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最近話題の「マインドフルネス(瞑想)」人気のワケは?

森本毅郎 スタンバイ!

最近話題の「マインドフルネス(瞑想)」街でマインドフルネスに関するサービスを見かけることも多くなりました。でも今、なぜマインドフルネスなのか?11月18日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で、レポーター田中ひとみが取材報告しました。

 

 

日本では、昔から「座禅」など瞑想の文化がありますが、マインドフルネスは逆上陸型。近年、グーグルやアップルなどの海外のIT企業がが「マインドフルネス」を取り入れて注目されています。このマインドフルネスは、瞑想の一種で、「雑音を取り除いて、今ここだけに集中すること」なんだそうです。そうした中、これが良いのではないかと言うことで国内でも“マインドフルネス・瞑想サービス”がじわじわ広がってきました。まずは、新宿にある瞑想専門スタジオ「muon」のマネージャー、菊池可織さんにお話を聞きました。

★日本初の瞑想専用スタジオ「muon」

「muon」マネージャー 菊池可織さん
日本初の瞑想専門スタジオで、本当に瞑想だけをするスタジオ。プログラムの中にガイドがあって、音声ガイダンスに従っていくと自然と瞑想ができるというプログラム構成になっています。スタジオの中に光の柱があり、プログラムの音声ガイドとともに連動していて、中では、見える光に集中しましょうだったり、プログラムごとに連動する内容は変わっていきます。
森本毅郎スタンバイ!

日本初の瞑想スタジオ「muon」

森本毅郎スタンバイ!

30分間のプログラム「フォーカス&ブリーズ」を体験。音声ガイダンスに合わせて呼吸していきます。終わった後、少し頭がスッキリしたかも?

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瞑想用に特注で作られたビーズクッション。長時間座ってもお尻が痛くなりません

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スタジオへ続く廊下…

健康のためにジムやヨガ教室に通っている人も多いと思いますが、それの“瞑想版”という感じ。音声ガイダンスに従って、初心者でも瞑想しやすいようにプログラムが進んでいき、スタジオの中にも瞑想に集中できる工夫が色々と施されています。例えば瞑想専用のクッションやブランケットなどの備品。他にも、光や音が変化して幻想的な空間を演出してくれます。

そして実は「muon」を運営しているのは、全国26店舗のヨガスタジオを展開している企業でもあります。ヨガでは着替えが必要だったり女性の利用者が多かったりと、行くのに躊躇してしまう要素もあったかもしれませんが、瞑想なら着替えは要りません。来たままの格好で、携帯や腕時計などを外してスタジオに入り、すぐにプログラムに入ることができるそうです。ヨガとはまた違った方々の心をつかんで人気のようです。

1プログラム30分から受講でき、料金は、1回2200円、1ヶ月通い放題で7700円。30〜40代の幅広い世代の男女が通っていて、お昼休憩や仕事帰りなどの隙間時間に来る人も多いそうです。

★会社の中で瞑想ができる「メディテーションポッド」

このように、働き盛りの世代に支持されているという瞑想ですが、今度は、会社にいながら瞑想ができる場所を提供している企業について。ラッセル・マインドフルネス・エンターテインメント・ジャパン、代表取締役の大西茂久さんのお話。

ラッセル・マインドフルネス・エンターテインメント・ジャパン 代表取締役・大西茂久さん
「メディテーションポッド」というもので、会社にいながらリラックスできる場所。外観は、高さ2m65cm。酸素カプセルや日焼けマシーンぐらいの大きさで、横幅は2m。中にスピーカーが7つ入っていて、すごく心地良い音の体験ができます。あとは、照明が上・真ん中・下に入っていて、リラックスしたいときは青色に。モチベーションあげたいときは赤色になったり、プログラムと照明のミックスがあ流。あとはファンが4つ付いていて、上昇気流を作って、お寺に入った時のような凜とした空気が体験できるものになっています。
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メディテーションに最適な構造、デザイン、テクノロジーを融合した「メディテーションポッド」

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アメリカ発の「メディテーションポッド」の販売代理店、ラッセル・マインドフルネス・エンターテインメント・ジャパンの大西茂久さん

「メディテーションポッド」は大きな酸素カプセルみたいなイメージで、その中には最大3人入ることができ、やはり音声プログラムのガイダンスが流れて、瞑想、マインドフルネスに導いてくれるそうです。所要時間は、5〜15分ほど。コースは大きく分けて3つあり、こちらもコースに応じて音楽や光の色が変化する作りになっています。

スタジオまで行くことはできないけど、仕事の合間に瞑想したいという人のための個室で、現在は企業向けに販売・貸出をしているそうです(買い切りだと430万円もしますが、貸出だと月額6万6000円)。

★目隠ししながらご飯を食べる「暗闇ごはん」

さらに、ここまでご紹介した「スタジオで瞑想」「会社で瞑想」とは違い、今度は一風変わった形で瞑想を促すイベントについて。株式会社なか道・代表取締役の青江覚峰さんのお話。

株式会社なか道・代表取締役 青江覚峰さん
「暗闇ごはん」というのは、薄暗い闇の中アイマスクをして視覚が奪われた状態でお食事を召し上がっていただくという体験型の食のイベントです。一番初めにアイマスクをして、何も見えなくなった状態から一品ずつコース料理になっているものを召し上がっていただきます。ただ召し上がるだけではなく、これが何だろうって言いながら周りの人とコミュニケーションをとっていく。このコミュニケーションを通じて普段我々が気づいていけない物に気づいていく。このような形のイベントになっている。
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(右)株式会社なか道の青江覚峰さん/(左)イベントの広報を担当している株式会社ヒューマンブリッジの鈴木友香子さん

マインドフルネスとは「雑音を取り除いて今ここだけに集中すること」でしたが、こちらでは、「雑音を取り除いて味覚だけに集中することで、自分の心を見つめていく」という、暗闇ごはんいうイベントを行っています。主に企業向けに実施していて、目を隠すことで感覚が研ぎ澄まされ、一緒に食べている人の声の変化や、味覚情報を敏感に感じ取ることができ、状況を想像する力が鍛えられ、瞑想と同じような効果が得られるといいます。多い時は企業の社員研修の一環として、数百人単位で同時に実施したこともあったそうです。

★ストレスフルな現代こそ、瞑想が求められている?

というわけで、様々な形に進化して広がるマインドフルネス、瞑想ですが、なぜ広がっているのか?青江さんはこんなお話をしてくれました。

株式会社なか道・代表取締役 青江覚峰さん
現在の仕事は忙しいので、日々立ち止まることなくずっと走り続けなければならない。まさにマグロのような止まってしまったら死んでしまうんじゃないかという強迫観念がある。そこに対して、いやそうじゃないよ、一回止まってもいいんだよ、自分どうしてこの仕事やってるんだろう。一度立ち止まってちょっと考える時間を持とうよというのが、世界的にそろそろそういう時代になってきたのではないか。今、ほとんどの企業の中で、ストレスチェックを入れるようになったし、高ストレス負荷とされた方は病院に行ったりとかそういう時代になってきた。それと同時に医療的な側面も必要だけれど、同時に個人でできることはなんだろうと自分自身を見つめるということで、瞑想がまたここで注目されているのではないか。

いつでもどこでも情報を得られる便利な時代。頭の中がいっぱいになってしまう今だからこそ、頭を空っぽにするようなサービスが受けているのかもしれません。また、企業側も社員の健康面でサポートをしたいという思いがある為、ただの「瞑想」ではなく+αの要素も加わり、ビジネスとしても広がりを見せていました。

田中ひとみ

田中ひとみが「現場にアタック」でリポートしました!