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放送中

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スタジオに鎌倉武士!? 久米宏のけぞる

久米宏 ラジオなんですけど

TBSラジオで毎週土曜日、午後1時から放送している「久米宏 ラジオなんですけど」。
5月28日(土)放送のゲストコーナー「今週のスポットライト」では、鎌倉で武士体験ができるお店を開いている武士研究家・有本大輔さんをお迎えしました。鎌倉武士の装束「直垂(ひたたれ)」を身にまとい、弓と太刀を携えて登場した有本さんを見た瞬間、久米さんと堀井さん、思わずのけぞる!

スタジオ風景

7歳の時に漫画「三国志」を読んで歴史好きになった有本さん。お兄さんとお姉さんの影響で12歳から弓道を習い始め、ますます武士や武道への関心が強くなっていきます。高校を卒業し就職してからも弓を続け、20歳の時には「弓馬の道」といわれたもう一つの武士のたしなみ、馬術もやりたくなった。馬術といってもオリンピックで見る西洋馬術ではなく、日本古来の和式馬術。鎌倉にある日本でも数少ない和式馬術の会を訪ね、そこで聞いた武士・武道についての話にすっかり感銘を受け、仕事を辞めて「いざ鎌倉!」とばかりに山口から鎌倉に移住! 弓道を続ける一方で、古典や専門書を読み武士の精神・文化の研究を深め、そしてついには、多くの人に武士の心に触れてもらおうと2012年、鎌倉武士の衣装をまとい弓矢をはじめ様々な武士体験ができる店「梓想庵(しそうあん)」をオープンしました。そこまで有本さんを突き動かした日本の武道、弓と馬についていろいろ伺いました。

有本大輔さん

鎌倉、弓、馬といえば、流鏑馬(やぶさめ)。実は流鏑馬は戦いのための訓練ではなく、平和を祈る神事なんだそうです。このように武道は他人を力で制圧するものではなく、争いを鎮めるためものだそうです。

また、武道では自分と相手の拍子と間合いを認識することが大事だといわれます。拍子はリズムやタイミング、つまり時間のこと。間合いは空間。人にはそれぞれの時間と空間があり、それをつかむことが勝つことにつながります。と同時にそれは、相手を理解し、尊重する気持ちも生まれてきます。すると争いを起こさない方向に考えるようにもなります。歴史を見ても、源平合戦を経たのちの源頼朝はどうやって平和な世の中を維持するための武道のありかたを考えました。また、戦国の世を治めた徳川家康もやはり平和のための武士のありかたを考えました。

自分が勝つためにあるのが武道だと思って他人にも厳しく当たってきたという有本さんでしたが、武士について研究を深めるにつれ、人のためにあるのが武道だという思いを強くしたそうです。

スタジオ風景

有本さんの武士体験のお店「梓想庵」は、歴女(れきじょ)や刀剣女子に大変な人気なんですが、歴史や武士にそれほど詳しくない人たち結構もお店に来るそうです。そういう人にも丁寧にガイドをしている有本さんは、武士や武道のことを話しはじめると止まらなくなるんだそうです。ちなみに有本さんの好きな武将は、源平合戦で活躍し「坂東武士の鑑(かがみ)」と呼ばれた畠山重忠。シブイ!

有本大輔さんのご感想

有本大輔さん

すごく緊張しましたが、楽しかったです。

久米さんはいろいろよく調べていらっしゃるなと思いました。私は武士の話をどうやって解説すればいいかと思ってどきどきしていたんですが、久米さんがうまく話してくださったので助かりました。ありがとうございました。