TBSラジオ「ACTION」5時台のコーナー「ACTION」プロジェクト。パーソナリティやリスナーのみなさんのちょっとした野望を叶える進行型企画!
何週間か前に子供の頃、石を集めていたという話をした幸坂さん。当初小馬鹿にしていた松永さんですが、この話の反響が凄まじく、リスナーからオフィシャルで松永さんにクレームが入るほどに。これにピンときた幸坂 a.k.a. 幸石理加さんは石フェスを開く運びに・・・!?
今回は、石を面白い角度で楽しむ地質のプロ!名古屋市科学館主任学芸員・西本昌司さんをお迎えして、楽しい楽しい”石談義”です。
松永:今回、西本さんに出演をお願いする際に「赤坂TBS放送センターにお越し下さい」とお伝えしたところ、「化石だらけの赤坂サカスの奥にあるビルですね」と返事が来てスタッフがびっくりしたそうですが。化石だらけなんですか?
西本:そうですよ。久々に入ってみたら、アンモナイトがいっぱいあるんですよ!
松永:えっ?赤坂サカスにアンモナイト?マジっすか?
西本:写真お見せしましょうか?
松永:うわぁ、本当だ!アンモナイトだ!
幸坂:これ、嘘ですよね…?絵ですよね?
西本:絵じゃないですよ!
松永:こういうデザインとか柄かと思ってました。すげぇ!こんなに生活に石が密着してると思わなかったです。しかも化石だなんて!これ、本物の石だと知ったらちょっと見方変わりますね。
西本:これはまさに、地球がやった自然のデザインなんです。
松永:そうなってくると神々しく見えてきますね…
松永:たとえば駅に降り立って、「この壁はあの石だ!」ってときめくってことは、街を歩くのがすごく楽しいですよね!
西本:楽し過ぎて困っちゃうんですよね!
松永:俺からすると例えば東京駅は「広っ!でかっ!難っ!」って感情しか出てこないですけど、「この床の石はこれだ!」とか思えたら、東京駅でときめけるから正直すごく羨ましいですね。
西本:自然の観点だけじゃなくて、デザインの視点から見る石も面白いんですよ。「何で設計者はこの石を使ったのかな?」とか。そこには地球の歴史だけじゃなくて、人の歴史や街の歴史という視点も入ってくるので面白いですよね。
松永:幸坂さん、僕ら自然の石だけ着目してたけど、素材としての石という視点もありますね。何か、幸坂さんは「石に呼ばれる」みたいなことを仰るんですよね。
幸坂:そうです。西本さんは呼ばれますか?
西本:呼ばれますね〜。
松永:おぉ、呼ばれ合う人たち…(笑)
西本:「やっぱり、ここにはこの石があったか!」とか。
幸坂:海の周りの石とかついつい拾いたくなるんですよね。
西本:キラッと光るとね、拾わざるを得ないですよね〜。
松永:拾わないという選択肢など、ない!(笑)
石談義で共鳴し合う、幸坂さんと西本さん…「ACTION」プロジェクト全編はradikoのタイムフリーで。