TBSラジオ「ACTION」。16時のコーナーは「ACTIONのタネ」。最近の気になる話題からあなたの行動のヒントをお届けします!今回のテーマは、「アメリカでは当たり前?!コンブチャについて知っておこう」!TBSラジオキャスターの楠葉絵美さん、株式会社大泉工場の代表・大泉寛太郎さんにお話を伺います!
楠葉:コンブチャとは、1970年代に日本で一大ブームを起こした「紅茶キノコ」という飲み物のことです。紅茶キノコと呼ばれる菌を自分で育てて、お茶に入れて家で飲む女性が続出しました。その後、ブームが去って忘れられていたところ、2015年頃にミランダカーをはじめとした有名人が飲んでいて話題になり、アメリカ国内のスーパーやコンビニに当たり前に並ぶ飲み物になりました。
尾崎・幸坂:へえ~!
楠葉:お二人はコンブチャご存知でしたか?
尾崎:知らなかったです。
幸坂:昆布茶はわかりますけど…(笑)
尾崎:たしかに!大泉さん、その菌って一体何なんでしょうか?
大泉:スコビーと呼ばれる酢酸金と乳酸菌由来の菌株を使っています。写真を用意したのですが…。
尾崎:わあ~!すごい!
幸坂:にゅるんとしてる!キノコには見えないですね。
大泉:この菌株がお茶を実際に発酵させるんですよ。そうすると、お茶がもっている酢酸菌、乳酸菌、ポリフェノール、そういった健康に良いと言われている栄養成分が抽出されて出来上がるのがコンブチャになります。昔はそれが紅茶の中に入って発酵させて紅茶キノコと言われていたんです。
尾崎:なるほど。育てたりすることもできるんですか?
大泉:はい。こちらは砂糖(きび糖)を餌に発酵を促すんですが、きび糖を食べることによってどんどん増殖していくんですよ。なので半永久的にコンブチャを作り続けていくことができる素材になっています。
尾崎:飲み物が生きてるイメージですね!
大泉:本当にそうで、生きたままの良い乳酸菌を摂取できるのがコンブチャの良い特徴なんです。
幸坂:生きたまま腸に届くってよく聞きますしね!どんな効果があるんですか?
大泉:整腸作用があるのでお肌がつやつやになったり、あとは腸って第二の心臓と言われているくらい大事なので、ここが綺麗になっているとよりクリエイティブな発想が生まれて頭の働きもよくなります。
幸坂:コンブチャって日本では昆布のお茶のイメージがありますけど、なんでこういう名前なんですかね?
大泉:私も日本で展開するときに一番悩みました。ネーミングについては諸説あるんですが、海外に持ち込んだのが韓国の方で、菌や発酵とかの発音を韓国語で「コン」と発音して、「チャ」はティーからきています。それでコンブチャって言われてるのが一般的な理由になります。
尾崎:じゃあ世界ではこの名前で浸透してるってことなんですね。
ミランダカーやマドンナなど、世界の有名人が飲んでいるコンブチャ!ぜひ一度飲んでみては?ACTIONのタネ全編はradikoのタイムフリーで!