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隠れ脳梗塞に注意!

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

今週の「再春館製薬所 健康一直線」は、眞田クリニック・院長の眞田祥一先生に、『隠れ脳梗塞に注意!』と題して伺いました。

■脳の細い血管で起きている小さな病変■
*中高年になると、頭部のCTやMRI検査で、かなりの方に小さな脳梗塞(または脳出血)が見つかる。その多くは自覚症状がないことから、無症候性脳梗塞、あるいは「隠れ脳梗塞」と呼ばれている。
*隠れ脳梗塞の大半は、ラクナ梗塞と言って、脳の深い部分の細い動脈にできる直径15mm未満の小さな梗塞。
*ラクナ梗塞が見つかっても、何の症状もなく、治療の必要のないものも少なくない。
*一方で、ラクナ梗塞が増えると、梗塞ができた場所の血流が悪化し、脳の活動(記憶、運動、感情など)がダメージを受けることがある。これが脳の老化につながり、認知機能の低下として現れることもある。

■小さな脳梗塞は加齢とともに起こる■
*個人差はあるが、軽微な異常は40~50代から増える傾向にあり、近年徐々に発生年齢が遅くなっているものの、60歳以降は必ずと言っていいほど起こってくる。
*1990年代に九州で行われた男女およそ1,000人の解剖検査の結果研究では、年齢が高い人、また高血圧の人ほど、無症候性脳梗塞が起きていることが明らかになっている。

■リスクを知り、まずは生活習慣の見直しを■
*脳内の細い血管が動脈硬化を起こすと、その部分は、慢性的に血流が低下する。その状態が続き、悪化していくと認知症のリスクが上がることも分かっている。血管を健康に保つことが重要。
*血管にとって危険因子となるのは、年齢、高血圧、喫煙習慣、糖尿病。大切なのは、脳の状態や将来のリスクを知り、食事や運動などの生活習慣を見直すことから始める。

■脳梗塞は「FAST」で対策を■
*脳梗塞については、症状を表す「FAST」という言葉を覚えて欲しい。
*顔(Face)が麻痺してゆがむ、腕(Arm)が麻痺して動かせない、スピーチ(Speech)ができない・話せないといった症状が起きたら、発症時間(Time)を確認して救急車を呼ぶ。
*発症から4~5時間以内ならt-PA(経静脈血栓溶解療法)という有効な治療を受けることができる。
*脳出血が起きた場合も、脳梗塞と同じ症状を呈する。症状だけからは脳梗塞とは区別ができない。一刻も早い治療開始が必要あるので、救急車を呼んでください。