お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


中村勘九郎さん「MASACA!額に『赤坂』、なぜ・・・」

コシノジュンコ MASACA

TBSラジオで日曜17時から放送中の『コシノジュンコ MASACA』
コシノジュンコが今、気になる人をお招きしお話を伺います。
2015年9月20日(日)、27日(日)は、歌舞伎俳優6代目 中村勘九郎さんをお招きしました。

MASACA!額に「赤坂」、なぜ・・・

ゲスト:歌舞伎俳優6代目 中村勘九郎さん part1

出水:1981年、故18代目中村勘三郎さんのご長男として誕生。4歳から舞台に立たれて、2012年に6代目中村勘九郎を襲名。活躍の場は歌舞伎のみならず、映画、テレビ、現代劇と、多岐にわたっております。今日は、稽古場におじゃましているですよね。

JK:素適ですね。

今回は、9月25日まで、赤坂大歌舞伎が上演されているということで、お邪魔させていただきました。2008年、2010年、2013年に続いて、今回で・・・

中村:4回目ですね。

出水:如何でしょうか。

中村:なんだろう、なんか、4回って、聞くと長いと思うんですけど、あっと言う間でしたね。2008年のときにウチの父が赤坂で歌舞伎をやりたいと始まって、で、街ぐるみで応援してくださってですね。とても大入りで、好評いただいて、次の2010年にやらさせて頂いて、2013年、そして今年ですね。

JK:浅草大歌舞伎と違って、都会の真ん中で、赤坂っていう、ちょっとユニークなところですけど、また歌舞伎座と違って・・・

中村:あのぉ、色っぽい街だなと思いましたね。芸者衆もいますし、ごはん屋さんだったり、古くからやっているお店とか、ありますから、街と一体になって、歌舞伎が行われるので、あの、やってる側としては、とてもやりやすいというか、楽しいですね。

出水:今回の演目なんですけど、古典を選ばれたということで、「操り三番叟」と「於染久松色読販 お染の七役」。

中村:はい。

出水:古典を選ばれたのは、どういった。

中村:私達、新しいことにチャレンジするというのも大切なんですけど、まずは個展を面白く今のお客様にも楽しんでいただけるように上演できなければいけないな、という使命が・・・

JK:でも古典っていうと、古臭くて重い感じがするんですけど、なんか今回の、そんな感じはしない・・・昔、やったというだけで、いいものはずっと永遠にいいんじゃないですか?

中村:そうなんですよ。だから、これから僕らの課題が、江戸時代に初演されたときに、本当にフィーバーというか、

そうですよね。

中村:おもしろい!ってなって、今まで続いているものを、その当時面白いと思った感じを、ずっと続けていかなければ、いけないなと思いまして。

JK:いいものはずっと続けていく、使命はありますよね。

中村:そうですよね。

JK:江戸時代って面白かったんじゃないですか?あの時代に生まれたかったわね。(笑)

中村:本当にそう思いますよ、だって、大金持ちですもの。

JK:外の文化が全然はいらなくて、日本独特のやりたい放題っていうかね、そういう環境がそうだし、みんながお囃子みたいな感じで、あのウキウキした感じ、歌舞伎に行くのにおしゃれしたり、花火があったり、次々遊びまくったっていう感じ?

中村:まくったっていう感じですね。

JK:それをやっぱり再現してもらいたい。

出水:眼のまえにポスターを頂いているんですけど、「操り三番叟」のときの、勘九郎さんの隈というですか?眉間に「赤坂」と赤い文字で・・・。

中村:この「操り三番叟」の三番叟というのは、五穀豊穣を祈った踊りで、お祭りのときとか、お祈りのときの踊りなんですけど、この操りというのは、糸であやつられているお人形さんなんですね。で、この三番叟の隈は、なんでもいいんです。

JK:全部自分でかかれるんですよね。

中村:初演のときは12月だったんで、クリスマスのときはツリーを書きました。

出水:えー!ユニーク!(笑)

JK:何書いてもいいんだ!毎日変えたりして・・

中村:毎日変えましょうか?

出水:お客様にとって、ちょっと目を凝らして・・・

中村:TBSでやるんですから、TBSの番組を宣伝しなくちゃ(笑)ブランチとか書いて(笑)

出水:わぁ嬉しい(笑)

JK:そういうユーモアっていうか、自由なところが、これからもずっと長く続けていかれて、面白いっていうの、面白いっていうのが大切だと思うんですよね、若い人に見てもらうにしてもね。

出水:今回、先生は、お染の七役の衣装が気になると・・・

JK:私ね、七変化って一体どうなっているのか、裏からこっそりみたい・・・

中村:嬉しい。是非!是非見に来てください。

JK:いいんですか!

中村:これ大変なんですよ。

JK:いつもビックリしているというか・・・わからない。引き抜きだったら一瞬で出来るけど
、限られますよね。

中村:そうですね。

JK:どうしても分厚くなっちゃって、・・・7つも全部、いや着付けさんが、もう戦争ね。

出水:すごいですね・・・。衣装も魅力的だと思うんですけど、初心者の方が、歌舞伎をご覧になった際に、ここを見たら面白いんじゃないかという見どころはございますか?

中村:そうですね。まず最初の「操り三番叟」というのは、20分くらいの踊りなんです。なので前菜の様に見て頂ければ、コミカルな踊りもありますし、ダイナミックな踊りもありますし、簡単に観られる演目です。そして「お染の七役」は、ちゃんとした本もあって、早変わりもある。だからエンターテイメントとして見て頂ければと思いますね。

JK:見た目もスペクタクルだし、ファッションショーじゃないけれど、あの当時はファッションショーじゃないですか?

