日々新しいニュースが飛び交う中で、忘れかけていた出来事を思い出し、その後を追う金曜日のプロジェクト「ニュースのその後」。
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ニュースのその後〜マイナンバーカード編〜
交付開始から丸4年が経とうとしているマイナンバーカード。
始めた当初、国は3ヶ月で8700万枚の発行を目標にしていましたが、
先月の時点での発行枚数は1800万強で、普及率としては14.3%だといいます。
そんな中、消費税増税による景気の冷え込み対策の1つとして、来年9月からマイナンバーカードを持つ人には25%のポイント還元策も始まる予定ですが……実生活での必要性、利便性の面から見ると、どうにも曖昧な存在のマイナンバーカード。
そこで、情報セキュリティ、プライバシーの権利などにお詳しく、マイナンバー制度の導入や個人情報保護法の改正にも関わっていらっしゃる、新潟大学法学部教授の鈴木正朝さんにお越し頂きました。
確かに、カード自体は利便性などのメリットを打ち出せていないため、なかなか普及していない現状はある。しかし、マイナンバーそのものがなぜ必要か?これははっきりしているそうで……その辺りから色々と伺いました。