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金曜日恒例サラリーマンの声 あなたの職場に育休を取った男性社員はいますか?

森本毅郎 スタンバイ!

今週、小泉進次郎環境大臣が【育児休業】を取得する意向を表明しました。お子さんが産まれた後、3か月間で合計2週間の育休を取るようです。小泉さんの育休に関しては賛否あるようで、インターネット上では厳しい声が大半だそうですが、働く男性の育休取得を後押しする狙いもあるとか。2018年度の男性の育休取得率は6.16%。なかなか厳しい数字ですね。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」、1月17日(金)は、金曜日恒例のサラリーマンの声。『あなたの職場に育休を取った男性社員はいますか?』というテーマで街でお話を聞いてきました。

★育休取った男性社員、いますよ!

●「いますよ。一人しかいませんけどね。いつ頃だろう?2・3か月くらい前かな。別にどうってことはないというか、抜けたところはサポートしないとしょうがないねって感じ。良いことだねって感じ。」
●「取っている人います。私の今の職場ではいないんですけど、グループ全体ではいます。社報に載っていました。一年だと思う、そんな何週間とかじゃない、1年。良いんじゃないと思いましたけど。」
●「いますね。一人か二人くらい。大体2週間くらい取っていましたね。5・6年前、結構、前でだいぶ走りですよね。結構、みんな非難ごうごうでしたけど、当時は。何だよ、的な、お前の分の仕事どうするんだ、みたいにはありましたけど、でも今となればね、小泉さんも取るくらいですから、だいぶ、当たり前になっていくのかなっていうのはある。」

ちゃんと男性でも取られている方がいました。最後の方の職場では5・6年前、当時は周りから色々と文句が出たようですけど、今は時代の流れを感じますね。小泉さんの育休で、一層後押しされるかもしれませんね。

★自分が取ろうかな、と思っています!

そして、こういう声もありました。

●「自分、取ろうかなって思っています。(もうすぐなんですか)いや、父子家庭なんで子供がまだ中学生でちょっと大事な時期なんで、ちょっと特殊なんですけどね。(育休は産後何日みたいのがあるかと思ったけどルールは)その辺はちょっとウチの会社緩いんで、とりあえず子供がいる家庭っていう、割と幅広くとってもらってるんで。3か月って聞いてます、必要に応じて延長もできるって話なんですけど。やっぱり職業柄、そういうのを積極的に取り入れなきゃいけないって思ってる会社なんで理解はすごくありますね。なので、割と周りの人間も取ろうかな、って話はしてますし。ですから、今年はオリンピックもありますし、そうなったら自宅でホームワークみたいな感じで、そういうこともやる予定ですし、だから、だいぶ、昔に比べて理解もありますし、選択が広がってきたと感じますね。」

コンサルタント系の会社、ということもあって、働き方に関してすごく理解があると、おっしゃっていました。たしかにフレキシブルな会社。そういう環境だと、男性も育休を取りやすいですよね。

★いないです!まだ取りづらい!

ですが、今回、伺った中で、一番多かった意見はコチラです。

●「いないです。一人も。男性の育休制度はあるんですけど、誰も取ったことがないから誰か取ったら取ると思います。」
●「今のところ聞いたことないですね。いやダメじゃないですけど、取ってる前例がまだないので、自分が一番に取りますというのは言いづらいのかなっていう雰囲気はある。」
●「いや、いないですね。ダメじゃないですよ、別に言ってもいいけど、ちょっと勇気がいるかもしれない。例えば周りからちょっとえって、あぁ、そうなの、取っちゃうんだ、風に言われるかもしれない、っていう雰囲気に耐えないといけない、そういうのはあるかもしれない。」
●「いないですね。なかなか上司とかに積極的に取りなさい、みたいな形で言われないと取りづらい環境にはあると思います。言い出しにくいというか、もう取らないもんだっていう感覚が今まであったので、取るもんだっていう風には認識してなかったいうのがみんな多いと思う。」

やっぱり、育休を取った男性社員は多くなかったです。取りづらい環境があるようで、7割の方が男性で育休を取った人はいない、と答えました。取らないものという認識や、周りの反応を気にする人も。一番多かったのは、【前例がないから、第一号になりたくない】という声。誰かが第一号にならないと後には続かないものですが、自分はなりたくない・・・この気持ちもわかりますが。やはりパイオニアがいる、というのは心強いですよね。

★大丈夫だと思うけど・・・・

最後にこういう声もありました。

●「いません。ゼロですね。いや、制度はちゃんとあるんですけど、最長で1年ないし2年かと思う。ただ、やっぱりそれだけ取っちゃうと、仕事もなかなかね。まず最初に自分の仕事を、休む間、任せる相手というのが、結構社員が少なくなってるんで、それが厳しいのがあって、皆さん、なかなか。あとやっぱり、ちょっと将来のことを考えるんですよね。それだけ休んで、その分だけ遅れるわけじゃないけど、休んじゃうと復職したと時にマズイんじゃないかなって、その後の自分の会社の中での生き方として。やっぱり1年でも同じ同期の奴と争う気はないけど、なくてもやっぱりね。一年間休んでたんだからみたいのは、なんとなく各社員の中にあるんじゃないかなって思う。実力制的なところはあるんでそれだけ自分が出て挽回すれば大丈夫だと思うんですけど・・・というのがありますね。」

この気持ちはわかりますよね。サラリーマンの組織の中で一年も休んだら不安な気持ちになるでしょうね。戻ってきた時に、俺の居場所があるのかな、取り残されていないかな、と。それがゆえに、育休取得には二の足を踏んでしまうのでしょう。『大丈夫だと思うけど・・・』この・・・(てん、てん、てん)が物語っていますよね。制度はあるよ、というだけでは、この【・・・】の不安が拭えないわけで、だからこそ上司や会社が取れ!と言ってくれれば、ということになるのでしょうね。

会社が男性社員の育休取得に積極的に動いている、という話も聞くようになりました。こういう動きがどんどん進めば、【・・・】の不安が解消されますから、男性の育休取得率がアップしていくのかもしれませんね。

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。