お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

「この秋注目のキュートな男性シンガーソングライター特集」(高橋芳朗の洋楽コラム)

ジェーン・スー 生活は踊る

音楽ジャーナリスト高橋芳朗さんによる洋楽コラム

「この秋注目のキュートな男性シンガーソングライター特集」

この秋注目のキュートな男性シンガーソングライター特集http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20191108123707

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

【高橋芳朗】
本日はこんなテーマでお送りします! 「この秋注目のキュートな男性シンガーソングライター特集」。今年の秋は男性シンガーソングライターの新作が非常に充実しておりまして。

【ジェーン・スー】
あ、そうなんだ。それでこの企画?

【高橋芳朗】
そう。そんな豊作の男性シンガーソングライター作品のなかから、今日はポップで甘酸っぱくてかわいらしい曲を持ち味にしているアーティストをまとめて紹介したいと思います。どれもいまどきのシンガーソングライターならではの宅録感というかベッドルーム感というか、パーソナルな空間で作られているところが大きな魅力になっています。計4曲、すべてここ2ヶ月以内にリリースされた作品ですが本当にいい曲ばかりですよ。

では早速、まずはこの特集を組むきっかけになったレックス・オレンジ・カウンティの「Never Had The Balls」。10月25日にリリースされた彼のメジャーデビューアルバム、今週全米チャートで初登場3位にランクインした『Pony』の収録曲です。レックス・オレンジ・カウンティはイギリス出身の21歳。ロサンゼルスの人気ラッパー、タイラー・ザ・クリエイターにフックアップされて注目を集めたヒップホップ世代のシンガーソングライターになります。

【ジェーン・スー】
あ、このひとわかった!

【高橋芳朗】
うん。今年6月のこのコーナー『トム・ミッシュとあわせて聴きたいイギリスの若手シンガーソングライター特集』で取り上げたことがあります。それから約半年、いよいよ本格ブレイクを果たしました。

M1 Never Had The Balls / Rex Orange County

【ジェーン・スー】
かわいいね。宅録感がすごい!

【高橋芳朗】
これが全米チャート3位ですよ。

【ジェーン・スー】
信じられない!

【高橋芳朗】
そういう時代でございます。

【ジェーン・スー】
アメリカのポップチャートは本当に懐が深いね!

【高橋芳朗】
続いては……めちゃくちゃナメた名前なんだけど、ジーン・トニーク(笑)。

【ジェーン・スー】
フハハハハハハハッ!

【高橋芳朗】
フフフフフ、ジーン・トニークの「like you」。これは10月11日にリリースされた彼のサード・アルバム『sunny side up』の収録曲です。ジーン・トニークはパリ出身の29歳。この人はシンガーソングライターでありDJでありプロデューサーでもあって。もともとディスコやエレクトロ方面から出てきたアーティストなんだけど、今回のアルバムはそういう部分を残しつつもぐっとシンガーソングライター的な側面を強く押し出しています。ちょっと夏っぽいトロピカル要素もある曲ですね。

M2 like you / Jean Tonique


【ジェーン・スー】
たしかに夏っぽいね。これから夏がくるってタイミングにぼんやり聴くのがいいかもしれない。

【高橋芳朗】
今日は上着を羽織ってるとちょっと汗ばむぐらいの気候だから。意外とこのぐらいの曲が合うんじゃないでしょうか。

【ジェーン・スー】
うん、かわいいかわいい。

【高橋芳朗】
それでは3曲目、変わった名前が続きますが……ヤコブ・オガワの「You And I」。これは9月27日リリースのEP『April』の収録曲です。

【ジェーン・スー】
なにか日本のヘリテッジを持っている方なんですか?

【高橋芳朗】
そう思うでしょ? それが北欧ノルウェーはオスロ出身の22歳で。単に日本のカルチャーが大好きでステージネームに「オガワ」ってつけたんですって。

【ジェーン・スー】
じゃあ「ジェーン・スー」みたいなものだね(笑)。ヤコブ・オガワはオスロのジェーン・スーということで。

【高橋芳朗】
フフフフフ。そんなオガワさん、Spotifyのフォロワーがすでに100万人を突破しているその筋では結構な人気者なんですよ。

M3 You And I / Jakob Ogawa


【ジェーン・スー】
なんかね、シェアオフィスで小粋に働きたくなる。

【高橋芳朗】
フフフフフ。

【ジェーン・スー】
わかる? この感じ。

【高橋芳朗】
まったくわからない(笑)。この彼がまたイケメンなんですよ。

【ジェーン・スー】
イケメンですよね。でもやっぱりジェーン・スーと親近感はあるよ。「オガワ」って名前をつける気持ちはわかる。

【高橋芳朗】
最後はしっとりした曲で締めたいと思います。トラヴィス・ブレッツァーの「On My Way」。10月11日にリリースされた最新シングルです。トラヴィス・ブレッツァーはカナダ出身の29歳。2015年にリリースしたアルバム『Waxing Romantic』が日本でもそこそこ評判になって。ネオアコ界隈からも支持されたアーティストですね。

M4 On My Way / Travis Bretzer


【高橋芳朗】
スーさんが曲を聴いてる間に指摘していましたが後期ビートルズ感もありますね。というわけで計4曲、この秋注目のキュートな男性シンガーソングライターを聴いてもらいました。どう? キュートだったでしょ?

【ジェーン・スー】
うん、かわいかった。

【高橋芳朗】
ね。気になった方はひとまずレックス・オレンジ・カウンティのデビューアルバム『Pony』をチェックしてみてください!

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア。最新1週間のリストは以下です。

11月4日(月)

(11:06) New Frontier / Donald Fagen
(11:25) Dedicate This Heart / The Doobie Brothers
(11:42) Simone / Boz Scaggs
(12:17) Wrong or Right / Bobby Caldwell
(12:24) Do You Believe in Love / Paul Davis
(12:49) Lovin’ You / 吉田美奈子

11月5日(火)

(11:06) I Can’t Help Myself / Four Tops
(11:37) I’ll Be Doggone / Marvin Gaye
(12:12) Back in My Arms Again / TheSupremes
(12:53) It’s Growing / The Temptations

11月6日(水)

(11:07) Our House / Madness
(11:38) Let’s Make This Precious / Dexy’s Midnight Runners
(12:12) Running On The Spot / The Jam
(12:26) Mouth Almighty / Elvis Costello & The Attractions
(12:50) Flesh of My Flesh / Orange Juice

11月7日(木)

(11:06) Sweet Seasons / Carole King
(11:27) It Takes Two to Tango / Todd Rundgren
(12:36) Where Were You When I Needed You / Al Kooper
(12:13) Life Goes On / Paul Williams
(12:22) Let Me Down Easy / Dusty Springfield
(12:49) Fall in Philadelphia / Daryl Hall & John Oates

11月8日(金)

(11:05) Walking in Rhythm / The Blackbyrds
(11:24) The Silence That You Keep / Milton Wright
(11:35) Groovy Kind of Day / The Fatback Band
(12:14) I Need You Girl / The 3 Pieces