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放送中

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岡本知高さん「MASACA!生まれつき、この声です!」

コシノジュンコ MASACA

TBSラジオで日曜17時から放送中の『コシノジュンコ MASACA』
コシノジュンコが今、気になる人をお招きしお話を伺います。
2015年9月6日(日)、13日(日)は、岡本知高さんをお招きしました。

MASACA!生まれつき、この声です!

ゲスト:岡本知高さん part1

岡本:こんな声で、なんか生まれつき、ソプラノの声を持っていたんですよ。

出水:女性のソプラノの音域をもつ、男性・・・

岡本:いわゆる普通に女性のソプラノ歌手って想像したときの声ですよね。一応お医者さんに見て頂いたら、ちゃんと変声はして、大人の喉になってはいるそうです。不思議だよね。

JK:普通、男性のソプラノってありえないものね。テノールとかならわかるけど。

岡本:成人した男性が裏声で歌うカウンターテナーっていう声があるんですけど、カウンターテナーは大体男性のアルトの声を差すんですよね。女性の中では低めのパートなんですけど、ソプラニスタっていうのは、もう一つ上の女性ソプラノの声を、成人男性の僕が生まれながらの力で出すという。

JK:世界にもいないんですか?

岡本:裏声でか細く美しく出される方は沢山いるんですけど、僕の場合は肺活量が1万3000ccあって・・・

JK:そんなにあるんですか!

岡本:この生まれつきデカい身体なんで

JK:小学校の時から大きかったのよね。

岡本:ちっちゃい頃から大きかったんですよ。

出水:岡本さんは裏声はお持ちなんですか?

岡本:厳密は裏声で歌っているんだと思うんですよ。でも普段のこの声も、創っているわけではなく、地声なんですよ。

JK:その声で曲を付けるとオペラになっちゃうし、ということなのよね。

岡本:特別なテクニックを使って裏声を出しているわけではないんですよね。

JK:普通は手術して、それでずっとその声を保つために、大変な手術するんでしょ。

岡本:今ではその手術は禁止されているんですけど、オペラの発祥の時代、西暦1600年ころ、日本だと関ヶ原の戦いの時代ですよ。その時代に生まれたのがカストラートという、男性の高い声を、子供の頃から大人になっても維持していくという。

JK:それはカトリックとしては、違反ということよね。

岡本:そうですね、それはカトリックの歴史、クラシックの歴史の中でも、身体を人為的に動かしてでも声を出したというね。

JK:それなのにナチュラルに声を出したという。世界でもひとりなんですよね。

岡本:探したらいると思うんですけどね。高知県の四万十川のほとりでうまれた僕が、なんでこんな声を授かったのかね、よく考えます。

出水:考えてなにか、たどり着いた結論みたいなものってありますか?

岡本:やっぱりね、日本人としてオペラに接するという、立場とか、、、それから田舎に生まれたこと、東京じゃなくて高知の田舎に生まれたというのは、歌を歌うときに財産なんですよ。

出水:と、言いますと。

岡本:やっぱり自然の豊かさとか、香りとか、間隔とか、それからやっぱり人の温かさ、都会では味わえないものが沢山あるので・・・そういったものを先に知って、東京に来て、フランスとか海外に住んでみて、という色々な財産の幅が、田舎にうまれたおかげでとっても大きい。

岡本:だから僕のコンサートは絶対に僕の地元のおっちゃんおばちゃんたちが楽しんでくれるようなものにしないと、クラシックが好きな方だけが楽しいものじゃなくて、皆が「行って良かったね」って思ってくれるような温かいものにしたい。

JK:高知じゃアレでしょ、、、オペラとかクラシックとか、、、、、

岡本:無いもん!

出水:そうですよね。高知出身の方が世界的オペラ歌手になるというのは、誇りだし、宝でしょうね。

岡本:だから最初は一生懸命、イタリアのオペラ発祥の時代を勉強して、男性のソプラノ歌手だから歌える曲を探したんですけど、いや、違うな、と。声が高いから歌っているんじゃないぞと。自分の大和魂で、美しい故郷の高知の風景いっぱい詰まった岡本知高を唄で表現したいですね。

JK:ダイナミックでいいわよね。ダイナミックだけど、考え方がナチュラルで大き。

岡本:格好つけてもしょうがないなと思って。

=岡本知高さんコんサート情報=
Concerto del Sopranista 2015 東京公演
【期日】2015年9月27日(日) 14:00開演
【会場】東京オペラシティ コンサートホール
【チケット】 6,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可
【出演】 岡本知高(ソプラニスタ)、河原忠之(ピアノ)、音楽案内人
【ご予約・お問い合わせ】サモンプロモーション: 0120-499-699 (1000~18:00)

=オンエア楽曲=
M1. カーネーション / 椎名林檎
M2. 誰も寝てはならぬ / 岡本知高

高校3年生で歌をはじめて、コンクールで・・・

ゲスト:岡本知高さん part2

出水:先週岡本さんは高知県出身というお話がありましたが、宿毛市のご出身なんですね。

岡本:宿毛って、「やどる」「け」と書きます。「すくも」と読みます。それで、高知県の高知を反対にすると、僕の名前の知高になるんですけど・・・

出水:ほんとだ!

岡本:これはね、偶然なんですよ。知恵とか徳が高くなるようにって。

JK:美意識が高い?

