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六大学野球のはじまり

檀れい 今日の1ページ

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女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。

今から94年前の1925年・大正14年の今日9月20日。
「明治大学 対 立教大学」による野球の試合が開催されました。これが「東京六大学野球」の始まりです。

六大学野球の成り立ちは早稲田大学と慶應義塾大学の対抗戦、いわゆる「早慶戦」に明治大学が加わったこと。以降、法政大学と立教大学が段階的に加入。1925年に当時の東京帝国大学が加盟し6つの大学が揃ったことで「東京六大学野球連盟」がスタートすることになります。

「全国 中等学校 優勝野球大会」現在の「全国 高校野球 選手権大会」いわゆる夏の甲子園が始まった1915年よりは遅かったものの1934年のプロ野球の最初の球団「東京野球倶楽部」現在の「読売ジャイアンツ」の創設よりも早い画期的なリーグです。1926年には現在も使用されている「明治神宮野球場」が完成。1929年・昭和4年には昭和天皇による天覧試合が行なわれ、東京六大学野球の人気は沸騰。神宮野球場には当時の収容人数を超える6万人近くの観客を集めた試合もあったようです。

この伝統ある六大学野球の人気は、戦争による中断をはさみつつも戦後、立教大学で活躍した長嶋茂雄の卒業まで続いたと言われています。

さて、気になることはあまり強くない・・・誤解を恐れずに言うなら〝弱い〟「東京大学」が六大学に加盟した経緯です。ごく初期には〝強かった時代〟もあったようですが長い歴史の中で、唯一、優勝をしたことがなく、通算勝率は1割台。勝つだけでニュースになるほどですが、アメリカから日本に野球が伝えられた最初の学校のひとつという伝統が加盟時にはものを言ったそうです。

現在、勝てないのは、他の5つの私立大学にある「スポーツ推薦入学制度」が東大にないことが理由とされますが、100年近く前の加盟時にも 当時の野球部長が部員たちへ「自ら連盟を脱退しないこと」、さらに「一度は優勝すること」を約束させたそうで、当時から勝てない自覚はあったのかもしれません。

ちなみに近年の東京六大学野球が注目されたのは〝ハンカチ王子〟こと斎藤佑樹投手が早稲田大学に在籍していた2007年から10年の時期。3万人を超える満員の観客を集めましたがそれ以降は観客集めに苦労するほど。

そこで立ち上がったのが慶應義塾大学の応援指導部、いわゆる応援団出身で大手広告代理店に就職したOBです。「慶早戦」のポスターを複数制作。それぞれの大学の実際の選手やチアリーダーが向かい合った写真を使い〝ハンカチ以来パッとしないわね、早稲田さん〟などのキャッチコピーで注目され、試合は2戦とも大入り満員になったそうです。アマチュア野球の試合にも影響与えた、これぞまさにプロの仕事ですね。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。
ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。