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武田砂鉄×山田ルイ53世「一発屋かつ、お父さんというこの状態…」

ACTION

5月3日のTBSラジオ「ACTION」。ゲストは髭男爵のルイ山田53世さん!武田砂鉄さんとは、以前から交流があるんです。

山田:ルネッッサーンス!どうも、髭男爵の山田です。
武田:僕は芸能人の方とはあまり親しくならないようにしてるんですけど、山田さんとはズブズブの関係ですよ。山田さん、今日はどうしていらしたんですか?
山田:こっちが説明するんですか!?理不尽。
武田:理不尽な現場だよ。

山田:誰かに口火を切ってほしいなとは思ってたんですけど、誰も言わないようなので自分で言います。本を出してます。
武田:山田さんは本を何冊も出してるんですけど、僕はその書評を書いたりしてるんですよ。
山田:そう。砂鉄さんに書評書いていただいて、今年の頭には「一発屋芸人の不本意な日常」というカッコつけた言い方をすると、エッセイ集的なやつを書かせていただきました。
武田:一発屋芸人の本を書かれていた時にはご自分を卑下するような形でたくさんインタビューを答えられてましたけど、ここ最近は褒められがちですよね。
山田:そんなことないですよ。
武田:ジャーナリズム賞みたいなのをとられましたしね。
山田:いただきました。

武田:なんて言うか…、”ビジネス一発屋”って言ったら悪いですけど、それを見てるとそんなに卑下しないでくれって思うんですよ。
山田:いや、そんなことないですよ。僕は最近「一発屋パパ」というテーマができて。
幸坂:パパ?
山田:一発屋かつ、お父さんというこの状態、こんなに職場でのヒエラルキーが可視化されている仕事ってないんですよ。
武田:完全に可視化されてますからね。

山田:これ恐ろしいのがテレビに出てないということも可視化されているわけですから。
武田:はい。

山田:自分の子供に対して、自分は芸人でコンビ名はこれこれでって説明していく中で肩書が負けを意味する「一発屋」というワードを、どのタイミングで子供に咀嚼させるのかというのがテーマですね。
武田:一番最初に対談した時に、自分の子育てみたいなところを出すのが慎重になってるようなことをおっしゃってましたよね。
山田:はい。

武田:スギちゃんはすごいツイッターに載せて「子供かわいいぜー」みたいなことを言ってる。それを山田さんはためらってたんだけど、最近はそっちいくぞって感じなんですか?
山田:いやいや、それあれでしょ?メイン仕事を1個取ろうとしてるかってことでしょ?
武田:はい。
山田:そんなことは思ってないですよ。
武田:そうですか。

山田:こないだ家族旅行に行ってきて、奥さんと小1になる娘と一緒に人生ゲームっぽい双六をやったんですよ。色んな仕事がマスにかいてあるんですけど、僕がサイコロ振ったら「お笑い芸人になって漫才をする」っていうマスにとまったんです。しかも先輩方がお笑いの地位を上げてくださったからだと思うんですけど、”良いマスだよ”っていう感じなんですよ。

武田:やったー!芸人になれたー!みたいなね。

山田:でも奥さんは僕が娘に職業を隠してるのを知ってるから、旅先でものすごく緊張感のある空気になったんですよ。娘は「あれ、芸人ってパパ…」って、もう僕が髭男爵であることに気づきかけてるんです。最終的には「似てる人だね」って言って否定するんですけど。ちなみにそのあと僕2回サイコロ振ったんですけどどっちも「1回休み」にとまって、奥さんに「よう休むね」って嫌味言われたんですよ。

幸坂:何かのイタズラですねぇ(笑)

武田:ジョイマン高木さんの記事でも書いてありましたけど、そういう一発屋芸人の方のお子さんたちへの伝達の仕方というのはデリケートな問題なんですね。
山田:高木君の場合は「ナナナナー」という自分のギャグを娘の名前に埋め込むというね。恐ろしい時限爆弾を設置しましたから。
武田:ずっと抱え持たなきゃいけないという、かなりの覚悟ですよね。
山田:あれ、お父さんのギャグの「ナナナナー」と私の名前のナナって同じ。これって何か関係があるんですか?っていう日が来るわけですよ。その時にどう答えるかってことですよ。
武田:うん。

山田:まぁもう既にあったらしいんですけど、その時はとにかく「画数がいいんだ」っていう名前の性能押しで、なんせこれは書くのが早いんだと。今はその一点張りで押し返してるらしいです。
武田:どうするんですか。山田さんところは?

山田:いやぁ、まだ保留中というか。まだ解決の糸口も見つかっていないです。
武田:一発屋芸人はみんなでバカにしていいんだという社会の風潮に対して、山田さんの本ってあると思うんですよ。そんな風に言わないでくれよと。一発当てるのがどれだけ尊いことかという。

山田:こちらから言うのはおこがましいですけどね。芸人はみんなわかってても言わないですよ。そんなこと言ってもハードルが上がるだけだから。僕だけ犠牲になって言おうというスタンスでやってます。社会の風潮に関して、有名税って言葉はそもそも嫌いですけど、有名税の使い方がおかしいんじゃないかと思います。
武田:と言うと?

山田:みんな徴収した有名税で銅像作って卵ぶつけてるだけだなって。それだったらせっかく有名人が騒動を巻き起こしてくれたんだから、それを利用してもっと前向きに進むようなことに有名税を使った方がいいんじゃないかと思うんですよね。

終始にぎやかなゲストコーナー。全編は、radikoのタイムフリーで!

武田砂鉄 × 山田ルイ53世http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190503162623

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