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『走れメロス』が落語に!

ラジオシアター~文学の扉

毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】

今回はゲストに石井正則さんをお迎えして、「ラジオドラマ 脚色大賞」の受賞作品をお届けしました。

太宰治の『走れメロス』を自由な発想で脚色した作品が151篇も届き、審査が荒れるほどの良作揃いだったそうです。
今回ラジオドラマでお届けするのは最優秀賞作品、飯高順さんの落語「寝るな、怒るな、走れメロス」です。
スタジオにいらした飯高さんは、自分が書いたことを忘れて楽しんだと仰っていました。
役者さんの手によって脚本の言葉が自由に踊り出すような瞬間は、収録に立ち会う喜びのひとつだと思います。

落語というだけあって、言葉の分量がいつもより多く、疾走感を保ちながらどんどん進む掛け合いに、中嶋さんと石井さんは水分補給も多め。体育会系な収録風景でした。

メロスを石井さん、セリヌンティウスを中嶋さんが演じる予定でしたが、落語らしさを考えセリヌンティウスも石井さんが担当することに。
お二人ともリハーサルでは演じ分けに苦戦していたようでしたが、本番への調整が見事。
まさに落語のように、一人が次々とキャラクターを編み出し、ワクワクするラジオドラマとなりました。

石井さんの演じ分けを見ていて、どの人物にもどこか茶目っ気があり、キャラクターの膨らませ方も素晴らしく、子供たちへの読み聞かせにぴったりだと感じました。
すると、今回の作品の脚色をした飯高さんは保育園児たちのお遊戯会の台本を書いていたということがわかり「どうりで!」となりました。
テンポの良さと楽しさが作品自体にも表れていたと思います。

「脚色大賞」は、脚色する演目だけ決まっていましたが、中嶋さんと共に演じるゲストの方も決まっていて、当て書きしたら面白そうだという話が飛び出しました。
中嶋さんとゲストの方のバランスも様々なので、配役も考え所。
収録を見てきた中で、脚本と役者さんとの化学反応、中嶋さんとゲストの方との化学反応が毎回あるので、当て書きするとまた違った楽しみが増えそうですね。

次回の放送では、審査を白熱させた優秀賞の作品をお届けします。
お楽しみに!

By田上真里奈

※次回の放送はTBSラジオでは、通常と放送日時が異なります。
31日(月)午後3時から、お聴き逃しなく!

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