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ネットに繋がず使える!感情まで読み解く! 幅が広がる音声認識技術!

森本毅郎 スタンバイ!

先週木曜日、アイリスオーヤマがテレビ事業への本格参入を発表しました。その第一弾として、明日から【LUCAシリーズ】という4K対応液晶テレビの販売を開始します。白物家電で有名なアイリスオーヤマがついに黒物家電、テレビを販売という話なのですが、今日はそのテレビについての話ではなく、テレビについているリモコンのお話です。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!11月19日(火)は、『ネットに繋がず使える!感情まで読み解く! 幅が広がる音声認識技術!』というテーマで近堂かおりが取材をしました。

 

 

★声でテレビの操作をします!

このテレビのリモコンにはある特徴があるのですが、どんなものなのか。アイリスオーヤマ株式会社 広報室の高橋里奈さんのお話です。

高橋里奈さん
「声で、音声で話しかけるだけでチャンネルを変えたり、音量の上げ下げができます。発言を赤外線に変換してその信号をテレビに伝えます。ウェイクアップワードという起動させるワードがあって【ねぇルカ】または【ルカテレビ】というとリモコンが反応、そのあとに【テレビ付けて】とか【6チャン】と言うと指定したチャンネルになります。」

アイリスオーヤマが独自で開発した音声認識技術。27種類の捜査ワードを言うことでチャンネルを変えたり、音量を変えたりできるものですが、最近では、アップルの【ヘイ、Siri】、グーグルの【OK、グーグル】、アマゾンの【アレクサ】など、多くの製品に声認識技術が付いています。

★あえてネットにつながない!

しかし、アイリスオーヤマの音声認識技術は他とは違う特徴があります。再び、アイリスオーヤマの高橋さんのお話です。

高橋里奈さん
「こちらの音声操作テレビは、ネットを介さないで操作できるものとなっています。音声操作をもっと手軽に。というのがありまして、音声操作で何かを動かす場合、機器を買ったり、対応する家電を買ったり、すぐに気軽に始められないという問題があった。なので便利なものを気軽に始められるようにと、今回買ってきてすぐに使えるものを作りました。必要最低限の機能【お客さんが本当に使う機能だけを残している】というのが正しい表現かもしれないです。」

Iotと呼ばれるネット接続できる家電が続々増えていますが、対応している家電に買い替えなければいけなかったり、専用のアプリを入れたり、たくさんの機能があって使いこなせなかったり・・・。

アイリスオーヤマは、この時代に、あえて【ネットに繋げない】というスタイル。ややこしいものを無くして、商品を買っただけで、声の登録もせず、誰でもすぐ使えるという本当に便利な機能だけを残したと、いうのが今回のテレビなのです。

ネットはよくわからない!という人や、ネットに繋ぐと盗聴など情報漏洩が気になる!という消費者向けに、ネットを介さない音声認識技術を導入。(盗聴が気になるという声はけっこう多いらしい)

さらに、9月27日に発売したシーリングライト(部屋の電気)にも音声認識技術がついていて、こちらもネット非接続。【アイリス、あかりをつけて】というと電気が点灯するそうです。

【ネットに繋がない音声認識技術】という新しい分野を広げているのがアイリスオーヤマ。でも言われてみればそのニーズも確かにありそうですよね。

★音声から感情解析をする!?

一方で、新しい音声認識の分野で世界から注目されている日本の企業があります。株式会社エンパスの山崎はずむさんのお話です。

山崎はずむさん
「我々がやっているのは音声から感情解析をするという技術で、その人がどういう言葉をしゃべっているというところではなくて、どのようなしゃべりかたをしているかを測って感情を推定する。どういう場面で使われているかというと、コールセンターの中に入れて、お客さんの【怒り】を検知して、度合いが強い場合監督者にアラートを流しています。いまのところ約2000社、世界50カ国で利用いただいています。」

声から感情を解析??この会社、エンパスがの技術は、声を聞いて【何を言っているか】という意味を解析することではなく、【いまどんな感情か】を読み解くという技術。【喜び】【怒り】【平常】【悲しみ】を測定できるそう。

例えば、コールセンター企業と提携して、電話をかけてくるお客さんの怒りを測定したり、ドコモと共同で、声から従業員の状態を測定するメンタルケアのアプリを開発しています。(他にも、富士通、リクシル、フィリップスとも手を組んでいます。)

このエンパスは2017年10月にできた会社、まだ設立から2年ほどしか経っていないのですが、開発した【音声感情解析】技術で、去年、世界中から180社が集まった国際的な科学技術イベント『ICTスプリング』のコンテストで優勝。アジア最大の展示会『テック イン アジア』でも優勝。

●「マーケットが必要な解決策を持っている」

と評価され、すでに50カ国2000社で使われており、UAE(アラブ首長国連邦)の内務省でも正式採用されているすごい技術。

★音声の感情認識で未来は

非常に興味深い技術ですが、音声認識技術に感情解析技術がプラスされることで、今後どう使われるのか、そしてなにが変わるのかエンパスの山崎さん聞きました。

山崎はずむさん
「例えばロボットに話しかけた時に、その人の状態を考慮して機械が応答してくれる。例えば、その人が苛立っている特には気分が明るくなる音楽をかけたり、ロボットとの対話そのものもより人間味のある、立体感のあるコミュニケーションにすることができる。人とモノとの距離を縮めて、ある種ロボットが気が利くようになるんじゃないかと思っています。」

映画のような話ですが【ロボットが気が利くようになる】!!この技術で、ロボットなどのAIの反応が次のステージに進むかもしれません!

あえてネットを使わなかったり、感情を読み取ったり、音声認識の分野がどんどん広がっているんですね!!

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。