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放送中

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9月8日(日)秋の風物詩「目黒のさんま祭り」(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの久保絵理紗です。

久保絵理紗
TBSラジオキャスター。
食べるも嗅ぐもクサいモノが好き。どこでも踊ります。

オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」


今日の放送では、「目黒のさんま祭り」をご紹介しました。「目黒のさんま祭り」は2あって、今週と来週の日曜日に開催されますが、今日ご紹介したのは、会場が目黒駅東口で品川区で開催されるさんま祭り。毎年、この目黒のさんま祭りを迎えるとともに秋の訪れを感じる方も多いのではないでしょうか。

今日は、台風予報が出ていたため、例年より早い9時前からさんまが配られ始めました。さんま祭りは、毎年「焼きさんま」をお目当てに3万人もの人が集まる人気のお祭り。さんまの行列は、目黒駅に設置された焼き場から何百メートルと続き、最後尾が五反田まで伸びている長蛇の列が恒例でしたが、今年は焼き台が増えたこともあり、列がスイスイ進んでいきました。例年2時間以上かかった待ち時間も今年は30分~1時間と、これまでに例を見ない流れの良さだったといいます。

▲10時の時点でここが最後尾。最後尾から駅が見えるなんて例をみないことのようです

目黒のさんま祭り主催者・目黒駅前商店街振興組合の西川紘さんに伺うと、今年のさんまは例年以上の不漁で、毎年さんまを用意されている岩手県宮古港ではまだ1匹もさんまが獲れていないんだそうです。それでも、宮古の漁業組合のみなさんは「小さな痩せ細ったさんまよりも、丸々太ったさんまを食べてもらいたい」と、宮古で去年水揚げされた大ぶりの冷凍さんまを今年も7000匹ご用意されました。家の食卓ではなかなか食べられないものですから、美味しいさんまをいただけるだけでありがたいものです!

▲主催者・目黒駅前商店街振興組合の西川紘さん

今年も、宮古のさんまのお供には、徳島県産のすだち那須塩原産の大根おろしに、神田のべったら漬け。身が柔らかく脂も乗っているので、さんまそのままでも十分美味しいのですが、すだちの酸味と大根の辛味、そして間にべったら漬けを挟んで食べたらもう逸品。タダでいただくのが申し訳ないクオリティです。美味しさの秘密は、燃料にも。うなぎ屋さんで使われているという、和歌山の高級備長炭でじっくり焼き上げています。

▲宮古のおいしいさんま!いただきました!


▲外で食べるから、より美味しい!

そして、「さんま祭り」には毎年、もう一つ行列ができるテントが。「岩手県立宮古水産高等学校」の学生さんが教育実習で作った「さんまの缶詰」です。宮古水産高校3年生の前川麗奈さんにお話を伺いました。生徒のみなさんが食品加工を勉強する授業の一環として、地元で獲れるさんまを使って缶詰を作るようになったそうです。実は、さんまの缶詰を作り始めたのは30年以上前のこと。長い歴史があります。

▲宮古水産高等学校3年生の前川麗奈さん

はじめはさんまの頭と内臓を取るのが難しく、1年生は30秒以上かかってしまうそうですが、3年生にもなると5秒もかからず手際よく裁いてしまうそうです。先輩かっこいい・・・

▲宮古水産高校のみなさん!自分の手で作ったものを、自分の手で売ります!

しかし、年々生徒の数が減ってきていて、今年は食品家政科の生徒さん5人で1800缶作ってこられました。学生さんの手作業だと思うとよりありがたく感じます。5缶セット1000円で販売しているさんまの缶詰。毎年人気で午前中には売り切れるようですが、今年は更に記録更新して、10時30分には完売!知る人ぞ知る逸品です。

▲新記録更新!10時30分で完売!

ゴロっと大ぶりなさんまが缶いっぱいに入っています。味付けは、「釜石市の富士醤油」の濃口しょうゆに少しお砂糖を加えられていて、甘辛くごはんが進むお味。脂がのっていて本当においしかったです。さすが、さんまの本場です。余談ですが、宮古水産高校の学生さんがアイディアを出したという、宮古の塩で作られた「海のプリン」。ほんのり塩味が効いたミルクプリン、こちらも即完売!人気商品です。

▲大ぶりのさんまに甘辛タレが沁みてて、口の中でとろけます・・・


▲宮古水産高校の生徒さん発案の「いわて宮古の海のプリン」1個150円

来年は「焼きさんま」だけでなく、学生さんが作った「さんまの缶詰」でも秋を感じてはいかがでしょうか?