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神楽坂女声合唱団を支える男~辻志朗さん

コシノジュンコ MASACA

2019年11月18日(日)放送
辻志朗さん(part 1)
合唱指揮者、ピアニスト。1960年東京生まれ。武蔵野音楽大学音楽学科ピアノ科を卒業後、同大学院音楽研究科ピアノ科を修了。1998年から2年間、ウィーン国立音楽大学で聴講生として在籍しました。現在は洗足学園音楽大学の教員として合唱と合唱指導法を教える一方、コンクールや講習会の講師として活動しています。

JK:私たちの先生でもあるんですよ! 今年で20周年になる神楽坂女声合唱団! とにかくお父さまの時代からお世話になってて。結構長いですよね?

辻:もう16年だそうです。

JK:16年もねえ! 全然お変わりないんですよ。っていうのも見て、このお洋服。真っ赤赤! 髪の毛も赤茶というんですかね? 何色? 遠くからでもすぐわかる。

辻:プラチナピンク、と美容院で言われました。僕だけのために取ってある色だそうです(^^;)

JK:いやぁ珍しい! それで私、一番前に座ってるんですよ。とにかく上から下まで、口の先っちょまで全部色を合わせて! もってるバッグまで! それはそれは楽しいったら!

辻:私も同じでございます(笑)先生が一番前で、今日はどんな格好をしているのかなって。

出水:合唱の練習なのに、ファッションにも気が抜けないんですね(^^)

JK:まぁ見事ですよ~。今日はバッグも真っ赤っ赤。

辻:気合を入れるときは赤なんです。赤かオレンジ!

JK:勝負色! 最高ね!

出水:この番組に勝負をかけて来てくださったということで、嬉しいですね! 神楽坂女声合唱団は2000年5月に料理評論家の小林カツ代さんが結成した女性のチャリティ合唱団で、今年で結成20年なんですね。

JK:私も1回目から入ってますから! 私の場合は歌が上手で入ったんじゃなくて、ユニフォームのデザインをやるので、ついでに入ってって言われたのよ。ついでが長~く続いてるの。でも、声を出すって健康にいいわね!

辻:そうですね。いまや団長ですしね!

出水:辻先生からみて、神楽坂女声合唱団の歌の魅力ってどんなところですか?

辻:僕、女声合唱団はたくさんやっているんですが、神楽坂の音はここでしか出せないんです。ボイストレーナーを使って声をそろえたりするんですが、ここでもパート分けをしたり、僕が発声したりして練習するんですが、そこに様々なジャンルの「歌手」がいるんですね。オペラを歌う方、演歌を歌う方、シャンソンを歌う方。いろんなジャンルの方がいらっしゃって、それがミックスされて神楽坂の音になる。例えば、料理研究家の方は料理研究家の声で歌いますし。

JK:私のお隣が迫美千代さんで、演歌じゃないですか。気合入るのよ!

出水:他の合唱団では、さまざまなバックグラウンドを持っている方が一堂に会するってことはないんですか?

辻:あまりないですね。声楽家の方々のアンサンブルとか、普通の主婦、普通の会社員が集まっているので、まとめやすいんです。

JK:ぐふっ、あたしたち、まとめにくい?

辻:Σ(・□・;)失言! いやっ・・・大変です(^^;)

JK:いろんな方々、いろんなジャンルの方々と会えるのでね。異業種。みなさん忙しいのに! 私ぐらいですよ、サボったりするの(^^;)

出水:ジュンコ先生は団長としてどのようなことを心掛けていらっしゃるんですか?

JK:まぁ広報みたいなもんですよ! そうですよね?

辻:まぁコシノさんがいらしてくださるっていうことで、失礼ですけど・・・客寄せパンダっていうか??

出水:あははははは!

JK:今回もね、560人。1日で一気に売れました! とにかくすごい期待してくれて。嬉しいです!

出水:ジュンコさん、普段の声は響く声ですが、ソプラノを歌ってるんですよね?

JK:ちがうちがう、私はメゾソプラノ。

出水:あっ、ごめんなさい。

辻:アルトの上ですね。僕の真正面で歌ってます(笑)

JK:ただ、私の場合は衣装係ですから。魅せる! 合唱っていっても、やっぱり見に行くもの。聞きに行くっていっても、「この席は見えない」とか言うでしょ。見に行くんですよ。やっぱり見せ場の責任があるからね。今回は派手ですよ!

辻:やっぱりコシノさんを見にいらっしゃる方が多くて、僕の前に立ってらっしゃるから、「あなたがいたからジュンコ先生が見えなかった」って苦情が出たこともあります(笑)私の衣装も先生のデザインなんですよ。どこへ行っても、ステージに出ていくと「おおー!」っといわれますので、それが僕には非常に嬉しい(^^)後ろにスワロフスキーがついてたりするんですよ。

JK:背中にファスナーつけたりね。「今度は何着る?」っていうと、そこから打ち合わせ(笑)

出水:辻先生は現在、東京・神奈川・千葉・新潟・鹿児島の他、18団体の合唱団の指導をされているそうですが?

