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アフタースクールの取り組みについて

人権TODAY

毎週土曜日「堀尾正明+PLUS!」内で08:15頃に放送している「人権トゥデイ」。様々な人権をめぐるホットな話題をお伝えしています。

今回のテーマは・・・アフタースクールの取り組みについて

今日は、子供たちが学校の校舎で放課後を過ごす、「アフタースクール」という取り組みについてです。

アフタースクールとは、学童保育のような「子供を預かる場所」という機能に加えて、その子供たちが、学校施設を使って、いろいろな習い事を受けられるものです。今回取材したのは、中野区にある新渡戸文化小学校です。

運営しているNPO法人「放課後NPOアフタースクール」の代表理事・平岩国泰さんに、話を聴きました。

平岩国泰さん
「アフタースクールは小学校の放課後の活動なんですが、その小学校にそのままアフタースクールっていう施設を作っちゃうんですね。建物を建てる訳ではなくて、空いている部屋を使って、そこで子供たちが集まれる場所を作って。
「市民先生」と私たちは呼ぶんですけど、色んな市民の方が先生になってくれて、子供たちが色んな活動ができるっていうのが特徴ですね。」

ここには毎日、90人くらいの小学生が通っていて、【習字教室】の他にも、サッカーやピアノ、料理教室など、およそ30種類の習い事があります。

平岩さんはアメリカに行ったときに現地でアフタースクールを知り、2005年から活動をはじめて、現在では全国で11箇所の学校の校舎を利用したアフタースクールを運営しています。

そこで、実際に通っている小学生に話を聴きました。

男子
3年生です。テニスと、フルートと、あとサッカーとレゴブロックとかで遊んでます。
(お父さんお母さんは働いているの?)はい。お母さん帰ってくるのが遅いから、兄弟いないから、楽しい。
女子
4年です。剣道やってます。お母さんしかいなくて、でお母さん働いてて。遅くに帰ってくるから、お母さんが帰ってくるまでアフターにいる。一人があんまり好きじゃないから。みんなと一緒にいるのが楽しいから、アフターが好き。

みんな、楽しそうに遊んだり、習い事をしたり、元気いっぱいに放課後を過ごしていました。また、クラスや学年を超えてプログラムに取り組んでいたので、普段とは違った交友関係が作られているようでした。
中には、不登校気味の子が、放課後を楽しく過ごすことで、再び学校に通い始めたという例もあったそうです。

そして、この取り組みは、子ども達だけではなく、親にとっても大きな存在だということです。この日、子どもを迎えに来た親に話を聴きました。

母親
私も毎日働いていますので。不安があると仕事の方も集中できないのかなっていうのがあるので。安心して預けられるのが一番だと思います。
父親:
両親とも仕事をしてるので、でも学童よりは、アフターの方が学校の敷地内にあるし、色々と習い事もできるので。
父親
妻がちょっと今具合が悪いもので、パパが迎えにきました。
まだ小学校1年生だから、最近物騒でしょ?色々事件もあるから。で本人が小学校とアフターが大好きなので、ここを利用できてます。

今回、取材した親からは、
・一人で学校の外を移動させることが無いので安心だ、という声や、
・アフタースクールがあるから、この学校を選んだという人。
・それから、子どもの習い事を考えるときに、いろいろ選べて便利、
という話を聴けました。

平岩さんの話では、子どもを預けられず、仕事を減らしたり、辞めたりする人もいたそうです。
また、自分の子供に習い事をさせてあげられないことに「罪悪感」を持つ親もいるそうです。
再び、平岩さんの話です。

平岩国泰さん
「出来れば日本でも、どの小学校にもアフタースクールが当たり前にあるような、そんな社会になってくれたら良いだろうなと思っていて。あとは、そこでためたノウハウを、色んな方に伝えて、みんなが色んな地域で出来るようになったら最高だなと思いますね。」

アフタースクールの利用料は、使う学校施設によって異なりますが、今回取材した新渡戸文化小学校では、・基本の「預かり料金」が、【週1回で 月に8,400円】~【週5日で 月に34,000円】です。
・また、「プログラム料金」は、【ひとくち3,000円~6,000円】で、
・夜7時まで預かっています。

担当:田中ひとみ

<関連情報・お問い合わせ先>
NPO法人 高津総合型スポーツクラブSELF
http://takatsuself.com/
魂刀流志伎会
http://kontou.net/