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ゲスト・水橋研二さん、滲み出る誠実さ!【夕靄の中(前篇)】

ラジオシアター~文学の扉

毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】

今週はゲストに俳優の水橋研二さんをお迎えして、山本周五郎の『夕靄の中』(前篇)をお届けしました。

スタジオに入られた瞬間から、穏やかで優しい印象の水橋さん。
今回が番組初参加となりますが、収録前に脚本家やディレクターと丁寧にディスカッションを重ね、役柄のイメージを確認していく、とても誠実なお方!
渋くて男らしい半七像を、明確に立体的に創り上げてくださいました。

「ラジオドラマは何度か経験がありますが、ラジオのフリートークは初めてなので、緊張しますね〜。」と水橋さん。
小さな防音室でヘッドフォンをして、目の前にマイクもある中、お二人で常に対面状態…。
収録中は小さなノイズにも敏感になるほど繊細な時間なので、ブース自体がとても緊張感の増す空間となるのです。

今回は私も茶店の娘役で一緒にブース内に入らせていただいたのですが、外で聞いているのと実際に中に入って世界観を生で感じるのとでは、張り詰める空気が全く違います。

半七が、岡っ引きの目眩しのために茶店で買った高くて大きな菊の花。
“そんなに立派なお花を持ってお墓参りをしてくれるなんて、特別な関係の方に違いない”と、朋子さん演じる老女(おいねの母)も勘違いしていく展開になったいったのではないかと、現場のディスカッションでは話題に!
「一つ一つの文章に意味があったり、読者があれこれ想像していく自由さも、本を読んでいる時の楽しみのひとつですよね!」と朋子さん。

人生においても、無駄なことは一つもないと常に思っているのですが、自由に想像力を働かせて、色んな角度や立ち位置から物事を見てみたり、常に発見を元にワクワクしていたいですね!

次回は今作の後篇をお届けします。
半七は、おいねの母、そして岡っ引きの目を欺くことができるのでしょうか…?

来週もお楽しみに♪

by 永瀬千裕

〜ゲスト・水橋研二さんオススメの本〜

◯『はれときどきぶた』/矢玉四郎
◯『さまよう刃』/東野圭吾

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