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日本のプロ野球史上、最高のピッチャー誰?

檀れい 今日の1ページ

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女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。1962年のきょう、国鉄スワローズの金田正一さんが当時の世界記録となる通算3509奪三振の世界記録を達成。そこで今日は、金田正一さんのお話です。

日本のプロ野球史上、最高のピッチャー誰か?そんな企画がある度に、上位にランクインするのが金田正一さん。それもそのはず。とにかく、数字が凄いんです。プロ野球生活20年で積み重ねた白星は400勝。プロ野球では1年で10勝をすると一流と言われていますが、400勝に到達するには、10勝ペースだと40年もかかります。20勝でも20年かかります。果てしない記録ですよね。

ちなみに、金田さんは全盛期に14年連続で20勝以上という日本のプロ野球では前人未到の記録も作っています。20勝という超一流の成績を14年も続けるなんて・・・恐れ入ります。金田さんの投手生活の中で最も好調だったと言われるシーズンが、今から61年前の1958年、金田さんが25歳になる歳でした。その年、金田さんを燃えさせる大きな出来事がありました。それが立教大学のスーパースター、長嶋茂雄さんの巨人への入団。2つ年下のルーキーに、金田さんは、目の色を変えたのです。

巨人との開幕戦では、当時、六大学野球のホームラン記録を塗り替えたスーパールーキー、長嶋茂雄さんを相手に、4打席連続三振を奪い、役者の違いを見せつけました。184センチの長身から投げ下ろす、速球と大きなカーブ。しかも、サウスポー。異次元のボールに、あの陽気な長嶋さんも手が震えたと言われています。当時はスピードガンがなかった為、様々な憶測が飛び交っていますが、映像を分析した専門家の話では160キロ以上出ていたという話もあるようです。

では、金田さんご本人はどうおっしゃっているのか?と言いますと…

「ワシの現役時代、180キロ以上は出ていた。真ん中をめがけて投げたボールが5センチもホップして、ボール球になった事もあった」。

180キロ以上で、浮き上がるボール、にわかに信じがたいお話ですが、400勝という、桁違いの数字を考えますと、本当なのかもしれません。辛口で知られる野村克也さんも、金田さんの事を絶賛されています。金田さんのピッチングのキモは「足で投げる事」。下半身さえ正しく使えていれば、それが自然と上半身に伝わってくる、という理論なんです。そのため金田さんは、ほとんどブルペンには入らず、誰よりも ランニングをこなしていたという事です。

人の10倍練習して、10倍節制する。100%の力で走れる体を作るために節制をして、食事や睡眠、マッサージなどの管理もきっちりする。この高いプロ意識が、金田正一さんの成功の秘訣だったのかもしれませんね。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。
ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。