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その便秘薬、使い方は正しいですか?

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

今週の「再春館製薬所 健康一直線」は、江田クリニック・院長の江田証先生に、『その便秘薬、使い方は正しいですか?』と題して伺いました。

■デブ菌・ヤセ菌■
*一般に便秘とは、「3日以上排便がない、もしくは、残便感がある状態」のこと。
*女性の腸運動が男性のそれよりも悪いために、女性は便秘になりやすい体質にある。
*しかし、70代になると、加齢にともない排便に使う筋肉も衰えるため、男性でも便秘に悩まされる人が急増している。
*便秘薬は正しい使い方をすれば、しっかりと効果があらわれる。しかし一方で、手軽さゆえに誤った使い方をしてしまい、思いがけない事態に直面する場合があるので注意が必要。
*便秘薬には、大きく分けると「刺激性下剤」と「機械的下剤」というタイプがある。

■腸を刺激して、便を排出させる便秘薬■
*刺激性とは「刺激性下剤」は腸を刺激して、腸の運動を活発にして便を外に出すタイプのもの。
*市販薬では「センノシド」、あるいは、「センナ」と表記がある成分はこのタイプ。
*効果は一番強いが、習慣性があり連用により効かなくなって量が多くなる可能性も。
*場合によっては、腸を膨らませ、伸び切らせてしまうことも。こうなると治療は難しく、改善できない。このタイプの薬は屯用として使用する。

■便をやわらかくして、排出を促す便秘薬■
*便の水分量を増やして、排出を促すものは「機械的下剤」などと呼ばれ、薬が水分を含んで便をやわらかくしたり、薬自体が膨張してその圧力で便を押し出すタイプのもの。
*慢性的に便秘が続いているときに適していて、定期的に使用しても安全と言われる。
*ただし、マグネシウムを成分としているものには注意。腎機能が悪い人がこの薬を飲むと、血液中のマグネシウム濃度が上がって意識を失ったり、死に至ったりする「高マグネシウム血症」に陥る危険がある。実際に死亡例もあり、2008年と2015年に厚生労働省が注意を呼びかけている。

■便秘薬の最新事情■
*便秘薬を毎日下痢が続く程使い続けると、栄養が吸収されず栄養不良になって、肌が荒れてきたり、髪の毛のツヤがなくなってきてしまう。
*大前提として便秘薬はお通じがきていないときに使うものであって、痩せることを目的に作られた薬ではないことを心得えなければいけない。
*2017年の「慢性便秘症診療ガイドライン」で、体への影響が少なく、効果の高い便秘薬が発表された。便秘診療が遅れている日本では、この新しい便秘薬への期待が高まっている。