お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ

【災害ボランティア取材報告】「ゴーグル」「防塵マスク」「踏み抜き防止 インソール」を忘れずに。

ジェーン・スー 生活は踊る

11月6日(水)生活情報は、気象予報士・長谷部愛さんによる「災害ボランティア取材報告」でした。

台風15号・19号・10月25日からの大雨災害により、多くの場所で、ボランティアの方々が必要な状況になっています。
現在、被災地で活動するボランティアが、昨年の西日本豪雨とほぼ同じ水準(延べ8万人を超えた)ですが、被災地域が東日本の広範囲にわたり、人手不足が指摘されています。公共交通網の寸断でアクセスが難しくなったり、受け入れ態勢の整備が遅れたりした自治体では特にボランティアが足りない傾向にあり、地域によって人数の差も出ているんだそうです。

ちなみに、全国社会福祉協議会のHPを見ると・・・
ボランティアが不足している箇所は、36箇所
深刻な不足状況になっているのが、9箇所となっています。(11月5日15時現在)

ボランティアで力になりたい、と思っている人もいらっしゃるかと思いますが、行き方もわからないし、何を準備すればいいのかわからない人たちも多いかと思います。ということで、実際にプライベートでボランティアに行ってきた、気象予報士の長谷部愛さんに教えて頂きました。

災害ボランティアは、過去に千葉2回、今回で3回目の長谷部さん

栃木県栃木市へ災害ボランティア

長谷部さんは、先週の木曜日 栃木県栃木市に行ってきたそうです。栃木市は市街地が浸水し、ほかの市町村とは、一桁違うくらい浸水の被害が多かったそうです。
ちなみに、ボランティアへの行き先が決まっていない方は、全国社会福祉協議会のHPを見ると、現在の不足している箇所・深刻な不足箇所を公開しているので、それを参考に場所を選ぶといいかも。

欠かせないのは、「ゴーグル」「防塵マスク」「踏み抜き防止 インソール」

ボランティアの持ち物は、「帽子」「長靴(運動靴)」「長袖」「長ズボン」「タオル」「ゴム手袋」

手袋はこんなかんじ。

特に重要なのが、「ゴーグル」「防塵マスク」以前、千葉のボランティアに行った際は、必要なかったが、今回「泥」が多く、これが乾いて目や喉をやられてしまう。

「ゴーグル」と「防塵マスク」をつけてみると。

もう1つ、「踏み抜き防止 インソール」

踏み抜き防止 インソール

釘を踏んでしまうと、靴底が破れて貫通してしまうことも。これをインソールとして使うことで、貫通しません。(踏み抜き防止機能がある長靴もあります)
どれもすぐに買えるものではないので、事前に買っておきましょう!

あとは・・・朝夜の気温差が激しいので、温度調節ができるような服装で!あとは食べ物・飲み物も忘れないように(ちなみに、長谷部さんは2Lの飲み物を持っていたそうです。)

詳しい持ち物に関しては、NPO法人「レスキューストックヤード」のHPもご参考ください!

ちなみに、保険に加入していないと、ボランティアには参加できません。
インターネット申し込みができるので、前日までに入っておくのがオススメ。全国社会福祉協議会のHPに「保険加入」というページもあるので、そこからも入ることができます。現地でできることもあるのですが、入っておくとスムーズです。

長谷部さんはこの格好でボランティアに行ったそうです。

ボランティア当日のながれ

▼午前7時に出発
電車で3時間かけて、現地に向かいました。(場所によっては、現地でシャトルバスが出ていたり、補助が出ることもあります)

▼午前10時 栃木市のボランティアセンターに到着
ボランティアセンターは、市の社会福祉協議会と併設しているところがほとんど。そこに受付があるので、個人情報を記入し待機。心得などが配布されます。

・待機をしていると、職員の方から「〇〇町で▽▽をする作業があります。行ける方いませんか?」と聞かれるので、行きたいところに挙手して参加する。

・長谷部さんは、太平山のふもと、平柳町に行った。
基本、ボランティアセンターから現地までは、乗り合いで行く。ボランティアに車できた人の車に乗っていくことも。車で来ることも力になる。

▼午前11時 現地到着。
・現場は、床上20cm浸水したお家。泥がかなり溜まっていたので、
・物置の泥のかき出し  ・和室の下のかき出し  ・庭のかき出しに分けて作業を開始。できるだけ現状復帰できるように作業を進めたそうです。長谷部さんは物置と庭を担当。

*途中休憩を挟みつつ、3時間弱作業。

▼午後2時 ボランティアセンターに戻る。
うがい手洗い&報告がある。どんな作業をしたか、家主とどんな話をしたか、困っていたことなど。今後もボランティアが必要かなど、報告。

▼午後3時頃 解散
早めに終わったり、軽い作業だったりする場合は、次に行くことも。

物や体の準備だけじゃなくて、心の準備も重要

*ボランティアは「自己完結」が基本。
自分の足で向かい、自分が持ってきたものを身につけて、ボランティアをして帰る。

*その際、物の準備はもちろんのこと、声を大にして言いたいのは、「体と心の準備」が大事。体調を整えていくのはもちろん、被災現場に行くので、ショックを受け止められる状態で行かないといけません。

*今回、浸水被害が多かったということで、「泥」のかき出しを急いでやらないといけない、とにかく人手が必要な状況です。今日の情報をぜひ、参考にしていただければと思います。