TBSラジオ
『TOMAS presents High School a Go Go!!』(毎週・月曜夜9時~9時30分)
「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまく
いろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、
そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。
ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。
▼メインパーソナリティ:TBSアナウンサー・石井大裕
▼2019年9月9日(月)放送後記
スタジオは、高校3年生の小林萌夏(こばやし・もか)さん
高校2年生の谷本魁渡(たにもと・かいと)くんとお送りしました。
<高校生の主張>
毎回、TBSラジオキャスターが首都圏の高校に伺い、現役高校生たちに
学校生活にまつわる話題を取材します。
先週と今週、ご紹介しているのは、東京・町田市にあります、
「玉川学園 中学部・高等部」です。
「人生の最も苦しい、いやな、辛い、損な場面を
真っ先に微笑みを以って担当せよ」
という『玉川モットー』を掲げている学校です。
今回は、「玉川学園 中学部・高等部」の「デンマーク体操部」を
玉川学園の卒業生でもある、TBSラジオの柳沢怜が取材しました。
「デンマーク体操部」の
部長:菊岡彩(きくおか・さえ)さん、
副部長:渡邉伶美(わたなべ・れみ)さん、そして、
後藤サラ(ごとう・さら)さん、鈴木美葵(すずき・みつき)さんに
お話しを伺いました。
4名の皆さん、ありがとうございました。
今週は、玉川ならではの学校生活などについて伺いました。
柳沢キャスター
- 玉川学園の学校生活の特徴を教えて下さい
- 生徒
- 「玉川学園は3つの校舎に分かれています。小学1年生から4年生までが『小学年』、小学5年生から中学2年生まで『中学年』、中学3年生から高校3年生までが『高学年』と4年ごとに分けて学校生活を送っています。その3つの校舎ごとにルールや部活動が変わっていきます」(鈴木さん) 「SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)という授業があります。私はSSHの科学分野を選択しています。自分で研究のテーマを決め、実験の内容を考えて、およそ2・5年間、研究を続けます。去年は『柑橘系果物の薄皮剥皮効果』を研究し、今年はさらに発展させて『テクチン』を中心に研究しています」(菊岡さん)
柳沢キャスター
- 将来の夢、就きたい職業を教えて下さい
- 生徒
- 「医師です。父と祖父が内科医で、働いている姿がカッコよく、やりがいのある仕事だなと感じていました」(菊岡さん) 「看護師になりたいです。海外に住んでいた経験があるのですが、今、日本の病院では、外国人の患者さんが通訳を介して診察を受けていると聞いたことがあるので、英語が話せる看護師がいれば安心して暮らせるのではないかと感じました」(後藤さん) 「ダンスも体操も好きで、ディズニーのことにも興味があるので、ディズニーリゾートのダンサーになりたいです。ダンスでディズニーの魅力や笑顔、感動を与えられたらと考えています」(鈴木さん) 「ヘアメイクアップアーティストになりたいです。好きなアーティスト『AAA』の宇野さんの写真を見るたびに、メイクによって雰囲気が違ったりすることに感動し、自分でもこういう世界観を作りたいと思いました」(渡邉さん)
取材ではさらに、「新しいお客様がいらした時に唄う」という
玉川学園ならではの歌も披露していただきました。
<なんでも課外授業>
「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」を
ゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。
今回は、モデルでタレントのベックさんをお迎えしました!
ベックさん。
1991年生まれ、韓国・ソウルのご出身です。日本の文化に興味を持ち、19歳の時に来日。武蔵野美術大学で学びながら、ファッション雑誌のモデルとしても活動を始めました。また、タレントとして、TBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」をはじめ、テレビやラジオなどに数多く出演する一方、アーティストとして油絵を中心に制作し、個展を開くなど、幅広く活躍されています。昨年、武蔵野美術大学大学院を修了されました。
- 石井大裕アナウンサー
- 芸能の仕事を始めたきっかけは、どんなことですか。
- ベックさん
- 日本に来て、(東京の)青山にある語学学校に通っていました。通学で原宿を歩いていた時に、そこにいろいろな雑誌のモデルのスカウトをされている方がいて、たまたま声を掛けていただきました。(声を掛けてくれた雑誌)「Zipper」は韓国でも人気で、大きな書店で販売されていて、私も時々、買っていました。ですから「読んでいた雑誌だ!」と、とても嬉しく、スナップ写真を撮ってもらいました。そして次の週に連絡が来て「今度は撮影をしてみたいのですが」と言われて写真を撮り、その後も続き、「Zipper」に載りました。とても驚きました。
- 石井大裕アナウンサー
- 大切にしている言葉や気持ちはありますか。
- ベックさん
- 最近わかったことですが、勉強もそうですし、「全ては日々の積み重ね」だと感じました。毎日やっている時は「こういうのは、役に立つのかな?」「やめたほうが良いのかな」と感じたこともあり、一週間や一か月ではわからなかったのですが、それが5年や10年経つと大きくなって、(自分に)「来ているな!」と感じました。勉強だけでなく、友人や仕事での人間関係も全て、長く続けることが大事だなと実感しました。
ベックさんには、さらに、画家としての思いもお話しいただきました。
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TBSラジオのキャスターで番組のディレクターでもある甲斐彩加は
ベックさんと同世代です。
萌夏さん、魁渡くん、石井、甲斐、それぞれの年代で、
ベックさんのまっすぐな生き方からいろいろ学んだようです!