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水害時に注意したい感染症とは

ジェーン・スー 生活は踊る

2019年10月15日(火)放送の「生活情報のコーナー」では、「台風の後に気をつけるべき感染症とその対策」

台風のあとは、感染症に注意


台風19号、大きな影響が出ました。今回の台風でも問題になったのが、堤防の決壊などによる浸水。台風や洪水などの災害の後には特定の感染症が流行することがあるそうで、
特に浸水された方、避難所で生活されている方、今後復旧作業のボランティアに参加される予定の方は感染症にも注意ということです。
そこで、きょうは、台風のあとに注意すべき感染症について取り上げます。

感染症について教えて頂いたのは、水曜日の月1レギュラー=医療ジャーナリストで医師の森田豊さんです。

台風後に流行する感染症

「インフルエンザ」、「風邪」、「誤嚥性肺炎」、「食中毒」、「ノロウィルス感染症」
※誤嚥性肺炎」=細菌を気道、空気の通路に誤って吸ってしまうことにより発症するそう。

いろんな感染症がありますが、特に被災している時にこうした感染症にかかると「自分自身とてもつらい思いをする」とともに、集団生活をしている場合は「周りの人たちにうつしてしまう可能性」もあります。

感染症にならないための対策

では、こうした感染症にかからないために、どのように対策をしたらいいのか?
対策としては、
★可能な限り加熱した食事を摂取する=特に食中毒など殺菌するには効果的だそう。
★安心して飲める水だけを清潔なコップで飲む=清潔でないと口の中で、肺炎の原因となる細菌がより多く増殖してしまいます。
★トイレの後、おむつ処理の後は、手を洗う=細菌が誤って口の中に入らないために。
★咳がでるときは周りに飛ばさないように、腕で顔を覆う=ほかの人にうつさないため

さらにできれば行ってほしい対策

★睡眠を確保するためにアイマスク、耳栓などを利用


★炭水化物系の食事に偏りがちなので、たんぱく質、ビタミンなどもできるだけ摂取する。


★寒暖差を避け、寒さ対策をする=自律神経のバランスを崩すと、抵抗力が衰える


★歯磨きに時間をかけ口腔内衛生に努める=インフルエンザ、誤嚥性肺炎などの予防になる

 

河川からの細菌による感染症

レジオネラ症

・土壌や河川に存在するレジオネラ菌に感染すると、 発熱・倦怠感・咳・息苦しさ・意識障害などの症状が出る。
・感染から2~10日で発症する、という病気だそうです。
・対策としては、レジオネラを含んだ水を吸い込まないように、防塵マスク着用すること!防塵マスクがない場合には、マスクを2,3枚重ねるか、濡れマスクの利用も効果的。

レプトスピラ症

・土や水に菌が混入し、これが露出した皮膚に接触して生じる病気
・発熱、腎臓障害、意識障害などの症状が出ます。
・対策としては、長靴、ゴム手袋着用すること。
・皮膚などに傷があると重症化することもあるそうで、屋外の作業の時は、暑いかもしれませんが、肌の露出は控えるべきだということです。

破傷風(はしょうふう)

・土の中に存在する破傷風菌が傷口から体内に入り発症する病気。
・口が開きにくくなり食べることが難しくなったり、全身の筋肉の硬直・けいれんなどの症状が出る。
・感染から3~21日で発症する。
・対策としては、予防接種をするのが効果的だが、被災地では丈夫な靴や手袋をつけること!怪我した場合はすぐに傷口を流水で洗うか、消毒をしてください、とのことでした。

自分を守る、周囲を守る

被災している方など、大変ななか、注意するのは難しいしそれどころではない、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、こうした感染症対策もご自分を守ることや、周りの人たちを守ることにもつながりますので、ぜひ、参考にされてください。