辻:そうですね、混声合唱団、女声合唱団、主婦の団体だったり、学校で歌ってみたりとか。あとは早稲田大学の100人ぐらいの合唱団とか。あとは市民合唱団・・・いろいろやっています。

出水:日本の方って合唱好きな方多いですよね!

辻:大好きですね! 文化としてはお母さんコーラスっていうのが一番大きいんじゃないかと思います。

JK:みなさんコンクールといか出られるんですか?

辻:そうです。毎年、お母さんコーラス大会っていうのがあって、予選から全国大会まであって。ひまわり賞をもらって嬉しい!とか、踊りがうまいとか歌がうまいとか評価されます。しかも毎年全国大会の開催地が違うので、旅行も楽しみにしながら(笑)北海道の人が鹿児島に行かなきゃならないときもあるんですよ。

JK:大変ねぇ。だけど、これだけ練習しての花の舞台ですもんね。

出水:誰もが学校で経験したことがあると思うんですが、改めてやるとなると、指導方法はどのようにするんですか?

辻:合唱団の前に立つと、その合唱団のオーラがあるじゃないですか。この人たちは何をどのぐらいまで言っていいのか、とか、この人にはこんなことを言っていいのか、とか、なんとなく感じられるようになります。声と言うか雰囲気ですね。ああ、なるほど、と。それで少しずつ変えていく。

JK:先生はわりとわーっとおっしゃいますよね。前のほうに座って!とかね。

辻:神楽坂はたしかに、ちょっと強めにやっています(^^)

JK:なんで?!

辻:なんていうかね、最初はすごく自由に歌ってたんです。でも極めている人っていうのは欲が出てきて、こんなのもやってみたい、あんなのもやってみたいって。それがやりたいならこれもできなきゃだめだよ、っていうところから基礎力をつけていく。それを20年間少しずつ作ってきたっていう感じです。

JK:継続は力でしたね!

辻:だから、本当にたまにしかいらっしゃれない方はついてこれなくなったかもしれないんですけど・・・「歌手」が増えてきましたし、どうしてプロの方が趣味で合唱なんか、と思うくらい。昔はビジュアルで売ってた時代もあったようですが、いまは音楽的にも楽しんでいただけると私は思っております!

出水:合唱団によって向いてる曲ってあるかと思うんですが、そのあたりも雰囲気で決めるんですか?

辻:もちろん希望は聞きますけれども、「やりたい」と「できる」は違うので。

出水:えぇぇ~キビシイですね(^^;)

辻:できないと思ったときに、なにくそ!と頑張る分にはある程度難しい曲でもいいし。でも、あぁダメ~ってなっちゃう団にはそこそこの曲を持っていくとか。はじめ1曲ためしにやってみてから、曲を決めるとか、そういうことはやっています。

JK:第九については? 私たち、第九を完璧に歌えてないんだけど、今回はちょろっとやるのよね。

辻:あ、そうですね。「希望の歌」っていう中に、第九のフレーズが出てくるんですね。原調よりは全音低いので、歌いやすくはなっているんですけどね。

JK:他の合唱団では第九も歌うんですか?

辻:いま僕が指導している中では、混声合唱団が第九をやってまして、12月の20日21日に演奏会をやることになっていて、今そこに向けて練習しています。

JK:私たちはできないですか? 完璧には? もう20年もやってるんですけど(笑)

辻:う~ん?? そうですねぇ(苦笑)第九は・・・ちょっと特殊な難しさがありまして、声楽的というよりは器楽的な作品なので、歌でこれをやらせるのは、ベートーベンはかなり無茶をしたな、と。すごく音型が難しいんです、メロディのラインが。ソプラノとかベースはそれほどでもないんですが、アルト、テノールが非常に難しいんです! ですから、第九をやるとコシノ先生はアルトになるんですけど、ものすごく難しい!

JK:ああそう! 難しい! ・・・もう無口になっちゃう(笑)

出水:クリスマスコンサートの楽曲はもうそろそろ決まっているということでよろしいですか?

辻:そうですね、「感謝」と「歴史」、今までの歩んできた道のりを歌う、ということで選曲したつもりです。それと、動物愛護の曲もありますし。お楽しみいただけたらと思います!

JK:来年の311にもまたサントリーホール出ますから。先生よろしくお願いしますよ!

辻:あっ! そうですか! ・・・わかりました(^^;)最近お座敷がかかるようになってきて、忙しいです(笑)

=OA楽曲=

M1. 緑の星に / 神楽坂女声合唱団

「コシノジュンコ MASACA」
TBSラジオで、毎週日曜17:00-17:30放送中です。ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。