お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

研究はほとんど間違い?!生命科学者の仲野徹、波乱万丈な野口英世の人生を語る

ACTION

TBSラジオ「ACTION」。8月22日(木)のゲストは大阪大学大学院教授で生命科学者の仲野徹さん!今回は歴史に名を残す科学者のハチャメチャだけど見事な人生と華麗なる研究についてお話を伺っていきます!

羽田:野口英世。千円札の顔ですが、改めてどんな人物なんでしょうか?

仲野:野口は福島県の生まれで小さい頃に火傷を負って手術を受けて医者になる決心をするんですね。ほとんどの生活はアメリカで送ったわけですけれども。

羽田:波乱万丈だったそうですが、僕それあんまり分かってないんですけど…。

仲野:そうですね、たとえばアメリカへ行く前にお金を借りまくって渡航費を行く前に使い果たしてしまうとか。

羽田:使い果たしちゃったんですか!?

仲野:それでアメリカへ行ってサイモン・フレクスナーという人のところへ行くんですけれども、それもフレクスナーが一度日本へ来たときに野口が通訳をしたんですね。おそらく社交辞令でアメリカに来たらうちへ来なさいとか言うたと思うんですけど、それを頼って行ってしまってフレクスナーがすごく困ったというような、ちょっと想像できないようなところがあります。

羽田:そんなお金を貸してくれる人がたくさんいたんですね。

仲野:そうですね、やっぱり非常に優秀やったと思うんで。小学校の頃の先生で小林栄という人が野口の才能を見出したりとかですね、歯科医の血脇守之助という偉い人が自分で高利貸しに金を借りてまで渡航費用を出してあげたり、それぐらいすごく能力があったんだと思います。

羽田:でもそれ何で使い果たしちゃうんですか?

仲野:飲みに行ったり(笑)

羽田:ええ~!?そんな使い方?!

羽田:野口英世が後世に残した研究って何だったんですか?

仲野:野口の研究は残念ながらほとんど間違いです。ただ一つ非常に良い研究がありまして、当時は進行麻痺という今でいう脳梅毒なんですけど、進行麻痺は精神疾患だと思われていたのが梅毒(スピロヘータ)によって起こされるということが分かって、当時の考えでいくと精神病が感染症で起きるということなので非常にインパクトのある研究で。これはノーベル賞に匹敵すると言ってもいいぐらいの研究ですね。

羽田:でも間違ってるって言ってもそれだけ立派な研究が残ってるなら間違いが多くてもいいのかなって思っちゃいますけどね!

仲野:う~ん…ちょっと間違いと正しさの比率がかなり悪いような気がします…(笑)

他にもマッドサイエンティストなジョン・ハンターや新たな千円札の顔・北里柴三郎のハチャメチャ人生をご紹介!全編はradikoのタイムフリーで!

8月22日のGUEST ACTIONを聴くhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190822162815

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)