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変わりすぎる!? お歳暮のカタチ!

森本毅郎 スタンバイ!

今、ちょうど「お歳暮シーズン」だと思いますが・・・お歳暮は、皆さんご存知「年々減少傾向にある」ものですし、そんな中でも「自分向けのお歳暮」が流行ったりといった色々な変化が起きていることを全て知った上で・・・さらにその上をいくような各社の工夫が!?11月14日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で志田ディレクターが取材報告しました。

どれだけ変わったのか、まずは「ある制度」を巧みに使ったお歳暮! 株式会社 三越伊勢丹の大澤邦英さんのお話です。

★消費増税のルールを巧みに使ったお歳暮「軽減税率お歳暮」

株式会社 三越伊勢丹 大澤邦英さん
鹿児島県産のブランド豚を使用したハム・ソーセージと、東京国立博物館とコラボレーションしたビールのギフトセットを開発しました。この商品は、「軽減税率対象」の商品です。商品の価格が税抜き1万円以下、かつ、軽減税率対象のハム・ソーセージの価格の割合が全体の商品の価格の割合の3分の2以上に設定し、軽減税率を実現しました。ビールだけだと、標準税率なので、消費マインドが落ちると考え、こちらの軽減税率対象を考えました。

三越伊勢丹は軽減税率ギフト

ビールはこの10月から消費税10%となりましたが、このビールセットは8%。というのも、国税庁のルールで、「セット物」の販売については、税抜き価格が1万円以下で、食品の価格の占める割合が3分の2以上なら、軽減税率になる・・・というルールがあるんです。

今回の商品は税抜き5000円で税込み5400円!でも価格の割合のルールなので、商品の数は、見た目ハムとビールは半分ずつでゴージャス!なのに8%なので人気の商品!ちなみに三越伊勢丹は、老舗百貨店として店頭でのお歳暮コーナー(ギフトコーナー)は、ご高齢の方々にまだまだ大繁盛!歩けないくらい根強い人気でした。

続いては、リアルお歳暮に対抗したネット通販のお歳暮も変化!こちらは「ある社会問題を解決」したお歳暮です。楽天市場を運営する楽天 株式会社の大用愛子さんのお話です。

★ポスト投函型で再配達ゼロ!「ポ歳暮」

楽天 株式会社の大用愛子さん

ポスト投函ができるお歳暮を『ポ歳暮』と名付けて販売しています。ポストのポです。ポストに投函できるサイズなので、昆布のセットとか、お箸とか、お米であったり、フカヒレの姿煮など色々あります。お歳暮って、だいたい11月くらいから贈られるようになってきて、配送がお歳暮以外にも特に増える時期なので、宅配便の再配達の問題を解決するということで、ポストに投函できるギフトっていうものに注目して打ち出したカタチです。

 

楽天はポスト投函型お歳暮「ポ歳暮」

三越伊勢丹のような店頭で購入するものと違って、ネット通販ならではのお歳暮問題のひとつが「年末再配達問題」これが申し訳ないからとお歳暮を躊躇する人がいたので、楽天では、今年から、再配達がない、ポストに入るサイズの「ポ歳暮」で勝負。

ここまで店頭購入型のお歳暮と、ネット通販のお歳暮の進化を見てきましたが、ここで、近年、どちらの方法についてもぶつかってしまう、もう一つの壁があるんです!その問題を解決して、若い人のニーズも取り込むこんなカタチのお歳暮も登場!株式会社 ギフトパッドの園田幸央さんのお話です。

★リアルもネットも共通してぶちあたる壁「住所」問題解決お歳暮!

株式会社 ギフトパッドの園田幸央さん

我々のサービスは基本的に受け取った方が、ギフトを受け取るときに、自分の住所を入力するスタイルなので、住所を知らない人に贈れる。しかも、贈るときにSNSでしか人がつながってない時代なので、「LINE]とか「twitter」とか、普段自分が使っているツールを使ってギフトを贈れるサービスです。弊社のシステムですと、動画をつけたり、パーソナルなメッセージをつけて、贈ることができるので、そっけないリンクが届くだけじゃなくて、相手に一年間ありがとうございましたという動画をつけれるので、本当に「インスタ」をアップする世代はどんどん自分を出しますし、そうじゃない方はコメントくらいは入れようかなという世界観は、今後広がっていくと思います。

住所なくてもOK!動画も贈れるソーシャルギフト「ギフトパッド」

最近、年賀状などでも出てきたサービスがお歳暮にも登場!相手は、ラインなどのSNSで、普通のメッセージを送るのと同様に贈りたい相手にリンクを送るだけ。しかも、サイト内では、一つの商品だけではなく、色んなカタログギフトから選ぶことができるのもお得!さらに、動画もアップできるので、インスタ世代は比較的気軽に取り組めると若い世代にも人気!・・・

という風に、各社色々な今の社会問題を解決したアイデア満載のお歳暮登場していました!

こうした企業側の努力はわかってきたので、ここで最後に街で実態調査!こんなに努力しても今、世間的には「お歳暮は減少傾向」と言われてるがどういう事なのか、調べると見えてきたのはこんなお歳暮意識の変化でした!

★街のみんなのお歳暮意識もここまで変化!

 

「19歳です。お歳暮のちゃんとした意味みたいなのはわかんない。お歳暮じゃないけど、ただ「LINEスタンプ」を送ったりとかあります。友達が欲しいって言ってたら、ピョーンみたいな(ぴょーんみたいな)ピョーンみたいな。」
「22歳、会社員です。お歳暮・・・なんかモノあげたりするやつですよね、知ってます。LINEのスタンプとかはあるんですけど、マンション契約したときとかに、契約してくれた人にあげたことあります。(礼儀みたいなのは)ない、ポンみたいな。」
「25歳会社員です。会社の付き合いとかになると、ビネガーのセットみたいなのを、LINEで送られてきて、自分の住所入力して、自宅に届くみたいな、最近もらった。」
「40代、会社はIT系(お歳暮あります?)会社にはありますね。LINEとかでチケット贈ったり。(LINEはお得意と普通にやる?)LINEワークスを使うので、LINEの企業用のアカウント(そこにチケットが)チケットは個人でやってる。」

共通したお歳暮意識は、伝統的なものから、気軽なカジュアルギフトに変化していました。特に若い人は、贈る感覚はあるがお歳暮感覚なし=時期も関係なし。だからいわゆるお歳暮は減少傾向にあるが、こうした「カジュアルギフト市場」は拡大傾向にあるんです!市場調査会社「矢野経済研究所」のまとめでは2017年のカジュアルギフトの市場規模は、調査開始した2014年に比べて、4%アップの8兆2700億円に上っているということでした。お歳暮も時代時代に変化していっていて、もはやお歳暮がどこまでかわからなくなってきました!