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注意したい、ホットヨガによる耳の不調

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

今週の「再春館製薬所 健康一直線」は、JCHO東京新宿メディカルセンター・耳鼻咽喉科診療部長の石井正則先生に、「注意したい、ホットヨガによる耳の不調」をテーマに伺いました。

■ホットヨガは炎天下での運動と同じ■
*若い女性を中心にホットヨガが流行っているが、ダイエットと健康によいというキャッチフレーズが人気に拍車をかけている。
*ところが、ここ5年間に当科を受診した患者の中でホットヨガをやったために、難聴、メマイ、耳鳴りが発症し、より具合が悪くなった患者さんが50人以上もいた。
*ホットヨガ、室温が30度以上で湿度が50%以上の環境で一時間のハタヨガ(体を動かすヨガ)をする。
*この環境を想像して欲しい。まさに真夏の炎天下で一時間の運動をする環境と同じ。

■症状のケース■
*具体的にはヨガの最中に耳閉感と難聴とともに自分の呼吸音が聞こえ、自分の声が響くようになる人がいる。急激な脱水による耳管開放症の症状。
*ホットヨガのあとに良性発作性頭位めまい症のめまいを発症した患者さんもいる。
*立ちくらみにともなうメマイ(起立性調節障害、起立性低血圧)に悩まされた患者さんもいる。
*メマイのリハビリとして有酸素運動を医師から勧められ、ホットヨガをやった結果、却ってメニエール病の発作を頻回になった患者さんもいる。

■交感神経優位な興奮状態が続く■
*健康的な普通のヨガに対して、自律神経機能検査を測定すると、本来のヨガでは、最後に行う「屍のポーズ(シャバアーサナ)」の後に副交感神経が優位になる。
*患者さんが「ヨガをやっている」というと、医師は普通のヨガだと思ってしまうが、ホットヨガは普通のヨガと比べて心身の負担が全く異なる。
*患者さんもホットヨガが本来のヨガと思っている人がいるが、ヨガの発祥の地のインドでは、ホットヨガはヨガとして認められていない。
*ホットヨガを全面否定するつもりはないが、メマイ、難聴、耳鳴りのある方はくれぐれも注意して欲しい。