■難易度はハード! ドキドキ感を求める
「マイゲーム・マイライフ」のゲストに岡田義徳さんがやってきました。岡田さん、淡々と落ち着いた喋りとは裏腹に、かなり過激なゲーム体験を求めるタイプなようでした。難易度が相当高いと言われている「レインボーシックス」でも、ハードモードでプレイしているようで……。
宇多丸「レインボーシックスはシビアですよね。迂闊に進めないじゃないですか」
岡田「コースがイージーとノーマルとハードがあって、ハードでやるんですよ」
宇多丸「……! 難易度ハード派ですか!」
岡田「ハード派です」
宇多丸「えー! レインボーシックスのハードってもう……!」
岡田「一発終わりの」
宇多丸「そうですよね。絶対ミスできないし。あと、結構敵が同時に襲い掛かってくるやつとか。めっちゃツラいじゃないですか!」
岡田「もう何回も何回もシミュレーションして、そこをクリアしていくのが楽しいんですよね」
宇多丸「昔から難易度はハード派ですか?」
岡田「最初はイージーでやってました。そこから、より緊張感のあるものを求めて、やっぱりハードに」
宇多丸「先ほどから、リアルな(ゲームの)ほうが緊張感があるとかおっしゃってますけど、やっぱりそういう、緊張感を高めるのを求めるんですね」
岡田「そのほうがたぶん、好きなんでしょうね。ドキドキしているほうが」
過去の放送回の傾向からしても、この難易度の好みも、人によってキレイに分かれる印象です。
・難易度ハード派/イージー派
・RPG派/RPG苦手派
・レベルを上げる慎重派/レベル上げ面倒くさい派
・ムービーを見る派/飛ばす派
・対人ゲーム派/ひとりでやりたい派
このあたりが人によって派閥が分かれる項目だと思います。ちなみに私は難易度イージー派で、RPG派で、レベル上げる慎重派で、ムービー見る派で、ひとりでやりたい派です! 皆さまはいかがでしょうか?
■今回のピックアップ・フレーズ
岡田「ゲーセンに行くような土地じゃなかったというか。岐阜のど田舎だったので、ゲーセンに行くには電車に乗って30分くらいかけて岐阜市内まで行かなきゃならないんですよ。そうするとリスクがあって、カツアゲ……」
宇多丸「当時はね(笑)。そうですよね!」
岡田「カツアゲ、恐喝、そういうものがたくさんあったので、行くには結構な根性と腕力が必要だったので、絶対行かなかったですね」
宇多丸「ははははは」
文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)