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ゲストは紫吹淳さん、チェリスト・柏木広樹さん!公開録音の様子をお届け【セロ弾きのゴーシュ】

ラジオシアター~文学の扉
毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】
 今週は先日、座・高円寺2で行われた公開録音の様子をお送りしました。
作品は宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』。
ゲストは女優の紫吹淳さんとチェリストの柏木広樹さん。
司会進行は、TBS古谷有美アナウンサーです。

普段のスタジオでの収録風景とは異なり、中嶋さん、紫吹さん、柏木さんの三人で作られていくラジオドラマは、演じ手のお二人で作るものよりも難しくなるのではないか…?などと考えていたのですが、そんな事は無く、お二人の演技にチェロの音色が合わさり、ドラマの一場面一場面が彩られ迫力や物語の広がりを感じ、音楽の偉大さを再確認しました!

それに加えて、座・高円寺2という舞台で場面毎に色や雰囲気の変わる背景がある事によって、スタジオだけでは表現できない物語の広がりを感じました。

『セロ弾きのゴーシュ』は、セロの上達のため、日々疲れながらも楽団のなかで奮闘する青年ゴーシュの日常のような非日常の物語です。
中嶋さんと紫吹さん演じる色とりどりのキャラクターと、時には激しく美しく、時には笑いも誘ってくださった柏木さんのチェロ演奏によって様々な色のついたドラマになっていました。
中嶋さんの配役は楽長、三毛猫、かっこう、たぬきでした。
中嶋さん曰く、それぞれの役が被ってしまわぬようにキャラクターを構築するのが難しいところだったようですが、終始 紫吹さん演じるゴーシュとの言葉の掛け合いでは一人一人のキャラクターに違った魅力を感じさせました。
特にかっこうがドレミを囀るところは必聴です!

紫吹さんの配役はゴーシュ、野ネズミ、北風でした。
物語の中心のゴーシュもさる事ながら、特に印象深く感じたのは野ネズミとゴーシュのシーンでした。
紫吹さんは青年ゴーシュと愛らしい野ネズミ両方の声色を使い分け、素晴らしく調和されたワンシーンを演じられていました。

柏木さんの演奏も場面毎に求められている音を正確に奏でていて、楽しいシーンは楽しく激しいシーンは激しくというように、チェロの音楽がある事によって文字だけの世界で感じていた宮沢賢治の物語とはまた違う味わいのあるドラマになっていました。

By 西村成忠

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