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【台風への備え】「自分は大丈夫」とは思わずに!

ジェーン・スー 生活は踊る

TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」。10/10の放送より

大型で猛烈な台風19号が近づいており、10月12日(土)から10月11日(日)にかけて西日本から東日本に接近し、上陸する恐れがあります。先月、千葉県に上陸した台風15号と同じか、それ以上とも言われる暴風で、影響は広範囲に及ぶ可能性が高いということで、今回はこれからでも出来る台風への備えについて防災アドバイザーの和田隆昌さんに伺いました。イレギュラーなことが起こるのが自然災害ですので「自分は大丈夫」と思わずに、しっかり備えましょう。

水や食料は最低でも3日分備蓄しておこう

【台風で予測される危険について】
暴風による家屋の倒壊、飛来物による負傷、車両の横転、鉄道の脱線、電柱や施設の損害による大規模停電、停電に伴う断水などの可能性があります。また、集中豪雨発生による洪水、家屋の浸水、農作物の損害など台風による被害は多岐にわたります。

場所別では、沿岸部にお住まいの方は高潮、山間部にお住まいの方は土砂災害、川の流域にお住まいの方は洪水、都市部にお住まいの方はビル風に気を付けましょう。地域特性によって被害は大きく異なり、台風の周辺では突風、竜巻など台風本体よりも強烈な風が吹くこともあるので注意が必要です。

【自分の住んでいる地域で確認しておいた方がよいこと】
自宅が危険な場所(増水、土砂災害の危険がある場所)では、ハザードマップや防災マップを確認して避難場所(増水時用)、避難所への避難ルートを確認しておきます。まずは気象庁の情報を接近時までに、こまめにチェックして自分の地域への最接近時(風雨のピーク時)を確認して、その時間帯、安全な頑丈な建物の中にいることが台風の基本的な対処方法です。

【首都圏の台風直撃で注意しなければならない点】
首都圏のインフラは台風によってすぐに停止します。無理な予定はたてないこと。会社等から動けなくなったとき用の避難グッズ(水や食料など)があるか確かめ、なければ準備しておきましょう。ビル風は実際の台風の風よりも強くなる場合もあります。ビル群や高層マンションの立ち並ぶ場所に強風時は近づかないようにしましょう。

【具体的にどんな備えが必要か】
沖縄など台風に慣れている地域では「とにかく通り過ぎるまで屋内にいる」のが基本となっています。室内の避難で注意することとしては、接近する前に雨戸を閉め、場合によっては戸板を打ちつけましょう。自宅周辺にある自転車や犬小屋、植栽を自宅内に入れるまたは完全に固定するようにします。マンション住まいの人はベランダにあるものを室内に入れ、カーテンやブラインドを下ろして飛来物が来たときに対処するようにします。自動車が不安な場合は安全なビルの駐車場に入れておくのもひとつの方法です。インフラが破壊されて停止したことも考えると、水や食料は最低でも3日分、できれば1週間分が必要です。水を浴槽や複数の容器にためておくのもいいでしょう。特に建物に被害がないけどインフラがとまる集合住宅の上層階の方は、1週間分の簡易トイレ、水と食料、調理用の簡易コンロとガスボンベは必須です。また、停電時のためのLEDのランタンやスマートフォン用の予備充電器の用意は必要です。そして、車を持っている人は災害の前後では手に入りにくくなる可能性もあるのでガソリンは満タンにしておきましょう。

半日~1晩を過ごすための防災袋を作ろう

また、地域によっては避難の必要があります。その際に備えておきたいのが、半日~1晩を過ごすための「一次避難用品」の防災袋。「備蓄用品」とは別で、「一時避難袋」はあくまで避難所に移動するまで、安全にたどり着けて、補給が始まるまでの短時間を過ごすために必要なものが入っていればいいものです。大量の水や食料は入れる必要はありません。

【防災袋の中身】
□飲料水(500mlペットボトル2本)
□非常食(菓子類・ゼリー状の食品)
□衣類(防寒具)
□医薬品(消毒薬、三角巾、マスク)
□アイマスク、耳栓(避難所は眠れない・体を休めるために必須)
□懐中電灯 (手巻き式が良い)
□携帯電話・スマートフォン用の充電器
□風呂敷
□雨具(雨ガッパ)
□タオル(大小)
□洗面道具
□ウェットティッシュ
□筆記具
□ビニール袋 大小3-4枚 (半透明・黒色、保存用袋)
□携帯ラジオ(手巻き式充電でき、携帯スマホの充電もできるタイプ)
□現金(数千円~2万円位を個人で判断。千円札、硬貨両方用意)
□1週間分の胃薬、解熱薬などの薬
□お薬手帳
□貴重品(※財布、印鑑、通帳など枕元に別途まとめて避難時に持ち出すように用意)

こちらにメガネ、コンタクトの保存液と洗浄液、生理用品など、個人によって変わるものも追加してアレンジしてみてください。

ダウンロード必須!無料の「東京防災」
東京防災

さらに、こういった情報が集積されているのが、度々ご紹介している「東京防災」です。東京に住んでいる方は冊子として配布されている方も多いかと思います。また、持っていなくてもアプリや電子書籍で無料ダウンロードすることができますので是非、今のうちにチェックしてみてください。こちら日本語、英語、中国語、韓国語に対応。音声読み上げにも対応しています。

「東京防災」アプリより

「東京防災」アプリより

東京防災アプリには、今すぐできる備蓄のリストや、台風・大雨の知識、避難するときの注意点、緊急時の応急処置、自分の居場所を伝えるための緊急ブザー、英語・中国後・韓国語のヘルプカード、そして今発信されている情報へのアクセス、防災マップなど、災害時に役立つあらゆる情報が入っています。

また気象庁が最近始めたばかりの防災情報アカウントは、台風や大雨、地震、火山噴火等により顕著な災害が想定される、あるいは発生している際に、現況や今後の見通し、防災上の留意事項、記者会見の内容等を発信するアカウントです。ツイッターをやっている方はフォローしておくと情報収集に便利です。

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日常生活にも役立つ『自衛隊防災BOOK』はおばあちゃんの知恵袋

ぜひ、これからやってくる台風に備える際に役立ててみて下さい。

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