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小野リサさんが振り返るジョアン・ジルベルトとの思い出

コシノジュンコ MASACA

2019年9月15日(日)放送
小野リサさん(part 2)
1962年、ブラジルのサンパウロ生まれ。1989年にアルバム「カトピリ」でデビュー。1999年のアルバム「ドリーム」は20万枚を超えるヒットを記録しています。これまでに日本ゴールデンディスク賞ジャズ部門を4度受賞。2013年にはブラジル政府から「リオ・ブランコ国家勲章」を授与されましいた。日本におけるボサノヴァの第一人者。

出水:今年デビュー30周年なんですね。おめでとうございます!

小野:ありがとうございます。あっという間に過ぎてしまって(^^)私は自分の好きなことをずっと好きなことをやってきたので、ありがたいです。私が感じるブラジルの生き方とか、陽気さとか、彼らも大変なことを経験しているので、それでも前向きに生きている姿とか、そいううのを音楽で日本の方々に聞いていただけたらとずっと思いながらやっています。

JK:ブラジルの人はすごくパワフルな感じがするんだけど、サンバの場合はとくに全身で表現するわよね。

小野:そうですね、私もブラジルにいると声が大きくなったりするんですけど(^^)常にお話が好きなので、それにエネルギッシュで語るから。ブラジルに行って帰ってくると、すごくエネルギーをもらった感じがします。

出水:これまで様々なブラジルのアーティストとの交流も多いと思うんですが、思い出深い方はいますか?

小野:お会いしてはいないんですけど、先日亡くなったジョアン・ジルベルトと電話でお話ししたことがあって。ずっと歌声で聞いていたお声が受話器から聞こえてきたときは本当に鳥肌が立って! 電話越しでも優しくて、語り掛けるような話し方でした。

JK:あら、やっぱり!

小野:その当時日本にとても興味があって、サンパウロにお茶の水橋っていうのがあるんですけど、「そのあたりを歩いたりするんだ」とか。「日本にとても行きたい、コンコルドに乗っていきたい」って言ったりとか。コンコルドはもう飛んでないんですけど(苦笑)

JK:ついに来れなかったんですか?

小野:それからだいぶ経ってから来日することができたんです。3日ぐらい来日して、素晴らしい演奏を利かせてくださいました。

JK:この番組はマサカっていうんだけど、それもマサカだなって思って聞いてた。他にもありますか?

小野:本当に私は幸運で、アントニオ・カルロス・ジョビンさんもマサカなんですけど、一緒にレコーディングさせてもらいました。

出水:それは小野さんからのアプローチで?

小野:私のギタリストの友人が、「毎年ブラジルに来てるんだから、カルロス・ジョビンと演奏したらいいのに」って言って話をしてくれて。その時お声がけをさせていただいて。ジョビンさんが亡くなる半年ぐらい前だったので、あの時お会いできてうれしかったです。

出水:ボサノヴァ界の神様みたいな人ですもんね。どんな方なんですか?

小野:とってもチャーミングで! 音楽が大好きっていうか。ピアノでコードをじゃーん!って弾いて。クラシックが好きな方なんです。チャイコフスキーをすごく無邪気に喜んで弾いたり。ジョビンさんの自宅でピアノと歌で練習して。「僕は日本が大好きなんだ、ピアノはYAMAHA、時計はSEIKOだ」って(笑)車も日本車なんだって言ってました。

JK:あらそれはすごいわね! ブラジルと日本の関係って大きいわね。小野リサさんは作曲はされないんですか?

小野:時々、ちょっとだけ。そういう時間があるといいんですけど(^^)最近はいろんな国に行ってその国の歌を歌ったり。中国では中国語でボサノヴァを歌ったりとか。

出水:いま中国でボサノヴァ人気なんですか?!

小野:人気みたいです。多分、すごく発展して、みんな心を満たされたいのかな。

JK:いろんな経験してますからね。過去には天安門事件からいろいろありましたからね。そういう思い出とか経験が思い出されてるんでしょうね。他の国は?

小野:アジアが多いんですけど、シンガポールとか。最近はオーストラリアに行ったり。オーストラリアのとてもポピュラーな曲で「Walking Matilda」っていう曲をボサノヴァにアレンジして歌ったり。

出水:ボサノヴァというのは、中国語でも英語でも、どんな言語でも上手くハマるんですか?

小野:そうですね、チャンチャン、ズチャンっていうギターにのせて「夜来香」を歌ったりしてやってます。

JK:なんでもできちゃうわね! そのうち蝶々夫人とか(笑)

出水:10月4日(金)、5日(土)はビルボードライブ東京でLIVEがあります。スペシャルステージということですが、どんなステージになりそうですか?

小野:そうですね、英語の歌を歌おうと思って。アメリカのJAZZのナンバーとか、懐かしい映画音楽、『シャレード』とか『ミスティ』とか。みなさん耳馴染みのJAZZナンバーを管楽器を入れた編成で。JAZZクラブなので、ちょっとJAZZっぽく演奏してみたいと思います。

出水:さらに楽しみなのが、今年12月4日にはCDリリースも予定しているんですよね。

小野:今回は日本のとても古い曲、「愛の賛歌」とか、菅原洋一さんの歌とかを歌ってみています。しかも今回はなんと、宇崎竜童さんにも曲を書いていただいて! 阿木燿子さんが詩を書いてくださいました。

出水:実は小野さん、お子さんが3人いらっしゃって、世界中飛び回っていらっしゃって・・・

JK:お子さんはご一緒に連れて行くの?

小野:小さいころはあちこち連れて行ってたんですけど、やっぱり学校がありますので、お留守番させています(笑)高校2年と中学3年と小学校5年生です。中学3年生の子がデザインをやりたいって言ってて、コシノさんにお会いするって言ったら大喜びして(笑)男の子なんですけど。

JK:男の子は意外と仕事に生きますよ! 趣味じゃなくて、仕事を見つけますよ。

小野:だから、いまは洋服屋さんにばっかり行かされています(笑)

=OA楽曲=

M1. Bim Bom / 小野リサ

M2. Whatever Will Be Will Be / 小野リサ

「コシノジュンコ MASACA」
TBSラジオで、毎週日曜17:00-17:30放送中です。ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。