカの『変身』前編をお届けしました。

この作品では、近藤芳正さんが“主人公グレゴール・ザムザ”“その父”“会社の上司”を、中嶋朋子さんが“グレゴールの妹グレーテ”“母”“語り”を演じました。
どのキャラクターもそれぞれの魅力を感じる、ラジオドラマでした!

この物語は1912年に執筆され、1915年に刊行された、実に100年以上も前の作品なのにまったく色あせていない興味深い物語でした。
いきなり主人公のザムザが毒虫になる所から始まる少し変わった物語でしたが、取っつきにくさは無く、むしろ近藤芳正さん演じるグレゴール・ザムザの冒頭のセリフの呟く様な語り口調から、一気にこのラジオドラマ「変身」の世界に引き込まれていきました。

その他にもグレゴールの父を、圧倒的声量で演じられていて、ザムザの演技との大きなギャップに驚きながらも、このラジオドラマの世界から耳を離す事が出来ませんでした。

又、中嶋朋子さん演じるグレゴールの妹グレーテも、この物語に欠かす事はできない存在です。
この兄を慕う妹グレーテが今後、毒虫に変身した兄に対してどの様に変わってゆくのかが楽しみでなりません!

ラジオドラマ「変身」前編は、昔の文学に触れられる喜びと共に、物語の中のキャラクターを演じられたお二人の卓越した表現力、魅力的な声を余す事なく感じる事ができました!

変わってゆく家族関係、毒虫になったザムザはこのあとどうなってしまうのか?
次週のラジオドラマ『変身』後編も聞き逃せません!

By  西村成忠

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