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中華街、春日部市…東京都以外にも飛び火!舛添都知事の釈明会見への怒り

森本毅郎 スタンバイ!

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忙しい朝でもニュースがわかる「森本毅郎・スタンバイ!」
(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)
7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」。本日6月9日(木)はレポーター阿部真澄が「舛添都知事の釈明会見への街の声」を取材しました!

阿部真澄

現場にアタックレポーターの阿部真澄

★「書の筆がスムーズになる」?中国服釈明に中華街がご立腹

連日、都議会で追及が続いている東京都の舛添都知事ですが、知事に対する怒りが、東京都の外にまで広がっています。とくに、今週月曜の「第三者」による調査結果の発表会見に対しては、怒りが広がるばかり。その一つ、「第三者」が「説得力がある」と認定した「書道のために買ったといわれる中国服」ですが、横浜中華街で中国服を販売する中国人は、このように、ご立腹気味に話してくれました。

中国服を販売する店主
「チャイナ服を着ると、書道がうまく書ける?そんなの全然関係ないよ。聞いたことない!」
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中華街で売っていたシルクの中国服

「これまで書道目的で中国服を買った人は居ない」ということでした。

ただ、この方は中国服を販売している人であって、書道には詳しくありません。そこで、書道界では舛添都知事の会見をどう受け止めたのか?書道界を代表して、日本の書道家こばやし鷺遊先生、中国の書道・水墨画家マンバイ先生それぞれに聞いてみました。

こばやし鷺遊先生
「日本人ですので、「着物」を着て書道するというのはよく聞きますが、中国服を着て書をするのは、日本人ではいらっしゃらないと思います。聞いたことないですね。趣味でやる場合に、服装にこだわるのは悪くないですが、それが書の「筆運び」に反映するとかしないとかを結びつけるのは妥当ではないと思います」
マンバイ先生
「中国では、形式にこだわらないことが多いです。練習すればどんな服でもできるんで・・・そもそも普段はいま着ないし、自分で練習するときは、私はこだわらないです。普段は「普段着」で、あんまり邪魔にならない服のほうがいいです。普通のシャツでいい。「習字」をするようなチャイナ服はあんまりないと思います」

お二方とも書道に精通した先生で、小林先生は全国公募東京書作展で「内閣総理大臣賞」を受賞した経験をお持ちです。マンバイ先生は「日中水墨協会」の会長も務めています。そんな二人から見ても、中国服は着ないということでした。また、中国では大きな行事などのパフォーマンスとして、中国服を着て書道をすることはあるそうですが、「書をうまく書くため」に着ることはありません。取材の結果、舛添さんの「書道の際に使うと筆がスムーズ」というこじつけには「妥当ではない!」というのが書道界の声でした。

★「クレヨンしんちゃんを悪く言うな!」春日部市民の声

こうした舛添知事への怒りの声、もうひとつ、今度は埼玉県の春日部市にも広がっていました。

「(男性)春日部は「クレヨンしんちゃん」が生まれた街。春日部のヒーローなんです。春日部市民としんちゃんのイメージが悪くなっちゃうので、困っちゃいますね。クレヨンしんちゃんを巻き添えにしないでほしい」
「(女性)だって、政治に「しんちゃん」なんか必要ないじゃん!絶対こどものために買ったと思います。うちの子供も好きで見ています。クレヨンしんちゃんは、悪いとこもあるけど、覚えることもたくさんあるんです!クレヨンしんちゃんを利用するな!ってことですね」
「(女性)春日部って言ったら、クレヨンしんちゃん!みんな誇りに思ってるけど、クレヨンしんちゃんを棚に上げて、政治資金がどうこうって言っても個人的な流用が目的だと思いますけど・・・」
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春日部駅前にはクレヨンしんちゃんの大きな看板

クレヨンしんちゃんの作者は春日部市で育っていて、しんちゃんファミリーも春日部出身、住民登録もしていて市のイメージキャラクターです。

舛添知事が「クレヨンしんちゃん」の本を購入した理由について、「児童の保護者から子供が悪い言葉遣いをまねる」と相談を受けたとして、「どのような表現か確認するために購入した」ということですが、それに対して「悪い代表例みたいにするな!」と春日部市民の方は怒っていました。

また、女性が「悪いことはあっても覚えることもたくさんある」とおっしゃっていましたが、実は「クレヨンしんちゃん」の4巻ではしんちゃんの母みさえさんが「嘘つきは政治家のはじまりよ」と言っている場面があります。残念ながら、今回舛添さんが読んだのはこの4巻ではなかったのですが…。

東京を超えて広がる舛添都知事への怒りの声。一方、都民の間では、違った意味で怒りの声が広がっています。

 

★都民の声は「支出の疑惑」から「政治活動実態への疑念」へ…

都民の声

「(女性)舛添さんがいままでやってきたこと、何も思い浮かばないですね・・・」
「(女性)待機児童ゼロと言っていたけれど、待機児童ゼロじゃないのでそれは改善されてない。やってないですよね。(何かやった印象ある?)何にも発揮していない・・・」
「(男性)外国人観光客が増えていく中で、住みよい日本の首都を構築するのが都議会の役目だと思うし、人口が増えないと老齢化してわれわれの年金もどうなるかわからないから、働き手をどうするか、子育てのスキームをしっかりしていかないとダメ。結局そういう審議が止まっている。」

都民の疑惑は舛添知事の「支出の疑惑」から、これまで何をやってきたのか?という「政治活動への疑念」に広がっていました。

都議会でも追求されましたが、都内の市区町村の周年記念には出席した形跡がないのに、湯河原のイベントには出ていたり、美術関連への視察はやたら熱心なのに、保育介護施設への視察は0回だったり・・・何をしていたのか?というのが都民の声でした。また、舛添さんは、一昨年、就任後初の施政方針演説の中で「4年間で8千人いる待機児童をゼロにする」と表明していましたが、現在待機児童は7814人。今は、舛添知事のおかげで、都議会も止まってしまいましたが、1日も早く、きちんと議論して、止まってしまっている政策を進めてほしいということでした。

(取材・レポート:阿部真澄)


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