岡本:声は高いです。「♪~」。

出水:今週も美声を出し惜しみなく。

JK:どっから出るか、とにかく全身が楽器だからね。

出水:お会いして、太陽みたいな方だなあ、と思うんですけど。

岡本:服が赤いからじゃないですか?(笑)

出水:確かにそれも眩しいんですけど、小さい頃から明るい方だったんですか?

岡本:高知の、南国の明るいサンサンと照り付ける太陽を浴びて、スクスクと育ったような、ウチの母が一番好きなひまわりのような。

出水:いいですねえ。

JK:お母様も大きい?

岡本:母はふくよかではありますけど、僕程大きくはなくて、父は筋肉質なので、両方もらって、歌うには丁度良かったかもしれない。

JK:声の質っていうか、ご両親は

岡本:母と父は、実は町の小さなコーラス、合唱団。で知り合って結婚した二人で・・・

JK:音楽一家ね。

岡本:ウチの兄ちゃんはヘヴィメタルやってたし、姉は保母さんの資格を持っていて、家族そろって音楽が大好き、子供が大好きで、お姉ちゃんが弾くピアノに憧れて、僕もピアノをね。5年生からはじめたんです。

出水:最初はピアノだったんですね。

岡本:というのも子供の頃、足が悪かったんです。今ではほぼ完治しているんですけれども、養護学校で治療しなくちゃいけなくて、小学校1年生から5年生まで。

JK:そこで知り合った子供って、同じくらいの年頃でしょうけど、いまでも関係ありますか?

岡本:ありますよ。今でも年賀状のやりとりとか、あったり。高知のコンサートに車椅子で頑張って観にきてくれたり。

JK:パラリンピックで、是非活躍されて。

岡本:いいね!

JK:日本でパラリンピックって、すごい大切ですよ。特別だから、絶対関係した方がいいと思うなあ。

岡本:素適かもしれない。いいなあ。

JK:そこで歌うとか。

出水:今のお話ですと、最初はピアノから音楽にということですけれども、声を使おうと思ったのはいつ頃・・・

岡本:声を出すに至るには5年生から随分かかって、実は中学高校ではピアノを吹奏楽部に入って、サックスを吹いて、吹奏楽に本当にどっぷり浸かって、将来は吹奏楽を教えられる音楽の先生になろうと思って・・・

出水:肺活量すごそう。

岡本:肺活量も、そこで鍛えられて。

岡本:それはオペラにとってはいいわね。息が長いっていうか。

岡本:とっても。管楽器をやるのは大事だし。弦楽器でもなんでも呼吸っていうのは音楽家にとって大事ですから。吹奏楽出身の歌手って、意外に多いんですよ。

そうなんですね。でも、先生になりたいという志して、どういったその先のストーリーが。

岡本:音楽の先生になるんだったら、ピアノも歌も、サックスも勉強したいなあ、と、音楽大学行って。受験にピアノがあるんですよね。音楽教育の方を目指そうとしたら、歌が入ってきたんです。高校3年になって、受験ギリギリになって歌をはじめた人間で・・・

出水:割と・・・

岡本:遅かったですね。

JK:それは先生が、発見ていうか、声楽家へ行ったらいいですよ、って言われたんですか?

岡本:そう。最終的に教育じゃなくて、その特殊な男性ソプラノの声は滅多にいないから、その個性を伸ばした方がいいし。

JK:いい先生に出逢いましたね。

岡本:ホントにね。

JK:最初は先生もビックリされたんじゃないですか?声質を聴いて。

岡本:最初はね、ふざけるな、って言いましたよ。(笑)

JK:その声で歌っている時?

岡本:そう(笑)。先生が弾くピアノの音よりも一オクターブ高い声で歌っちゃったんですよ。で、先生は仰天されて、ふざけないで、低い声で歌ってみましょう、って教えてくださって、最初はね。で、僕が低い声は出ないんですって。そうしたら先生が、その場で東京の音楽大学に電話してくださって。「こんな声の子がいるんだよ」って。

出水:その場で!?

岡本:まだ当時は男性の高い声って言うのは、そんなに知られていなくてね。もののけ姫の米良美一さんがその後パイオニアとして、日本の声の高い男性の地位を築いてくださいましたけど。
当時は僕もコンクールに高校3年生で出たときに、1位を付ける先生下位を付ける先生と、最下位を付ける先生に、丁度真半分。

出水:へぇー。

岡本:「うわあ、ビリつけられた先生どうしよう」「大丈夫だよ、こいつらはまだ声について来ていないだけだよ」って言ってくださって。

JK:うわあ、素敵な先生。

岡本:珍しいから、感覚が分かんないっていうことありますよね。聴いたことないって。

出水:でも、高校3年生で始められて、すぐコンサートに出るという。

岡本:おかしいでしょ?どんだけ出たがりなんだって(笑)

=岡本知高さんコんサート情報=
Concerto del Sopranista 2015 東京公演
【期日】2015年9月27日(日) 14:00開演
【会場】東京オペラシティ コンサートホール
【チケット】 6,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可
【出演】 岡本知高(ソプラニスタ)、河原忠之(ピアノ)、音楽案内人
【ご予約・お問い合わせ】サモンプロモーション: 0120-499-699 (1000~18:00)

=オンエア楽曲=
M1. Don’t Stop ‘Til You Get Enough / Michael Jackson
M2. ボレロ / 岡本知高

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