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煮物にしてもおでんに入れても美味しい、イイダコ!

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

冬から春のはじめにかけて、旬を迎えるのがイイダコ。
大きさは、5センチから30センチ、お米のつぶのような卵をぎっしり抱えるので、イイダコと呼ばれています。卵が入っているのは、私たちから見れば頭の部分。正確に言いますと、タコの胴体にあたります。イイダコの漁は一年中行われていますが、大きく成長して、卵をもつのが、冬から春にかけて、そこで、この季節が旬になっているというわけです。

さて・・・煮物にしてもよし、おでんに入れてもよし、ということで、食いしん坊たちに愛されているイイダコですが、釣り人の皆さんにも愛されています。
イイダコが暮らしているのは、水深10メートルほどの海底。昼間は、岩の間や、二枚貝の貝殻の中にひそんでいますが、夜になると、ひょっこり出てきて、エサを探しにでかけます。このイイダコの大好物は、貝。貝をエサにすれば、活動的な夜はもちろん、昼でもじゅうぶん釣ることができるそうです。いい場所に当たれば、ビギナーでも簡単に釣れて、しかも大漁も期待できるそうです。

そして、釣り糸につけるエサですが、疑似餌=ニセモノのエサでもいいそうです。たとえば、ラッキョウ!そう、カレーライスについてくる、あのラッキョウです。大好物の貝に似ているせいか、イイダコは白いものに飛びついてくる習性があるそうです。ですから、「白い陶器のカケラ」なんていうものも、疑似餌になるそうです。しかし、貝だと思ってラッキョウに飛びついたイイダコさんは、「え、なにこれ?」とびっくりするかもしれませんね。びっくりしたまま釣り上げられて、私たちの食卓へ…。なんて考えたら、ちょっと可哀そうになってきました。せめて、おいしく、ありがたーく、いただくことにいたしましょう。

さてさて、今が旬のイイダコについて、もうひとつ雑学を紹介しておきましょう。
日本では、ずいぶん昔からイイダコを食べていました。それを裏付けるのが、弥生時代の遺跡から出てきたタコ壺。素焼きの壺で、イイダコが入るにはぴったりなサイズ、縄を通す穴もついています。太い一本の縄に、細い縄を枝のようにつけ、ここに素焼きの壺をつけて海に沈めていたようです。岩の間や貝殻に身をひそめる習性をちゃんと知っていて、それを利用したんですね。年代が進むと、底に穴を開けたり、コップ型になったりと、少しずつ形が変わっているようです。きっと、「少しでもたくさんとりたい!たくさん食べたい!」という思いで改良を加えていったのでしょうね。弥生時代の人たちも「うーん、この卵の食感がたまんないんだよね」なんて言いながら食べていたのでしょうか。そう考えると、弥生人の皆さんにちょっと親近感がわいてきます。

番組では皆さんからのおたよりをお待ちしております。
おハガキは、〒107-8066 TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」まで。メールは、番組のホームページから、お送りください。お便りを採用させていただいた方には、クオカード三千円分と、CMでお馴染みの曲、「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。