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【作品紹介】「女生徒」(2019年6月23日)「グッド・バイ」(6月30日)

ラジオシアター~文学の扉

番組でも何度も取り扱っている太宰治ですが、今回は、女性の一人称形式の小説で川端康成に唯一絶賛された「女生徒」と、絶筆となった「グッド・バイ」をお届けします。

「女生徒」
14歳の少女が、朝、目覚める。
彼女は、父を亡くし母と2人で暮らしている。
ちょっとしたことが気になり暴力的な衝動に駆られては、自己嫌悪に陥り、楽しい気分でいたいと思ったら急にイライラとしてくる。
母親のことが気に食わないと思っているのに、急にいとおしくなってくる。
自分らしさを貫きたいと思うのに、愛想よくふるまっている自分に気づく。
父や姉を恋しく思ったり、生きづらい世の中のことを憂えたり。とりとめのない考えを抱きながら、少女の1日は終わる。

「グッド・バイ」
雑誌「オベリスク」編集長の田島周二は先妻を亡くしたあと、疎開中に今の細君をものにして結婚した。終戦になり、細君と、先妻との間にできた女児を細君の実家にあずけ、東京で単身暮らしている。
闇商売で儲け、愛人も10人はくだらない。
戦後3年を経て、34歳の田島にも気持ちの変化が訪れた。
色即是空、酒もつまらぬ。田舎から女房子供を呼び寄せて、闇商売からも足を洗い、雑誌の編集に専念しよう。
しかし、それについて、さしあたっては女たちと上手に別れなければならない。
ある文士のアドバイスを受け、田島は「すごい美人」の永井キヌ子と女たちを訪ねるのだが・・・。

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