中村:そうだと思います。

=赤坂大歌舞伎インフォメーション=
於:赤坂ACTシアター
2015年9月7日(月)~9月25日(金)
S席11,500円 A席8,000円 B席4,000円(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

公演日時/チケット情報など詳細は
赤坂ACTシアター 赤坂大歌舞伎 紹介ページで!
http://www.tbs.co.jp/act/event/ookabuki/

=オンエア楽曲=
M1. Mother Popcorn / James Brown
M2. The Miracle / Queen

幼稚園の卒園のときに父勘三郎さんがMASACA!

ゲスト:歌舞伎俳優6代目 中村勘九郎さん part2

出水:ジュンコ先生は歌舞伎はよくご覧になりますか?

JK:親が好きだったものだから。

中村:あ、そうなんですか?

JK:そうなんですよ。呉服屋でしょ。結構「和物」が好きで。そういうのに反発してファッションかもしれない。また戻ってきますよね。だから、 中村雀右衛門さんとか、仲良かったです。

中村:そうですか!

JK:でもみんないなくなっちゃうじゃないの。寂しい。

中村:雀右衛門のおじさまは格好よかった。ジムに毎日通って体を鍛えて、皮ジャン着て。

JK:だから私の洋服、結構持っているんですよ。「コンチハー!」とか言って。

(笑)

JK:わかるでしょ。軍靴履いてくる。だって戦争に行った歌舞伎俳優っていう。

中村:いま生きていらっしゃったら95とかですね。

JK:あの方、コロッと変わるものね。普段と、女役、娘役になると、もう可愛くなっちゃうんだけど、普段は凄い面白い。そういう二面性っていいですね。

中村:そうですね、ギャップって言うのはね。

JK:なにしろもう、お父様の勘三郎さんも、ものすごい実験したでしょ。挑戦したっていうか。その勇気に、ものすごくあっぱれだったものですから。よくやるな。

中村:本当にそうだと思います。ありがたいことに、この赤坂大歌舞伎もそうですし、渋谷のコクーン、中村座もそうですけど、いま、父の跡を継いでやらさせて頂くだけでも大変なのに、これを生んだ力っていうのは、最初に一発目やるっていうのは、ものすごいことだったんだなって。

JK:勇気ありますよね。長い歴史を、まぁ言えば無視して、裏切りというか、そこの挑戦が凄いじゃないですか。若い頃からそうですよね。

中村:そうですね。渋谷のコクーンでやるときに、泣かれたんですって。「渋谷なんかで、そこまで落ちちゃったのね。」って。

JK:それがなんと、チケットとるの大変で。私も何度か、私もびちょびちょになりたいって(笑)

出水:古くからのお客様を大切にしつつ、裾野を広げるって、大切なことですものね。

中村:そうですね。

JK:いまからお父様を越えてやってみたいことって、あるわけでしょ。

中村:あります。衣装とかって、歌舞伎十八番ものの助六の衣装もそうですけれども、紫の鉢巻きで、赤い褌で、黄色い足袋で、、、もう越えられないんですよ。変えようと思っても・・・

JK:やりすぎてもダメだし、まもとはつまらないし、まともで当たり前だし。そこの微妙なセンスですよね。

中村:そうですね。

JK:お客様に受けるだけで、ただ面白いだけじゃなくて、やっぱりこう、粋でカッコいいっていうのが、カッコイイ謙虚ですよね。

中村:ただやればいいっていうものじゃなくて、本当に先生のおっしゃる通り、センスというものが問われると思います。やっぱり新しいもの、皆さんやってらっしゃるものありますけど、本当に「やればいい」っていうことじゃなくなってくると思いますね。

JK:だけど、それを越えて、今後を託された、、、DNAにあるわけだから。

JK:勘九郎さんにとってMASACA!ってなんですか?

中村:嬉しいMASACAは、こうやってお逢いできることですよ。だって幼稚園から、はい。

出水:え?先生、幼稚園から知っていらっしゃるんですか?

JK:わたしが幼稚園じゃないわよ(笑)

中村/出水:(笑)

JK:家の息子と同じ幼稚園なんですよね。

中村:そうなんです。ひとつ上の先輩で。

JK:だからお迎えに行くでしょ。その時にね、年少さんが年長さんをお送りするときに、出し物を父兄代表で、勘三郎さんが踊ってくださったんです。

中村:え?やってました!?

JK:それは子供がいなくて、父兄だけですから。キッチンから、紋付き袴で出てきて、何を踊ったか覚えていないんだけど、見届けました。

中村:ちゃんとやってたんだ!ちゃんとやってたんですね。

JK:そうですよ!可愛くて可愛くてじゃないですか。勘太郎の頃ですよ。

出水:まぁ、贅沢。

JK:私も手伝って、パリコレやってる最中だったから。

中村:大変!

JK:だけどそれだけはどっぽりやりましたよ。

中村:お母さんたちが大変なんですよね。

JK:そうなのそうなの。懐かしい。

中村:そのときからですからね。

JK:だから是非、幼稚園で踊ってください。

中村:そうですね、やります。

JK:キッチンから出て。

=オンエア楽曲=
M1. Baby You’re Mine / Basia (ポーランド出身)
M2. A Kind Of Magic / Queen

ピックアップ