TBSラジオ『TOMAS presents High School a Go Go!!』(毎週・月曜夜9時~9時30分)
「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまくいろんな話題にスポットを当て、高校生の興味ある話題や悩み、疑問など直撃取材などをする高校生応援プログラムです。ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。
▼メインパーソナリティ:TBSアナウンサー・石井大裕
▼2018年12月31日(月)放送後記
2018年最後の放送、スタジオは、
高校2年生の小林萌夏(こばやし・もか)さん、
高校2年生の太田瑞希(おおた・みずき)くんとお送りしました。
<高校生の主張>
毎回、TBSラジオキャスターが首都圏の高校に伺い、現役高校生たちから
学校生活にまつわる話題を取材します。
今週も、千葉県市川市にあります
「市川学園 市川中学校高等学校」をお訪ねしました。
千葉県有数の私立の進学校で、国公立や私立の難関大学に
数多くの合格者を出しています。
番組では、市川高等学校の「英語部」をお訪ねしました。
今回は、学校生活についていろいろと伺いました。
TBSラジオキャスターの田中ひとみによる突撃取材です。
田中キャスター
- 「海外、英語圏の国に行ったことはありますか?」
- 生徒
- 「去年、中学3年生の時、学校のカナダ研修に参加しました。海外は初めてでした。生の英語に触れられましたし、自然がきれいでした」(1年生 形部鈴奈さん)、「今年の夏、アメリカのワシントンDCとボストンに、(文部科学省の)『トビタテ!留学JAPAN制度』の審査に通って行くことが出来ました。市川高校には、この制度の経験者である校長先生や副校長先生がいて、提出する書類へのアドバイスをしてくださいます。こうしたことに挑戦しやすい学校です」(2年生 濱綾里さん)
田中キャスター
- 「『将来の夢』を教えて下さい」
- 生徒
- 「文部科学省で働きたいです。模擬国連に参加し、教育のことに興味を抱きました。日本の教育システムの向上に果たせたらと考えています」(2年生 湯浅空さん)、「シンクタンクで働きたいです。模擬国連への参加を通して『(国が抱える)問題を解決したい』と考えました。シンクタンクで情報を集めて、自分で『こういうことをやりましょう』と言っていきたいです」(2年生 濱綾里さん)、「アナウンサーになりたいです。英語部で人前で話す機会が増えて、話すことが好きだと感じました」(1年生 形部鈴奈さん)
放送では、将来の夢を英語で話していただきました
電子黒板に、歓迎のメッセージを出していただきました!
<課外授業>
「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」を
ゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。
今週も、弁護士で、テレビ番組のコメンテーターとしてもおなじみ、
住田裕子(すみた・ひろこ)さんをお迎えしました。
31日の放送では「住田先生の高校時代は?」などについて伺い、
「高校生へのメッセージ」をお話しいただきました。
住田裕子さん。
兵庫県出身。東京大学法学部を卒業後、東京や大阪などで検事を務め、1989年には女性として初の「法務大臣秘書官」を務めました。1996年に「弁護士」に転身、様々な事件や問題に取り組む傍ら、テレビ番組「行列のできる法律相談所」などに出演、「法律の母」として親しまれました。テレビ番組のコメンテーターとしてもおなじみで、難しい法律問題をわかりやすく解説しています。
- 石井大裕アナウンサー
- 住田先生は、学生時代、部活動はどちらに入っていましたか?
- 住田裕子さん
- 「卓球部」でした。中学時代には(出身地の)兵庫県加古川市で、個人と団体で優勝しました。卓球は、今でこそ「カッコいい!」と注目されていますが、私が所属していた当時は「暗い」と言われていました。ですから「福原愛さん」には感謝しています(笑)。こうして振り返ると、私は、皆がやらないこと(女性がなかなか進まない法律の道、卓球部)を経験してきましたね。今、やってよかったと実感しています。(卓球は)年齢を重ねても出来ますしね。
- 石井アナ
- 住田先生が「大切にしている言葉」は?
- 住田裕子さん
- 「真実は何よりも強い」です。隠していたものや誤魔化していたものが露わになってきていますね。「人間の価値は死ぬまでわからない」という言い方もされますが、私は、けっこうその前にわかることも多いと感じます。そうすると、誠実に生きたい、「真心を大切に」ということも含めて、全て「真実」だと思っています。
- 石井アナ
- 高校生や中学生へのメッセージをお願いします
- 住田裕子さん
- 皆さんの将来はずっと長いです。失敗を恐れずにいろいろなことにチャレンジしてください。恥をかくことが出来るのは若いうちだけです。若者は、いわば「恥をかく権利」を持っているのだから、どんどんチャレンジして、失敗して、大きくなってください。
《おまけの一枚》
市川高校英語部に刺激を受けた2人。
小林萌夏さんは「世界的な女優」を、
太田瑞希くんは「世界的イラストレーター」を、
それぞれ目指すと話していました。
2018年最後の放送で、未来への力強い決意を聞けて
とても充実した内容で一年を締めくくることが出来ました。
2019年も、全力で、高校生の皆さんを応援します!
皆さん、寒さに注意して、素敵な年末年始を過ごしてくださいね。
2019年もよろしくお願い申し上げます。