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金曜日恒例のサラリーマンの声・番外編 振り回された高校生の本音

森本毅郎 スタンバイ!

来年度から始まる大学入学共通テストで導入予定だった、国語と数学の記述式問題を見送ることになりました。11月には英語の民間試験活用も見送られましたよね。大学入試改革の2本柱がとん挫する形になりましたが、一番困っているのが当事者の高校2年生。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」、12月20日(金)は、金曜日恒例のサラリーマンの声・番外編。『振り回された高校生の本音』こちらを聞いてきました。

★実験台に使わないでほしい!

●「2年生。普通に自分たちの都合で勝手にコロコロ変えて、まだ1コ下だったらまだわかるけど、一番最初の代だし、私たちを実験台に使わないでほしいと思います。正直、イライラします。」
●「やるってなったり、やんないってなったりしてて、最初自分はSCBTの対策をしていた、ムチャクチャ。英語の、新しい英検みたいな、準備してたんですけど2年生なんで。自分もう8月とか7月、夏くらいから始めていた。それでなんか、つい最近また変わったり、マジでホント困っています。」
●「高校2年生です。やっぱりセンター試験のままで良かったと思う。元々、そんなの出来るわけないって誰でもわかると思う。○付けが全員公平に平等に出来ないと誰でも思う。(記述式の場合)そうそう。だから、なんでしたんだろうって思っていた。」

元々の改革内容に問題があった、ということですよね。高2の女子高生が『採点が公平に平等に出来ないって誰でもわかる』と思っていることを文部科学省は分からなかったのでしょうか。今になって自分たちの都合でコロコロ変えて、高校生はいい迷惑!二人目の男子高生は、英語の対策を始めていました。【SCBT】と言ってましたが、正式には【英検2020 1day S‐CBT】といい、【大学入試英語成績提供システム利用型の英検】だそうです。来年度から4つの技能(読む・書く・聞く・話す)を評価する予定でしたが、見送りになり、今までと同じ、2つの技能(読む・書く)のみに。受験対策も混乱しますよね。

★先生も困ってる!

そして、こういう声もありました。

●「勉強の仕方とか全然分らないです。対策とかも全然出来ないし、最初は、先生達も初めてなんで、先生達も対策の仕方とか分らない状態で、だから、色々、SCBTとかも、英語の検定がどうとか色々あって登録がどうとかなっていて色々めんどくさい、よく分らないです。」
●「まだ高校1年生なんで具体的には考えたことなかったんですけど、先生も、新しく決まらないから先生も困ってるみたいで、対策の立てようがないので。先生もカリキュラムとか組んでるみたいで早く決まらないと対策とか、生徒たちが一番可哀想だと言ってました。」

新制度になるわけですから、先生達も初めてのこと。今までの経験値が当てにならなくなる可能性もあります。それに加えて、コロコロ変わっては対策も立てづらいですよね。生徒も可哀想ですが、先生も可哀想。年間のカリキュラムも組みづらいと思います。

★記述式対策始めてたから、えっ!?って感じ

高校2年生にとっては受験まであと1年ちょっと。時間が足りないですよね。そして、こんな高校2年生もいました。

●「高2です。それに向けて、記述式になったりとかして、勉強法とか変わって、色々増えたんですけど、それがなくなったからちょっと今、え?!みたいな感じです。ホッとした部分もありますけど、勉強した分が一番多かったんで、それはちょっと悔しい。結構、前からやっていました。高2入って、色々、塾とかでもそういう対策とかあったんで勉強結構してました。それでスケジュールとかも変わってきたんで、塾の時間とかも変わってくるんでそれはちょっと色々振り回されました。だから、従来、従来というか今まで違う勉強法でしたけど、前の勉強法に戻って頑張ってます。無駄にはならないだろうけど、将来、役立つかなと思って頑張ります。ポジティブに。」

前向きでいいですね!高校2年生になってすぐ、新しい受験対策を始めていました。つまり、記述式対策を行っていたのに、急になくなって、えっ!?と。そりゃ、そう思いますよね。頑張ってきた分、悔しさもあるようでした。記述式が割と得意だったようで、残念がっていました。勉強した分は必ず将来、役に立ってくれると思います。

★変えるなら、受験生が迷わないようにして!

最後にこういう声がありました。

●「もうちょっと全国の高校生が変わるっていう事を言われた時に迷わないようにしてくれたらよかったかなと思います。例えば、今は結局なくなったけど、使うって言ってる大学さんもあれば、今まで通りにするって言ってる大学さんもいて、結局、大学を1コだけじゃなくて併願とかも受けたら、大学によって使うのか使わないのかも把握しなくちゃいけないし、そのための対策もしなきゃいけないので、やるんだったらやる、やらないんだったらやらないっていう風にしてくれたらよかったと思います。例えば、英検の来年度の申し込みだったりとかも今、キャンセルするか、継続するかみたいのも英検の方から連絡がきてたりしていて、そういう手続きとかもしなきゃいけないので。自分自身はアタフタしないでよくなったなって思うんですけど、結局、これからも変わるかもっていうのが出てるのでその時にはもっと受験生が安心できるようにしてほしいなって思います。」

受験生が迷わないようにすることは大事です!分りやすいのが一番!特に英語は資格・検定試験の成績を必須で提出させるかどうかは大学によって違いますし、試験の種類や受験期間なども色々と異なるようです。(今回の取材のために私も色々調べましたが・・・本当に分かりにくい!受験生でもないのに、私がイライラしてきました^ ^;)しかも、一校だけに絞って受験するわけでもないですから、その分、やらなければいけないことが増えますよね。
受験生を混乱させるということは制度そのものが破綻している、ということですから、抜本的な見直しをして、生徒たちが安心して受験に取り組むことができるようにしてもらいたいものですね。がんばれ、受験生!!

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。